株式会社ジョイフルの企業概要と沿革
ジョイフルの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、ジョイフルのおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社ジョイフルの基本情報
社名 | 株式会社ジョイフル |
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本社所在地 | 大分県大分市三川新町一丁目1番45号 |
設立年月日 | 1976年(昭和51年) 5月20日 |
代表取締役社長 | 穴見 くるみ |
株式公開 | 福証(証券コード:9942) |
資本金 | 6,000,000,000円 |
事業内容 | ファミリーレストラン経営及びチェーン展開
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これだけの規模を誇るジョイフルの本社が大分にあるというのは珍しいですね。当初は九州を中心に展開していて、ジョイフルが本州で広がりを見せたのはここ10年ほどのようです。
ジョイフル現社長の穴見くるみ氏は、2代目となる前社長で衆議院議員もつとめている穴見陽一氏の奥様です。20012年にジョイフル社長に就任しています。社長の奥様という立場や、議員の奥様という立場も大変だとは思いますが、これだけの規模の会社のトップになることは、ご本人も想像していなかったのではないかと思います。ですが、ジョイフルのメニューも昔から家庭料理のような親しみのある内容をメインにしているようですので、女性が社長になることでより一層お客様の気持ちに立って経営が進められるのではないでしょうか。
株式会社ジョイフルの沿革
ジョイフルの沿革はこちらになります。
1976年5月 | 焼肉チェーン店の展開を目的に、資本金200万円をもって株式会社焼肉園を設立し、本社及び本社工場を大分市旦野原に新設 |
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1979年2月 | 大分市萩原にファミリーレストランチェーン、ジョイフル1号店(萩原店)を開店 |
1980年9月 | 株式会社焼肉園を株式会社ジョイフルに商号変更 |
1983年8月 | 本社及び本社工場を大分市萩原に新設移転 |
1989年5月 | 大分市三川新町に本社及び本社工場を移転 |
1993年6月 | 福岡証券取引所に株式を上場 資本金を15億1,226万円に増資 |
1995年9月 | 長崎県大村市にフランチャイズの1号店として大村店を開店 |
1995年12月 | 熊本県八代市にジョイフル100号店(南八代店)を開店 |
1996年7月 | 熊本県菊池市に第2工場・配送センター(熊本センター)を新設 |
1999年10月 | 愛知県宝飯郡御津町に第3工場(愛知工場)を新設 |
2001年10月 | 和歌山県紀の川市にジョイフルグループ500号店(和歌山粉河店)を開店 |
2002年9月 | ドリンクバー導入 |
2002年12月 | 新社屋・大分工場の増設が完成 |
2003年3月 | 「399円日替ランチ」販売開始 |
2005年1月 | 特例子会社「株式会社ジョイフルサービス」を設立 |
2005年4月 | 和風カフェテリアはらぺこ丸萩原店開店 |
2005年11月 | 香川県高松市にジョイフルグループ700号店(高松東山崎店)を開店 |
2007年6月 | ドリンクバーJoycafeをジョイフル全店に導入 |
2008年7月 | 旬菜ブッフェ陽菜多中島店を開店 |
2011年3月 | 東日本大震災により東北地区14店舗被災 2011年5月23日までに気仙沼店以外の13店舗が営業再開 2013年10月25日気仙沼店は内陸に移転し気仙沼松川前店として営業再開 |
2013年3月 | ジョイフルリブランディングによりロゴマーク変更・シンボルマーク新設 |
2014年10月 | 新ブランドタイプ1号店舗 姫路大津店を開店
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ジョイフル創業当初の計画は焼肉店展開だったんですね。当時日本中の企業が打撃を受けたと同様に、リーマンショックや震災などでジョイフルも打撃を受けましたが、その後順調にV字回復をしています。
株式会社ジョイフルの経営理念
ジョイフルの経営理念はこちらになります。
「私達は、チェーンレストラン事業を通じ、顧客・株主・従業員・取引先・社会の、精神的・物質的幸福を調和させ、その安定的増進を実現します。」ジョイフルの社風 | 会社情報 | ファミリーレストラン ジョイフル [Joyfull]
ジョイフルでは独自の研修システムが整っているため、調理部門で働く社員も調理について入社後にしっかり学ぶことができるとのことです。また、休日をしっかりとる仕組みづくりや、残業手当を出すなど労働環境の改善が急スピードで進んでいるため、従業員のジョイフルに対する評価は高まっています。
株式会社ジョイフルの事業案内
ジョイフルの事業内容について詳しく見ていきましょう。
ジョイフル ファミリーレストラン
喜楽や 和食中心のワンコイン定食レストラン
旬菜ブッフェ陽菜多 時間無制限の食べ放題レストラン
ジョイフルの強みはなんといっても24時間営業です。他にデニーズが少し早く24時間営業を導入していますが、地方発のジョイフルが早い段階で24時間営業を導入したことで、地域における顧客満足度も高まったのではないでしょうか。
また、ジョイフルでは60歳以上のお客様には時間帯にかかわらずモーニングメニューを提供していて、多くのメディアで取り上げられるなど高齢化社会に即したサービスを行っています。
お客様のニーズに敏感に対応していく株式会社ジョイフル
ジョイフルのご紹介はいかがだったでしょうか?
外食業界は経済状況や人材確保の厳しさの中、多くの企業が様々な工夫をして生き残り競争に参加していますが、ジョイフルはまだまだ全国展開の途中で、今後の伸びしろが期待される会社です。
また、高齢化社会の流れを敏感に感じ取り、メニューやサービスを工夫したり、女性が働きやすい環境づくりに力を入れるなど、ジョイフルの評価もうなぎのぼりです。
このようにジョイフルは、外食産業に興味があり、店長としてお店を切り盛りしてみたいという人には最適な職場です。