トラスコ中山株式会社 ~最後発の参入から2,000億企業へ。業界の雄が語る成長の秘訣~

Vol.5 数値目標よりも重要な「能力目標」とは

トラスコ中山株式会社 代表取締役社長 中山 哲也 (2019年4月取材)

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―数値目標よりも重要な「能力目標」とは―

【ナレーター】

今後の展望について、中山は次のように語る。

【中山】

在庫が約37万アイテムありますが、この数字を2023年には50万アイテムに拡大しようということで今、進んでいます。

我々は卸売業なので直接販売はしていませんが、エンドユーザーさんまで届けられる機能を持てば、無駄な運賃や労力を減らしていけるのではないかということで進めています。

もう少し今よりは進化させた形でやりたいなと思っています。意外かもしれませんが、我々の扱っている商品はそれほど最先端なものではありません。

ですから、いつもの商品を世界最先端の物流でお届けするという、ここが面白いなと思っているのです。

まさか、いつも買っているドライバーが、いつも買っているあのモンキーレンチが、こんな物流システムで回ってくるのかというのは意外性があるかなと思っています。

【ナレーター】

トラスコ中山では、数字目標よりも会社としての能力を高め、機能を身につけることの方を重要視しているという。その真意とは。

【中山】

当社はうそのように、あまり数字の追求がない会社なのです。

例えば「ユーザーさんに対して直送サービスをできる体制をきちんとつくろう」とか、もしくは「24時間365日受注と配送ができる会社にしよう」とかといった点に重きを置いています。

ですから、数値目標ではなく、どちらかというと「能力目標」というのでしょうか。私はこちらの方が実は大事なのだと考えています。

そういう面では、我々がもっと幅広い能力をつけなければなりません。数字ではなく、いわゆる機能ですね。会社が持つ機能をどう高めていくかというのが、今、大きな経営課題です。

社長プロフィール

President's profile
氏名 中山 哲也
役職 代表取締役社長
生年月日 1958/12/24
略歴 1981年3月 中山機工株式会社(現トラスコ中山株式会社)入社
1984年10月 取締役
1987年12月 常務取締役
1991年12月 代表取締役 専務取締役
1994年12月 代表取締役社長(現任)

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