Vol.6 社長業=従業員が活躍する舞台をつくること
久原本家グループ 代表取締役 河邉 哲司 (2019年3月取材)
―社長業=従業員が活躍する舞台をつくること―
【ナレーター】
採用面接ではその人の目標が何かを必ず聞くという河邉。その理由について次のように語る。
【河邉】
人生は色々なことがあります。その時にぶれてしまいます。そして離脱してしまうなど、色々なことがあります。
しかし、志を高く持っていて、目標がきちんと定まっていると、少々のことがあってもぶれません。ですので、目標がある人は芯が強いのだと思います。
【ナレーター】
入社した従業員には現場研修や異動の推進など、久原本家グループでの自身の役割を見極めるための環境を整備しているという。
「自分の得意なものさしを見つけてほしい」と語る、河邉が抱く従業員への想いに迫った。
【河邉】
私は常に社長として、色々な舞台をつくってあげます。明太子の事業や『茅乃舎』もつくりました。様々なことしてきました。その時に「誰がやりたいか」という話をします。
「自分がやりたい」と言った若者に、今までずっと任せてきました。やりたい人にやってほしい、海外に出てほしいという想いがあるのです。
ですから、これからたくさん海外に出ると思います。海外もそうですし、『茅乃舎』ブランドもそうですけど、例えば『茅乃舎』から派生した新しいビジネスモデルはたくさん考えられます。
今まで非常に苦労してつくり上げた一つのブランドと信用、これを利用してみんなでもっと成長しようという想いです。アイデアと実行力さえあれば、日本では普通なかなかあり得ないような、すごく面白い仕事ができるのが我々ではないかなと思います。
社長プロフィール

氏名 | 河邉 哲司 |
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役職 | 代表取締役 |