フジテック株式会社の企業概要

社名フジテック株式会社
本社所在地〒522-8588 滋賀県彦根市宮田町591-1
設立年月日1948年2月9日
代表取締役社長内山 高一
株式公開東京証券取引所 市場第一部
資本金125億3,393万円
事業内容エレベータ、エスカレータ、動く歩道の研究開発・製造・販売・据付・保守

フジテック株式会社の沿革

1948年 2月 故 内山正太郎名誉会長がエレベータの開発・製造・販売・据付・保守を目的として「富士輸送機工業株式会社」を創業
1962年 8月 国内初のビル内蔵型・立体駐車設備を納入
1964年 8月フジテック・ホンコンを設立
1965年 1月 大阪府茨木市の大阪製作所が稼働
1968年 9月フジテック・コリアを設立
1972年 8月フジテック・シンガポールを設立
1974年 2月 東京および大阪証券取引所市場第1部に上場
2月 「フジテック株式会社」に社名変更
3月 フジテック・ベネズエラを設立
1975年 9月 世界最高・最大を誇る地上150mのエレベータ研究塔が完成
1976年 7月 世界に先駆けて分速600mの超高速直流ギヤレス・エレベータを開発
10月 コンピュータ制御によるエレベータ群管理システムを開発
1977年 7月 フジテック・アメリカ・インクを設立
1978年 12月 マイクロコンピュータ制御方式のエレベータを開発
1979年 5月 フジテック・アルゼンチンを設立
10月 フジテック・マレーシアを設立
1980-1990
1980年 1月
フジテック・タイワンを設立
1981年 3月 フジテック・サウジアラビアを設立
7月フジテック・エジプトを設立
10月 フジテック・フィリピンを設立
1982年 1月 アメリカ・オハイオ州に世界最大規模のエレベータ工場を建設
6月 フジテック・UKを設立
9月 学習機能を備えたエレベータ群管理システムを開発
1983年 7月 マイクロコンピュータ制御方式の立体駐車設備「シティパーク」を開発
1984年 11月 VVVFインバータ制御方式のエレベータを開発
1985年 12月 フジテック・パシフィックを設立
1987年 3月 エレベータ遠隔監視システムを開発
1988年 2月 ファジーコンピュータを活用したエレベータ群管理システムを世界に先駆けて開発
1989年 10月 兵庫県の豊岡工場が稼働
12月 フジテック・インドネシアを設立
1990-2000
1992年 4月
ビル総合監視システム「セーフネット」を開発
8月 インドネシアのバタム工場が稼働
8月 フジテック・カナダを設立
11月 フジテック・ドイツを設立
1993年 3月 国内エレベータ業界で初めて国際品質規格「ISO9001」の認証を取得
9月 アメリカ・オハイオ製作所にエレベータ研究塔が完成
12月 エレベータ・マルチAVシステム「オービス」を世界で初めて開発
1994年 6月フジテック・ホンコンが「ISO9001」の認証を取得
8月 フジテック・シンガポールが「ISO9001」の認証を取得
1995年 4月 ニューロコンピュータを活用したエレベータ群管理システム「ニューロス」を世界に先駆けて開発
7月 韓国の仁川新工場が稼働
9月 世界で初めてロープレス・リニアエレベータの実証実験に成功
12月 中国中紡集団公司との間で合弁会社「華昇フジテック」を設立
1997年 7月 中国河北省廊坊市に華昇フジテックの工場が稼働
7月 グローバル・スタンダードの新型エスカレータ「Vシリーズ」を開発
12月 フジテック・UKが「ISO9001」の認証を取得
1998年 11月 ハードディスク記録方式のエレベータ防犯カメラ「セキュリア」を開発
11月 マシンルームレス・エレベータ「エシード」を開発
11月フジテック・コリアが「ISO9001」の認証を取得
12月 フジテック・タイワンが「ISO9001」の認証を取得
1999年 2月 華昇フジテックが「ISO9001」の認証を取得
7月 環境マネジメントシステムの国際規格「ISO14001」の認証を取得
10月 エレベータ遠隔保守監視システム「NEWゴールドメンテナンス」を開発
2000-2010
2000年 4月
エレベータ主力工場として滋賀製作所が稼働
4月フジテック・シンガポールが「ISO14001」の認証を取得
12月 フジテック・エジプトが「ISO9001」の認証を取得
2001年 1月 駅舎用エレベータ「ラクール」を開発
4月 世界初のダブルデッキ・エレベータ「フレックス-DD」を開発
9月 新型マシンルームレス・エレベータ「エシード-e2」を開発
12月 中国・上海市に合弁会社「上海華昇フジテック」を設立
2002年 3月 上海華昇フジテックのエスカレータ工場が稼働
3月 華昇フジテックの第2工場が完成
4月 世界初のエレベータ新駆動システム「タロンドライブ方式」を開発
9月 業界で初めて「遮煙エレベータ乗場ドア」を開発
10月 新型エスカレータ「GSシリーズ」を開発
2003年 2月 オーダー型エレベータ「XJシリーズ」を一新
6月 改修目的別に対応した「モダニゼーション・パッケージ」を開発
9月 世界初のエレベータ用プラズマクラスターイオン発生装置「イオンフル」を開発
10月 フジテック・コリアが「ISO14001」の認証を取得
11月 上海華昇フジテックが「ISO9001」の認証を取得
12月 中国・上海市に研究開発拠点「上海RDセンター」を設立
2004年 5月フジテック・インドを設立
8月フジテック・ベトナムを設立
2005年 1月 新型マシンルームレス・エレベータ「エシード-α」を開発
2月 フジテック・UAEを設立
11月 上海RDセンターの新社屋が完成
2007年 3月 地震時にエレベータの安全性を更に高める地震対応機能を開発
5月 上海華昇フジテックの新本社社屋および新エスカレータ工場が完成
5月フジテック・アルゼンチンが「ISO9001」の認証を取得
2008年 2月 東京本社を開設し“ビッグウィング”との2本社体制を構築
4月 新型マシンルームレス・エレベータ「エクシオール」を開発
4月 新型エスカレータ「GS-NXシリーズ」を開発
11月 フジテック・ホンコンが「ISO14001」の認証を取得
2009年 4月 上海華昇フジテックが「ISO14001」の認証を取得
4月フジテック・マレーシアが「ISO9001」の認証を取得
5月 業界初のレーザー方式ひも状物体検出装置「ドアエッジセンサー」を開発
10月 超高層建物に対応したエレベータ地震対策機能を開発
12月 エスカレータの安全性を高める「フットセーフティーセンサー」を業界で初めて開発
2010~
2012年 1月
主力機種「エクシオール」の機能を充実化させた商品を販売開始
7月 フジテック・タイを設立
10月 既設エスカレータの新リニューアルメニュー「フィットinトラス工法」を開発
2013年 4月 高齢者福祉施設向けに「エクシオール」のパッケージ商品「Sパッケージ」を販売開始
2014年 3月 華昇フジテックに新エレベータ研究塔が完成
10月フジテック・ランカを設立
10月 フジテック・コリアの仁川工場
リニューアル工場完了
11月 グローバル標準型エレベータ「ZEXIA(ゼクシア)」を開発
2015年 6月 フジテック・ミャンマーを設立
2016年 3月 台湾の新竹工場のリニューアルが完了
以上、公式サイトより引用

フジテック株式会社の事業ビジョン

未知のものを追い求め、「未来の種」を育む事によって常に前進してきたフジテック。フジテックが掲げる未来へのビジョンは、未来の空間移動への挑戦、創造です。未来の一歩先を行くことを常に意識してきたフジテックは常に新しいことを行ってきました。

フジテック株式会社の事業ポートフォリオ

フジテックは創業から現在に至るまで、一貫体制で事業を展開してきました。昇降機(エレベーター)を作り続けてきたフジテックだからこそ一歩先の事がはっきりと分かります。専業メーカーとしてフジテックはエレベーターにしっかりこだわってきました。だからこそ、これから行うべきことがはっきり見えているんです。

フジテック株式会社はエレベーターの一生をお世話するメーカー

エレベーターの寿命は一般に考えられているよりも長く、その間に多くの人に利用されます。しかし、エレベーターを長く利用するにはメンテナンスが必要。フジテックは生産、据え付け、保守、リニューアルのすべてを自社で行っています。まさにエレベーターの一生をお世話する企業なんです。

研究・開発拠点をもつフジテック株式会社

フジテックは国内に3つの研究・開発拠点を持っています。これらの開発拠点にて、新しい製品を開発したり、更に快適なエレベーターを創り出すための努力がされているんです。メンテナンス・リニューアル技術の開発も行われているんですよ。

フジテック株式会社の事業案内、サービス紹介

フジテック株式会社が製造す展望用エレベーター

エレベーターは単なる移動手段ではなく、エンターテイメント性を持ち合わせた物となっています。フジテックの展望用エレベーターは定員9名で、ガラス張りの部分からはきれいな外の景色を見ることができます。

フジテック株式会社の高速エレベーター

フジテックの技術は高速エレベーターにも革新をもたらしてきました。最大定員30名、積載2トンという超大型エレベーターもあるんですよ。高速エレベーターは設定する事によって分速105メートルを超える速さになるんです。望京SOHOや東京ミッドタウンといった有名なビルディングにフジテックの高速エレベーターは採用されています。

様々な場所で使われているフジテックの技術

フジテックは新しい技術や製品を生み出すことにももちろん熱心ですが、メンテナンスにも極めて積極的です。ゴールドメンテナンス契約はリモート点検や遠隔救出、遠隔監視などのサービスもカバーしています。フジテックのサービスの全ては自社で一貫した事業展開を行っているので多角的なサポートができるんです。引き続きエレベーターの世界に革新を起こしてほしいですね。