株式会社農業総合研究所 ~農業に情熱を!「IT×農業」成功の経験則~

Vol.5 今後の展望と経営で大切にしている2つのこと

株式会社農業総合研究所 代表取締役社長 及川 智正 (2017年10月取材)

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―今後の展望と経営で大切にしている2つのこと―

【ナレーター】

今後の展望として、及川が経営において大切にしている点が2つあるという。

【及川】

1つはなにかといったらまずは持たない営業をしようと。今スタッフ150名おります。その中で先程、農業×ITベンチャー企業と言ってるんですけどもITわかる人間は2名なんですね。どういうことかと言うとITを外注しているんですよね。で、物流プラットホームを整備しています。物流すべてアウトソーシングでございます。71カ所の集荷拠点を持っています。すべて借りものです。ということは何かというと、自社でやっていないんですよ。全部借りていたり、アウトソーシングして会社の運営をさせていただいています。だからこれからもですね、農業のビジネスもしくは農業をもっともっと注力するために本体はなるべく小さくしてですね、他にお願いできるところはどんどん他にアウトソーシングしていこうと。2つ目は何かというと、となりにあるビジネスはやらない。僕らのとなりって何かというと川上に上がると生産です。生産はやらないけど種屋さん、苗屋さん、肥料屋さん、もしくは農業資材屋さんっていうのをやっていこうかなと。あとは川下に行くとスーパーさん、小売さんなんですけども、小売はやらないけどBtoCとか外食、まあそういうものはやっていこうかなと思ってます。ひとつとばしでやるとオセロのように挟まれたところの色が変わるんじゃないのかなって思っているんですね。もう1つは我々と同業種の市場ですね。これは自社でやっている、もしくはM&Aをして市場流通というところにも我々が噛んでいくことになるとですね、野菜と果物流通させるためには必ず中央を通さないといけないっていうところになっていくんじゃないのかなと思っています。

【ナレーター】

農業以外の分野での事業展開や積極的な海外進出も視野に入れていると語る。

【及川】

売りたい人と売る場所をリアルでマッチングしていくのが僕らの仕事なので、農業以外にもマスで使えるプラットホームを作っていくということが出来るとですね、御存知の通り日本には小さいけどいい技術を持ったメーカーさんはいっぱいあります。もしくは職人さんで沢山できないけどいい商品は作れるそんなところもあると思うんですね。彼らが今販売しようと思ったらインターネット上で販売するしかなくなっているんですね、逆に。だから僕らはそれをまたリアルにもってきて、そういう小さいメーカーや職人さんが簡単にリアルな店舗で販売できるプラットホームも作ることによってもっともっと面白い日本を作れたらいいなと思っておりまして、これができたらどんどん海外進出をしていきたいなと思っております。経産省のクールジャパン機構と一緒になってですね、世界市場という会社を作りまして、香港向けに海外輸出のプラットホームを開発中、というか試験的にどんどん輸出の方をさせていただいております。日本の1,000店舗だけじゃなく、香港のパークン、アメリカのホールフーズみたいな海外のスーパーも選べてしまうのかというような、簡単に海外に出荷できるプラットホームを作っていきたいですし、あとはどの海外に行っても、我々のようなことをやっている会社はないんですね。なのでプラットホームごと今海外に輸出をして、農業をやられている方がもっともっと喜ぶ、日本だけのことではなくて世界中の農家さんが喜んでいただけるようなそんな仕組みをつくっていきたいなと思っています。

社長プロフィール

President's profile
氏名 及川 智正
役職 代表取締役社長

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