株式会社フリークアウト・ホールディングスの概要と沿革
フリークアウトの概要
社名 | 株式会社フリークアウト・ホールディングス |
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本社所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木6-3-1六本木ヒルズクロスポイント5F(総合受付) |
設立年月日 | 2010年10月1日 |
代表取締役GlobalCEO | 本田 謙 |
代表取締役社長 | 佐藤祐介 |
株式公開 | 東証1部 |
資本金 | 11臆6,077万7,400円(2016年9月末現在) |
事業内容 | グループ会社株式保有によるグループ経営戦略の策定・管理 |
フリークアウトという名称は、米国出身のミュージシャンのフランク・ザッパ氏が
1966年につくった最初のアルバム名から付けられた社名です。
フリークアウトの創業者(本田 謙)は、20代のころ、ロボット開発や生物化学研究
のかたわらで、音楽作家も行っていたため、好きなミュージシャンのアルバム名から
付けたのだと思います。
また、「freak out:フリークアウト」の句動詞の意味の「訳のわからないことをする」
や「(人)をびくびくさせる」などから連想させる、「今までの技術から飛びぬけた何かを
する会社」にしたいのかもしれません。
フリークアウトの主な沿革
2010年10月 | 当社設立 |
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2011年01月 | DSP「FreakOut」をリリース |
2011年01月 | 本社を東京都港区六本木に移転 |
2011年12月 | 本社を東京都港区南青山に移転 |
2012年04月 | 米国ニューヨーク州に子会社設立 |
2012年05月 | 本社を東京都渋谷区神宮前に移転 |
2012年05月 | スマートフォン向けサービスを開始 |
2013年03月 | プライベート・データマネジメント・「MOTHER」
のサービスを正式に開始 |
2013年04月 | ホワイトレーベルDSP構築ソリューション
「FreakOut For Agency」の導入パートナーに対し、 認定パートナー制度を開始 |
2013年06月 | 株式会社Preferred Infrastructureと合弁事業会社
株式会社インティメート・マージャーを東京都文京区に設立 |
2013年10月 | YouTubeにホスティングされた動画を利用した動画広告
配信サービスを提供開始 |
2013年10月 | シンガポール共和国シンガポール市に子会社
FREAKOUT ASIA PACIFIC PTE.LTD.(現連結子会社)を設立 |
2013年12月 | 株式会社イグニスと合弁事業会社 M.T.Burn株式会社
を東京都渋谷区に設立 |
2014年01月 | 本社を東京都港区六本木に移転 |
2014年06月 | 東京証券取引所マザーズに株式を上場 |
2014年10月 | 大阪府大阪市に関西支社を設立 |
2015年07月 | プライベート・データマネジメント・プラットフォーム
[MOTHER]、スマートフォンでのGPS・Beacon情報に対応 |
2015年10月 | 株式会社インティメート・マージャーを連結子会社化 |
2016年05月 | モバイルマーケティングプラットフォーム[Red]をリリース |
2016年06月 | Japan Taxi株式会社と合弁事業会社の株式会社IRISを
東京都千代田区に設立 |
2016年07月 | 中華民国台北市ニ非連結子会社設立 |
2016年08月 | 株式会社電子広告社を連結子会社化 |
2017年01月4日 | 持ち株会社体制に移行し、フリークアウト・ホールディング
に社名を変更 |
株式会社フリークアウト・ホールディングスの新体制
フリークアウトグループは、2017年1月に持ち株会社体制に移行したため、株式会社フリークアウト・ホールディングスの100%子会社として、「株式会社フリークアウト」が新設されています。
株式会社フリークアウト・ホールディングスは、グループを統括する持ち株会社のため、グループ全体の経営戦略の策定や管理業務を行います。
そして、100%子会社の株式会社フリークアウトが、従来行っていたDSP事業を継承しています。
そのため、フリークアウトのホームページは次のようになりました。
株式会社フリークアウト・ホールディングス(https://www.fout.co.jp/)
株式会社フリークアウト(https://www.fout.co.jp/freakout/)
100%子会社の株式会社フリークアウトの概要
代表取締役社長 | 時吉啓司 |
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設立年月日 | 2017年01月04日 |
本社所在地 | 〒106-0032 東京都港区六本木6-3-1
六本木ヒルズクロスポイント5F(総合受付) |
事業内容 | DSP、DMPの国内外での開発、販売
DSPシステムのOEM提供 広告配信コンサルテーテーションの提供 |
持ち株会社 | 株式会社フリークアウト・ホールディングス |
株式会社フリークアウト・ホールディングスの経営理念
人に人らしい仕事を株式会社フリークアウト・ホールディングス 経営理念
フリークアウトは、機械にできることは、機械にまかせることで、広告業に携わる人たちが面倒な雑務から解放され、より人間らしいクリエイティブな仕事に専念できるようになると考えています。
そのため、フリークアウトグループは広告分野だけでなく、あらゆる分野で、自分たちのテクノロジーを活用することで、「人に人らしい仕事を提供する」ことをミッションにしています。フリークアウトは、そうすることで、より創造的な社会に貢献することを目指しています。
株式会社フリークアウトホーディングスグループの事業とは?
フリークアウトは、消費者の行動解析やビッグデータ活用などの技術で、広告の
価値を高めるアドテクノロジー(以下、アドテク)と言われる企業です。
その中で、フリークアウトは、広告代理店や広告主向け(広告を購入する側)
を対象とした事業を行っています。
広告を購入する側に対して
フリークアウトは、RTB(リアルタイム入札)を使った、
DSP(デマンドサイドプラットフォーム)を日本で初めて
開発導入(2011年)した会社です。
そして、フリークアウトは、このDSPを広告代理店や広告主向けに
提供する事業を行っています。
広告を供給する側に対して
フリークアウトは、広告を供給する側のSSP(サプライサイドプラットフォーム)
などのアドテクに対して、RTBインフラの導入支援やOEM供給をする事業
を行っています。
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注意:フリークアウト・ホールディングスは、2017年1月に持ち株会社に移行したため、従来のフリークアウトで行っていた事業について記載しています。これらの事業は、フリークアウト・ホールディングスの100%子会社(株式会社フリークアウト)に継承されます。
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株式会社フリークアウト・ホールディングスグループが急成長した理由
フリークアウトが、急成長した理由は「自社でプロダクト開発している」、ことと「DSP専業」であることが主な理由です。
自社でプロダクト開発していることのメリット
フリークアウトは、自分たちで開発生産しています。そのため、
内容や価値を十分に理解した人が営業に向かいます。
そのような営業がお客様に行くことで、生の声を聞くことができて、
直ぐに社内にフィードバックできるため、短期間で改良に繋がります。
このように自社で製品開発をしていることから、フリークアウトの
製品は、他社よりも早く開発することができたのです。
DSP専業のメリット
フリークアウトは、創業時からDSP専業で対応してきました。
従来のネットワーク広告事業は、広告を掲載する媒体側ともコンタクト
して対応しなければなりませんでした。
しかし、フリークアウトはDSP専業ですから、購入側である広告主や
広告代理店だけのサービスに集中できます。
そのため、フリークアウトの事業は、部門を問わず1つのミッションに
焦点をあてて取り組むことができました。
そして、多様な課題はありましたが、フリークアウトのお客様の課題にだけ、
集中することができ、早期に対応することができたのです。
以上のように、フリークアウトが急成長したのは、自社で製品開発を
しているために、お客様の声を直ぐにフィードバックできたことと、
単一事業のために、社内のマンパワーを広く分散させないで、集中して
課題に取り組むことが出来たからです。
このような体制で事業を行っているフリークアウトは、ベンチャー企業
の命とも言えるスピード感を維持しながら開発競争に打ち勝つことが
できたのだと思います。