【ナレーター】
2023年8月にコーポレートアイデンティティを刷新したINFORICH。その真意に迫った。
【秋山】
新たに掲げたコーポレートアイデンティティは、Bridging Beyond Borders。“垣根を越えて、世界をつなぐ。”という意味です。
弊社ではステレオタイプになるのではなく、常に世界各国からの情報をダイバースに取り入れて、日本からも何が持ち出せるのか考えることを非常に重要視しております。
例えば、弊社では日本だけでなく、香港と広州にもチームを形成。香港は香港人を中心に約30名、広州は中国人を中心に約60名と、ローカライズされたチーム構成にしています。
このようにチームを設けておけば、業務において各国連携することが可能です。
具体例を挙げると、日本ではなかなかテストすることが難しい案件を、香港で実施して香港の成功例を持って日本へ輸入したり、日本で成功したことを世界各国で繋がっているネットワークに落とし込んだり。
このように各国で連携していけば、それぞれの国の実績を積み上げていくことができます。
そのため、各国の情報の吸い上げを非常に重要視しています。もちろんそのためには、透明性やスピード感も大切です。正確な情報をお互い迅速に共有し合うことを重要視していますね。
【ナレーター】
今後は「メイドバイジャパン」を意識した事業展開を加速させる方針だ。
【秋山】
日本に対する世界各国からの信用は宝だと思っているため、信頼性の高い日本から発信し、世界に広げていくことの重要性を意識しております。
特に、弊社は華僑圏のネットワーク構築と情報共有に長けているため、そこを軸に“どうすれば世界を代表できる日本発の1社として展開していけるのか”といった大命題を掲げ、邁進しております。
【ナレーター】
求める人材像について、秋山は次のように語る。
【秋山】
やはり、人間力が重要だと思っております。
人間力はバックグラウンドではなく、本人の中から咲くもの。そのため、経歴などはそこまで重視しておりません。
弊社は非常に変化の伴うビジネスを行っておりますので、変化を楽しめる人間力溢れる方と一緒に前進をしていきたいなと考えております。
僕は固定概念を持たないことをポリシーに掲げております。固定概念を持った瞬間、停滞すると思っておりますので。
やはり、バックグラウンドでジャッジしないことが人間をさらに大きくする、または学ぼうとする意欲に繋がっていくのではないかと考えております。
“いま何ができるのか”という可能性を信じていける方たちが集まっていけるのが理想です。
―大事にしている言葉ー
【秋山】
大事にしているのは、“使命とは自覚“という言葉。僕は、使命は誰かから言われて始まるものではないと考えています。
例えば、僕は3カ国語ができて音楽が好きだったからラッパーになりました。また、香港で生まれて日本で育ったというバックグラウンドから、“日本と海外を繋ぐ橋渡し的存在”を目指すようになりました。
そういったキャリアを歩んできたため、自分自身が生きてきた過去の経験や環境から、自分で可能性を引き出せれば使命が見つかるのではないかと思います。