株式会社フジコー 各種廃棄物の中間処理を主軸にバイオマスと環境リサイクルにも注力する 株式会社フジコー 代表取締役社長 小林 直人　

価値観

【小林】

廃棄物処理の事業は、どうしてもいろいろな指導があって、廃棄物が飛んでいったり、流れ出すということはないですけれども。だいたい塀で囲まれてるとか、中の処理工程がよく見えないとか。もちろん機会がありますので、一般の方が出入りすると危険だというのもありますけれども。廃棄物処理業というのはあまり皆さんご覧になったことはないと思うんですね。ですから変な言い方をすると、何をしているかわからないというような部分もありますので、こういう形でこういうことしてますよということをオープンにしていくということで、いつでもお客さまはもちろんですが、近隣の方にも見ていただくと。見られることによって、設備を、安全面を含めて常に清潔にしていくと。

【小林】

廃棄物自体はすごく多いんですね、この世の中に出てる量というのは。その中で私どもの扱ってる廃棄物は微々たるもの、全体から見るとですね。廃棄物業界は圧倒的なシェアを持ってる会社というのはないんですね。地域に分散してるというのも主要な原因でありますけれども。ですから扱える量を増やしていくということだけではなくて、先ほど申し上げた、こういう技術を使うことによって、こういうことができるんですよというようなことを、私どもが開発していくことではなくて、新しい技術を応用して、こんな廃棄物ならこういうふうに処理ができますよと。こういうリサイクルができますよと。そういうことによって、こういう使い方ができますよというのを作っていければなというふうに考えております。

【小林】

だからそこは、ドドンと投資をして、扱える量を2倍にしていくというのもありますけれども、扱える量としては1割ぐらいしか増えないけれども、また新しい仕事を考えていくというようなことに、会社としては進んで行きたいなというふうに思っています。