主婦の就業促進が社会を救う!熱い思いが込められた人材サービスの新スタンダード ~主婦人材サービスNo.1『しゅふJOB』を運営するベンチャー~

主婦の就業促進が社会を救う!
熱い思いが込められた人材サービスの新スタンダード


株式会社ビースタイル 代表取締役社長CEO 増村 一郎

※本ページの情報は2017年4月時点のものです。

主婦人材サービスNo.1『しゅふJOB』や、ハイスキル人材派遣『時短エグゼ』を展開する株式会社ビースタイル。主婦に特化したパートタイム型人材派遣サービス事業として創業した同社は、企業内で主婦人材が活用できるポジションを分析する独自システム『CONPASS(コンパス)』を活用して成長し、2015年には主婦雇用創出数が5万名を突破した。

“best basic style ~時代に合わせた価値を創造する~”を企業理念とするビースタイルは、同時に、顧客・企業・社会・仲間といった“かかわるすべての人と、しあわせに。”を経営理念に掲げる。「ビースタイルの生み出す事業が、社会の発展につながります」と明朗に語る、代表取締役社長CEO(経営管理担当)増村 一郎氏。主婦人材の活用が社会貢献となるという、その心は。

増村 一郎(ますむら いちろう)/大学卒業後、銀行へ入行。大学時代の人材派遣会社で経験した営業の面白さが忘れられず、3年後に総合人材サービス会社に転ずる。営業では三冠王、社長賞と成果を上げ、主婦パートを派遣する子会社の立ち上げメンバーに抜擢。2002年、小学1年生からの幼馴染である三原邦彦氏とともに株式会社ビースタイルを創業する。

人材ビジネスに魅せられて、起業

-2002年、幼馴染である代表取締役会長三原邦彦氏とビースタイルを創業されました。いつ頃から起業をお考えになったのでしょうか。

増村 一郎:
初めから起業家になりたいと思っていたわけではありません。人材ビジネスに魅せられたのは、大学生の時に三原と入ったアルバイトがきっかけです。小規模な人材派遣会社で、学生ながら法人営業をしました。実家が寿司屋だったので、まさに初めてのビジネスとの接点で刺激的でした。熱気のある社風も肌に合いましたし、とても面白かった。

しかし、新卒では銀行に入行しました。そこでも営業は得意で、賞も頂きましたが仕事にうまく意義を見出せませんでした。人という、企業にとって重要な経営資産を扱う人材ビジネスはクリエイティブだったなという思いが募るばかり。人材業界が忘れられず3年後に、総合人材サービス会社に転職しました。

僕は、子どもの時から明るくておせっかいな人間だったんです(笑)。困っている人を助けたい、人に関わることで少しでも相手が幸せになれば嬉しい、純粋にそう思っていました。その会社は理念を大切にする会社で、顧客満足について熱く語り、社会貢献に照らして仕事をする風潮があった。こちらでも営業で社長賞などを頂きましたが、社会の役に立てているという満足度が格段に違いましたね。ますます人材ビジネスにのめり込んでいきました。

2年ほどすると、主婦派遣を専門とする子会社立ち上げに加わりました。ビースタイルの原型ですね。しかしパートタイム型の人材営業は、フルタイムを派遣する親会社との間に軋轢を生みました。結婚後も働きたい女性がいるのに、徹底的に応援できないというフラストレーションが溜まり、経営感の違いも感じてきました。

そんな時に、別の派遣会社に勤めていた三原が会社を辞めるという。タイミングが合いました。自分たち新しいスタンダードをつくろうと、自信と夢だけで起業したのです。

社会のスタンダードを創る

-当初から人材派遣をビジネスモデルとされていたのですね。

増村 一郎:
これからのモデルだと思いました。日本には、高い能力を持ちながら結婚や出産によって退職し、活躍する機会を得られないまま家庭に留まっている女性が大勢います。今後の人口減少により不足する労働力に、質を保ちながらも代替できる最適な人材であることは間違いありません。

また、日本は内需主導で成長してきました。家庭にいた主婦たちが働くことで収入を得、それを消費していくことにより、日本の経済成長を支える効果は大きいでしょう。意欲のある主婦の方たちを就業支援する僕たちのビジネスは、経済成長に貢献できる。そんな大義を見出しました。

働く女性を増やすことの効果はそれだけではありません。仕事とは、自分と向き合い、スキルを高めてゆく大変なものです。そんな仕事や社会にかかわった女性が施す子どもへの教育は、とても質の高いものになる。学力だけでなく、生き生きとした人間性を作り出すための教育水準が高まってくると思うのです。働きながら子育てをする環境整備はまだ整っておらず課題は多くありますが、働く女性が増えることによって少子化の緩和策にも繋がるでしょう。

労働力の循環や経済成長を促し、人が人を変えていくという共生社会の歯車を作っていくことは、社会問題を解決する事業によって、社会のスタンダードとなるような大きな影響力を残したいという当社の理念に合致しました。

-御社の強みをお聞かせください。

増村 一郎:
現代はすでに多くの既婚女性が働いている時代。当社の女性比率はパートも含めて8割以上で、その半数以上は既婚者です。仕事と暮らしのand実現をしたいと考える彼女たちがどういう仕事を求め、どういうマネジメントをされたいのかを社内で都度検証しています。どうすれば女性を生かせるのかが、ある程度体系化され、マニュアルとなっています。このノウハウがあるから、この領域では負けないと思う。強みを磨きながら雇用を生み出すことで、ブランドはさらに強化されるでしょう。例えばカゴメさんとか、家庭での好感度の高いブランドがありますよね。ジャンルは違えど、ビースタイルもそのように主婦に対して強いブランドでありたいと思います。

経営者としての自分を変えたきっかけ

-これまでに、どのような困難がありましたか?

増村 一郎:
あまり困難を困難と感じないたちですが、リーマンショックでは苦しい経験をしました。雇用を生み出さなくてはいけない立場でありながら、大量に整理解雇をせざるを得なかったのです。かかわる人を幸せにするという自分の信条に、あまりにも反していました。

それまでは目の前のことだけに集中して、経営観を育てることや、組織としての危機対応をおろそかにしていたのですね。経営者としての自分を変えるきっかけとなりました。

大切なのは、スキルよりも優れた人間性

-御社が求めるのは、どのような人材ですか?

増村 一郎:
人に関しては、どういうスキルを持っているというアプリケーションよりも、人間力というOS部分がとても大事だと感じています。絵を描くとか新技術を開発するとかとても専門性のあることは別として、社会を創るという活動の中では、人間性に秀でた人がリードし、活躍しています。そのような人材を求めますね。中身は大前提とした上で、新規事業の立ち上げフェーズや事業の設計を担える人には興味があります。


-優秀な方に共通する人間性や、社長が社内で大事にしていることを教えてください。

増村 一郎:
困っている人がいた時に、助けてあげたいとストレートに思う人です。人がしてほしいことを推し量ってやってあげられる人の人間性は高いですよね。

社内で大事にしてほしいことは、人に誠実であることと、依存しないこと。人に惑わされるような人間にはなってほしくない。自立的でないと、生きていく上での問題解決ができません。ざっくり言うと、強くて優しい人になってほしい。自分もその努力はしているつもりです。


-現在、感じている課題はお持ちですか?

増村 一郎:
特に挙げれば、人材育成と戦略構築力ですね。僕も三原も自分が動けば結果が出せると走ってきた人間なので、教育が得意ではないと感じています。でもだからこそ、教育の制度設計や枠組みを作って実行していくことが上手い人材が集まってくれています。彼らを信じてどんどん預け、教育を充実させながらマネジメントの育成を進めることが課題でしょうか。

また、今後はこれまでの実行力先行型を修正して、未来に向けて提案を作ったら戦略ストーリーに肉付けし、誰が見てもわかる形で示しながら実行していけるような構築力を磨かなくてはいけません。

今後の展望と夢

「働くことを通じて家庭をサポートする会社になりたい」と語る増村社長。

-今後のサービスに変化はありますか?

増村 一郎:
現在、5~6万人もの主婦の方に集まって頂いています。家庭の中心にいる方たちであることを考えると、仕事だけではないコンテンツも提供できるはずです。「しあわせな仕事と暮らしのand実現」を提供できるような商品を開発していきたいですね。

仕事がその人の人生に占める割合は大きいものです。重要なところで結びついているからこそ、円滑な関係を積むことができれば信頼度は高まる。ビースタイルは、ある程度主婦の方たちに信じてもらえているブランドになっていると思います。そんな彼女たちに、忙しくても簡単に作れて、栄養価も高い食事を子どもに食べてもらうためのサービスを提供するなど、働くことを通じて家庭をサポートする会社になっていきたいです。

-今後の事業計画をお聞かせください。

増村 一郎:
短期的には、会社を成長させる手法の一つとして株式上場を考えています。中長期的に見た場合、人材だけに留まらず、社会の課題や人が不利益に感じることを解消していくことが当社のミッションです。人材ビジネスを軸にしつつ事業領域を広げていき、社会に対してより良い影響を及ぼせるような存在になっていきたい。そのためには一定の規模感を持つことも大切だと考えています。社員には向こう20年で売上1兆円のスケールにしたいと伝えています。自らが経団連の様な日本を代表する団体を引っ張っていけるような企業になれば、政治や経済、引いては日本社会全体に良い影響を与えられる。そんな存在でありたいと思うのです。


-社長の夢をお聞かせください。

増村 一郎:
当社を、この国にあって良かったと言われるような会社にすることが僕自身の夢。そして自分が退いた後も、後進たちが世界に社会貢献できるようなビースタイルとして成長させてくれたら嬉しいですね。まわりの人に幸せを発信して世の中に貢献するような人づくりや会社づくりで、国づくりに協力したいです。

編集後記

前職の派遣会社では、スタッフに対する影響力が大きすぎるという理由で子会社社長への希望を却下されたという増村社長。快活に夢を語るその姿には、人を引きつける勢いが感じられた。一貫していたのは、人を幸せにしたい、社会貢献したいという理念だ。人材ビジネスに魅せられ、女性の就労が国の活性化を促すと信じる増村社長だからこそできる、人を生かした新しいビジネスに期待したい。

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