日本ラッド株式会社 ビッグデータやクラウドも手がけるシステムインテグレータ 日本ラッド株式会社 元取締役社長 大和 喜一　

キャリア

【大和】

やはり中心は「人の資質」というものが大きく関わってまいりますので、そこが育つようにできるだけ、やっていきたいと思ってやっております。「熱いうちに」ではないのですが、初めてこの会社に入ってこられたときに、できるだけその人たちと時間を取れるような、カリキュラムを設定していただく。

一日例えば、エンジニアリングのことだとか、それからお客様のことだとか、社会人として考えなきゃいけないことだとか、そういうようなことをお話をする時間を設けるというのを毎年やっております。もう1つは、マニュアル志向・・・・書いてあるような決まった事しかできないような人が、増えた傾向にあると思うので、それだったらできるだけ書きましょうというようなことで、標準化をここ3年くらいの間で、「ISO 9001」とかですね。そういうものをベースにしてやってきたと。これは考える力をなくさせる1つの問題かもしれませんけれども、でも、考える糸口を与えられるのではないかと思いまして、そのことをこれからも継続していこうと思っています。

【大和】

たまたまその人がある時気がついたらいた、という事だと思うんですね。従って、右腕になる人がでてきたら、こういうふうにしたいっていう事ではなくて、右腕になる人という人がそこに存在し始めたら、きっとこうなんだろうという会社を創る事なんだと思います。

だから特に、こうあるべきだみたいなものは無くて、何でも出来なきゃいかんという事です。