日本電子株式会社の企業概要

社名日本電子株式会社
本社所在地〒196-8558東京都昭島市武蔵野3丁目1番2号
設立年月日1949年(昭和24年)5月30日
代表取締役社長栗原権右衛門
株式公開東証一部
資本金100億3,774万円
事業内容電子光学機器、分析機器、産業機器、医用機器の製造・販売

日本電子株式会社の沿革

1940年代
1946 (昭和21年)
千葉県茂原市で電子顕微鏡の試作研究をはじめる
1948 (昭和23年) 皇太子殿下 (現天皇陛下) ご来駕の栄を賜る
天皇陛下 (昭和天皇) 、朝日新聞社講堂において当社電子顕微鏡をご高覧
1949 (昭和24年) 株式会社日本電子光学研究所設立 (東京都三鷹市)
電子顕微鏡 JEM-1完成
1950年代
1955 (昭和30年)
フランス原子力委員会よりJEM-5G 電子顕微鏡を受注
(海外からの初受注)
1956 (昭和31年) 国産初の核磁気共鳴装置 (NMR) JNM-1完成
1960年代
1961 (昭和36年)
昭島製作所1号館第1次工事完成
社名を日本電子株式会社に変更
1962 (昭和37年) 東京証券取引所第二部に株式上場
X 線マイクロアナライザ JXA-3完成
初の海外現地法人JEOLCO (U.S.A) INC.設立
(平成5年4月、JEOL USA,INC.に社名変更)
1963 (昭和38年) 二重収束質量分析装置 JMS-01完成
汎用自動記録液体クロマトグラフ JLC-01完成
1964 (昭和39年) フランスに現地法人JEOLCO (FRANCE) S.A.設立
(平成17年4月、JEOL (EUROPE) SASに社名変更)
開発館完成
1966 (昭和41年) 走査電子顕微鏡 JSM-1完成
1000kV超高圧電子顕微鏡 JEM-1000完成
東京証券取引所第一部に上場
1967 (昭和42年) 電子ビーム露光装置 JEBX-2A完成
1968 (昭和43年) イギリスに現地法人JEOLCO (U.K.) LTD.設立
(昭和46年4月、JEOL (U.K.) LTD.に社名変更)
オーストラリアに現地法人JEOLCO (AUSTRALASIA) PTY.LTD.設立 (昭和46年4月、JEOL (AUSTRALASIA) PTY.LTD.に社名変更)
世界初の全自動アミノ酸分析装置JLC-5AH完成
昭島1号館
1970年代
1970 (昭和45年)
スーパースコープ JEM-50A、1000台出荷達成
1972 (昭和47年) 生化学自動分析装置 JCA-1KM「クリナライザ」完成
1973 (昭和48年) オランダに現地法人JEOL (EUROPE) B.V.設立
スウェーデンに現地法人JEOL (SKANDINAVISKA) A.B.設立
1974 (昭和49年) オージェマイクロプローブ JAMP-3完成
フーリエ変換赤外分光光度計 JIR-03F完成
光電子分光装置 JESCA-2完成
1976 (昭和51年) 電子顕微鏡で世界初の原子配列写真の撮影に成功
JCA-1KM
1980年代
1982 (昭和57年) 電子ビーム測長機 JEPAS-1000完成
1983 (昭和58年) 集束イオンビーム装置 JIBL-100完成
1984 (昭和59年) イタリアに現地法人JEOL (ITALIA) S.p.A.設立
1989 (平成元年) 超高真空走査形トンネル顕微鏡 JSTM-4000XV完成
1990年代
1990 (平成2年)
ウエハプロセス評価装置 JWS-7500完成
1991 (平成3年) JEOL DE MEXICO S.A. DE C.V.設立
1993 (平成5年) 高密度反応性イオンプレーティング装置 JEIP-900F完成
JEOL CANADA,INC.設立
1994 (平成6年) JEOL KOREA LTD.設立
1995 (平成7年) JEOL ASIA PTE.LTD.設立
JEOL (MALAYSIA) SDN BHD設立
国際標準化機構の品質保証規格「BS EN ISO9001」を取得
1996 (平成8年) 高速の次世代自動分析装置「BioMajesty™」完成
JEOLホームページ開設
1997 (平成9年) ドイツ現地法人JEOL (GERMANY) GmbH設立
1999 (平成11年) JEOL DATUM TAIWAN LTD.設立
(平成15年7月、JEOL TAIWAN SEMICONDUCTORS LTD.に社名変更)
JEOL創立50周年 < 1999年5月30日 >
JEOL経営ビジョン「JEOL SPIRIT-1」を発表
2000年代
2000 (平成12年)
日本電子グループ中期経営計画「Bright Plan1000」を策定
2002 (平成14年) 山形クリエイティブ (株) を設立
 (平成28年4月、日本電子山形(株)に社名変更)
2004 (平成16年) グループ中期経営計画「Focus Plan 2006」を策定
東北での生産拠点「山形クリエイティブ (株) 天童工場」完成
2005 (平成17年) 質量分析計のイオン源DART完成
東京大学と産学連携室設立で合意
2006 (平成18年) JEOL Shanghai Semiconductors Ltd. 設立
天皇陛下、第16回国際顕微鏡学会において当社電子顕微鏡をご高覧
皇太子殿下、山形クリエイティブ (株) 天童工場をご視察
2007 (平成19年) グループ中期経営計画「ACTION 60」を策定
本社・昭島製作所 新クリーンルーム竣工
2008 (平成20年) YMCC 第3期拡張工事竣工
卓上型電子顕微鏡JCM-5000 "NeoScope™" 完成
データムインスツルメンツ(株)を設立
 (平成28年4月、日本電子インスツルメンツ(株)に社名変更)
2009 (平成21年) 原子分解能分析電子顕微鏡JEM-ARM200F完成
創立60周年
日本電子データム (株)、日本電子アクティブ (株) を吸収合併
2010年代
2010 (平成22年)
JEOL BRASIL Instrumentos Cientificos Ltda.設立
捷欧路 (北京) 科貿有限公司 設立
日本電子ファインテック (株) 、日本電子エンジニアリング (株) を吸収合併
グループ中期経営計画「CHALLENGE 5」を策定
マトリックス支援レーザー脱離イオン化飛行時間質量分析計 JMS-S3000 SpiralTOF™完成
日本電子システムテクノロジー (株) を吸収合併
InTouchScope JSM-6010LA完成
2011 (平成23年) JEOL (RUS) LCC.設立
(株) JEOL RESONANCE設立
JEOL INDIA PVT.LTD.設立
2012(平成24年) 卓上走査電子顕微鏡 JCM-6000 "NeoScope™" 完成
0.75mm固体NMRプローブ完成
2013(平成25年) 世界初、ヘリウム補充が不要なNMRを実用化
グループ中期経営計画「Dynamic Vision」を策定
2014(平成26年) 創立65周年
資本増強の実施
原子分解能電子顕微鏡JEM-ARM300F完成
核磁気共鳴装置JNM-ECZシリーズ完成
「理研CLST-JEOL連携センター」を開設
JEOL (GULF) FZE設立
2015(平成27年) 高性能ガスクロマトグラフ飛行時間質量分析計JMS-T200GC完成
複合ビーム加工観察装置JIB-4610F完成
光電子分光装置JPS-9030完成
ショットキー電界放出形走査電子顕微鏡JSM-7200F完成
卓上走査電子顕微鏡JCM-6000Plus完成
新型走査電子顕微鏡JSM-IT100 InTouchScope™完成
「NIMS-JEOL計測技術研究センター」を開設
多機能電子顕微鏡JEM-F200完成
次世代型自動分析装置JCA-ZS050完成
以上、公式サイトより引用

日本電子株式会社の経営理念

日本電子の経営理念は「創造と開発を基本として常に世界最高に挑戦し、製品を通じて科学の進歩と社会の発展に貢献する」と言うものです。常に人類のことを考え、未来のことを考えるのが日本電子の理念です。

日本電子株式会社の品質に対する要求

日本電子は電子機器におけるソリューションプロバイダーです。常にユーザーに満足してもらうために高いクオリティの製品・サービスを提供しています。日本電子は関係する人々すべてに最高品質のものを提供しています。

日本電子株式会社の環境に対する要求

環境があってこその企業と日本電子は考えています。それ故、製品のライフサイクルを考えるのも日本電子のしごとの一環です。開発から生産に至るまで全てのフェーズにおいて日本電子は常に環境改善に努めています。

日本電子株式会社の行動指針

しっかりとした行動指針を定めることによって社員に自覚をもたせるのも日本電子の方法。1.自分の仕事に誇りを持ち、2.お客様に感謝し、3.心身の健全を保ち、4.相手の立場を理解することなどが日本電子の行動指針に含まれています。

日本電子株式会社の事業ポートフォリオ

日本電子は世界最高峰の理化学機器メーカーとして技術力を活かして様々なソリューションに取り組んできました。日本電子は理化学・計測機器、産業機器、医用機器の分野で多くの製品を生み出しています。

日本電子株式会社の事業案内、サービス紹介

理化学の分野での日本電子株式会社

日本電子は理化学のカテゴリで産学両者に貢献しています。JEM-1000は国内外の大学や研究機関で利用されている最大級の透過電子顕微鏡です。

他にも日本電子は、光電子分光装置も生産しています。日本語環境で使用できるユーザーインターフェイスを備えており、誰でも簡単に利用することができる計測機器となっています。

日本電子株式会社のアプリケーションテクノロジー

ハイエンド装置メーカーとして日本電子は様々なアプリケーション開発にも携わっています。セラミックスの原子レベル解析や燃料電池カーボン観察・解析に伴うアプリケーションなどを日本電子は開発しています。

日本電子株式会社の産業分野の製品

日本電子には電子ビーム描画装置のラインナップも充実しています。日本電子の電子ビーム描画装置は最先端技術で高速、高精度かつ高信頼性を実現しています。

他にも日本電子は日本の学術、工業に大きく貢献する商品を多数生産しています。

様々な分野の計測器を手がける日本電子株式会社

2013年以降、日本電子は電子顕微鏡のみならず多くの分野を網羅する理化学機器メーカーとなっています。ネームバリューを国外でも高めるため、日本電子はJEOLという名称でも呼ばれています。日本電子は各種電子顕微鏡で世界のトップシェア。これからも日本電子には世界に誇れる企業としてトップの座を保持してほしいですね。