株式会社農業総合研究所 ~農業に情熱を!「IT×農業」成功の経験則~

打ちのめされたボランティア活動

株式会社農業総合研究所 代表取締役社長 及川 智正 (2017年10月取材)

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―冒頭ナレーション―

【ナレーター】

経済成長により新たな産業が次々と生まれ、衰退傾向にある日本の農業。

そんな中、IT技術を連携させたサービスで農産物を流通させる新たなプラットホームを作り、日本の農業の6次産業化に成功した企業がある。株式会社農業総合研究所だ。

北海道から沖縄まで71拠点を構え、全国の農家が場所、価格を問わず自由に農産物を販売できるシステムを提供。国内にとどまらず海外も視野に、農産物流通事業を行っている。


【ナレーター】

2016年には東証マザーズに上場し、農業の更なる発展に寄与し続ける農業総合研究所。その情熱の先にある確固たる信念に迫る。

―打ちのめされたボランティア活動―

【ナレーター】

ナレーション
1975年生まれ。幼少期を海外と埼玉県で過ごした後、東京農業大学へ進学。その理由に迫った。

【及川】

何のために大学行ったかって言ったら部活動かなと。部活動に対してほんとに注力をしたんじゃないかなと思っています。ローバークルーブという部活に所属させていただいたんですけども、何をやる部活かというと基本となっているのはボーイスカウトの部活なんですね。目的としては何か有事があったときにボランティア活動をする。有事がない時は何をするかと言ったら、高校の時から山が好きだったんですけど登山をしたり、もしくはスポーツをしたり、普段は心身を鍛えながら、何かがあったらボランティア活動に参加すると言う形で4年間やらせていただきました。

【ナレーター】

自身が部活の主将を務めた年に阪神淡路大震災が発生。及川は単身で現地に赴いたのだが、支援活動の厳しさを目の当たりにすることとなる。

【及川】

僕はほんとに2年間、3年間ずっと自分のことを鍛えていて。誰よりも体力はあるし、誰よりも心は強いと思って現地に入ったんですけど、甘かったですね。ほんとにその、自分が甘いなって再認識しまして、3日で心が折れました。苦しいと思いましたね。いくら頑張っても自分一人の力では復興は進まないですし、いくら僕が明るく振る舞っても周りの雰囲気が非常に暗いんですね。食べ物もずっと白米しか出てこない状況の中で、今まで自分ができる人間だと思っていたのに、いい意味で打ちのめされたんじゃないのかなと思っています。色んな支援の仕方があっていいと思うんですよね、ただボランティアに行くということだけではなくて、大学の時はそういった部活に入っていたのですぐ現地に行くってことが大事かなって思ったんですけど、3・11の時は僕が個人としてできること、会社としてできることがあるんじゃないのかなということで、千葉県に放射能汚染というものが出た地域があったんですけども、そこをなんとかして我々の仕組みで盛り上げていこうと我々の協会集会拠点を作らせていただいたり、そういう方面でボランティアではないんですけども、地震の復興にお手伝いできたんじゃないかなと思っています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 及川 智正
役職 代表取締役社長

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