ネクストウェア株式会社 基幹システムや流通業者・自治体向けシステムの開発・販売 ネクストウェア株式会社 代表取締役社長 豊田 崇克　

価値観

【豊田】

社是にもしたのですけれども「創造はマインドウェア」お客様に志をもってマネジメントを提供しようじゃないかということを証明したいなというのがスタートです。ですから社名のネクストウェアというのは、よくハードウェア、ソフトウェア、その次にくるものでネクストウェアと言っているのですけれども。

実は我々の心に秘めたものは、ウェアというのはキーボードをたたくとWARE（我）なんです。次の私をお客様に提案したいという意味で、ネクストウェアという社名にしました。

【豊田】

社員の評価基準は「ニーズ給」制度といいまして、社員を自己評価させる制度なのです。私もエンジニアでしたから、何か嫌だなと思っていたのは、古い先輩に私がやっていることが、きちんと評価されているのかどうか、ということにたまに不服を感じる時がありまして。

例えば、「会社の持っている技術は古いのではないですか？」と、そういう葛藤が我々の業界にはあると思うんですね。この１０〜１５年間の技術の変化はすさまじいものがありましたから、世の中のニーズに自分がいかに応えられているか、それで評価しようじゃないか、という評価基準にしました。

コンピューターのソフトウェアの技術というのは、開発もそうですけれども、マネジメント、人を要求されます。それがスキルだと思っています。ですからほうっておいても、年功序列になると思っているんです。

だけど中には天才がいたり、努力している人がいたり、自分に投資をして新しい技術をつかんで来る人がいるわけです。そういう社員が私も大好きで、その人たちが評価されないとダメだと思っていまして、それがニーズ給制度の考え方なのです。

当社には月に２０万円給料が上がる資格があります。でも資格給の値ごろ感というのは、我々取締役会で決めているのではなくて、エンジニアの社員のニーズ給委員会というもので決めています。