日本ラッド株式会社 ビッグデータやクラウドも手がけるシステムインテグレータ 日本ラッド株式会社 元取締役社長 大和 喜一　

価値観

【大和】

5~10年くらい前から、少しエンドユーザーよりのことを中心に進めてきた。その理由としてですね、色々なことでコンピュータをお使いになるマーケットや人が、昔はコンピュータのメーカーさんに依存していたんですけれども、今はそうではなくて、まったくコンピュータについて知らない方が、仕事を始めるということが、たくさんになってきたわけですね。

そういう意味からすると、コンピュータを知らない方も、コンピュータのシステムをこうあったらいい」ということを、発言しなければいけないような状況になってきた。でもそれは、なかなか難しいわけですよね。その難しいことを、我々と一緒に考えて頂いて、より良いシステムを作っていくことに、我々が耐えらえるような状況にならないといけないという事だと思うんですね。是非とも、そういうようなことをできる人が、若い人の中から出てくることを、期待しているわけです。

【大和】

今「オフショアー」というようなことで、中国やインドでやるとか、そういった所でのプログラミングということが、珍しくない状態になってきましたけれども、「日本人ができることって何なんだろう」というとやっぱり、日本人と話をして、そういうシステムを作っていくとか、あるいは自分たちの使いやすい物を作っていくということに、日本人が日本語を喋ることの意味があると思うんですね。そういうようなことをビジネスとして、正しくやっていくためには、やはりそのことができるような人を育てていかなければならないということで、そちらの方に注力をしているということです。