株式会社戸上電機製作所 ~創業90年超。トップクラスのシェアを持つ配電制御システム機器メーカー~

Vol.2 訪れた転機

株式会社戸上電機製作所 代表取締役社長 社長執行役員 戸上 信一 (2015年7月取材)

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ものつくりへのこだわりと訪れた転機。

【聞き手】

大学の学部は文系で、経済学部でらっしゃったのにいわゆるメーカーさんものつくりをされてらっしゃる。

【戸上】

それは昔からものを作っている頃に入りたいなとは思っていましたんで。サービス業よりはそういうものがいい。金融業も含めて。ものを作っているというのは、作ったものに誇りを持てるような物ってありますよね。ただ最近はテレビでもなんでもコモディティ化していて、どこが作って同じような感じになっていましたけど。昔はやはりそうでなくて、例えばここのがいいとか。洗濯機ならここだとか。冷蔵庫がどれだとか。そういう物によって違いましたよね。

【聞き手】

企業のブランド色というか、そういうのが投影されているというのはありましたよね。ソニーはデザインがずば抜けていいとか。

【戸上】

特殊技術がありましたよね。ただ最近はどこで作っても早い話がどこの国で作っても同じとなってしまったので。特色がないのはさびしいなと。幸いにして私共のようなじゅうでんに近いものは大量にはけるものは無いですから。そういう点でいうと1つ1つ違う気はしますよね。じゅうでんというのはそういう点でいうと、今はいって良かったなと思います。ですから、どちらかというとものつくりの原点に近いという気がします。

【聞き手】

社長も、30の時に沖電気さんからこちらの実家の事業を継ぐというか。継ぐというか、その時はお父様から戻ってこないかというか、入らないかと誘われて。その時にそうしようと決断をされたきっかけというのは。

【戸上】

特にないんですよね。そのこれがっていう大きな物は無い。

【聞き手】

逆にどこか潜在的にいずれそうなるんじゃないかというのは今振り返ってみるとあったんですかね。

【戸上】

普通に前の会社で会社生活を送る中で、なんとなく出てきたというかですね。やはり学生時代と会社に入ってからというのは、かなり違いますよね。物の見方が、学生時代はある意味とんがっているんですね。会社にはいると丸くなりますよね。その辺があるんじゃないかと。逆に言うと、若い時から丸くなっていたらこれはこれでもんだいがあると思いますよね。多少とんがっている位の方が。来て頂く方でもそうですよね。

【聞き手】

でも沖電気の大手企業の在職中は営業はもちろんですけど、人事も経験されてらっしゃるんで、そういう意味では組織のマネジメントとかそういった物も色々勉強して経験も持って帰られたって感じですか。

【戸上】

あのですね、そういう面でいうとそういう経験は少ないです。経験は少ないんですけど、ただね。私個人的に言わせてもらうと、なんだかんだ言っても人の繋がり、人とのコミュニケーションでいかに多くの人とたくさん話すか。これが、人の力を決めるのではないかと言う気がしますので。そういう点でいうと、沖電気の人事にいた時に色んな方と会話出来たので、それはよかったかなと。今だにそれは続いてますしね。

【聞き手】

そうですね。人脈と言うか。それは本当に幅広い人脈を持たせて頂いたので、これは色んな方に言えるのではないかと。やっぱり自分が行くか、または人が集まってくるか、どっちでもいいんですけど。とにかくコミュニケーションが取れる量じゃないかと思いますね。

社長プロフィール

President's profile
氏名 戸上 信一
役職 代表取締役社長 社長執行役員

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