株式会社ジョイフル本田の企業概要と沿革
ジョイフル本田の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、ジョイフル本田のおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社ジョイフル本田の基本情報
社名 | 株式会社ジョイフル本田 |
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本社所在地 | 茨城県土浦市富士崎一丁目16番2号 |
設立年月日 | 1975(昭和50)年12月15日 |
代表取締役社長 | 矢ケ﨑 健一郎 |
株式公開 | 東証1部(証券コード:3191) |
資本金 | 12,000,000,000円 |
事業内容 | ホームセンター小売事業
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ジョイフル本田は茨城県発祥のホームセンターで、茨城県に住む人なら誰もが知っている大型ホームセンターです。ジョイフル本田の所有店舗数はわずか15店舗ですが、その一店舗あたりの大きさにより売り上げが高いため、日本のホームセンターランキングでも常に上位に入っています。
ジョイフル本田現社長の矢ケ﨑健一郎氏は、東京大学法学部卒のエリートで、三菱商事などを経て現在に至る人物です。前社長で創業者でもある本田昌也氏が一代で築いたジョイフル本田の未来を託され、東証一部上場を果たすなど今後も活躍が期待されています。
株式会社ジョイフル本田の沿革
ジョイフル本田の沿革はこちらになります。
1975 12 | 茨城県土浦市に生活用品ならびに住宅資材の販売を事業目的とし当社設立 |
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1976 3 | 茨城県土浦市にジョイフル本田荒川沖店を開設 |
1977 3 | 千葉県八千代市にジョイフル本田八千代店を開設 |
1977 4 | 茨城県古河市にジョイフル本田古河店を開設 |
1978 6 | 埼玉県幸手市にジョイフル本田幸手店を開設 |
1982 4 | 千葉県市原市にジョイフル本田市原店を開設 |
1983 3 | 茨城県土浦市に株式会社スマイル本田(現連結子会社)を設立 |
1985 4 | 茨城県土浦市に株式会社ジョイフルアスレティッククラブ(現連結子会社)を設立 |
1985 9 | 茨城県土浦市に株式会社ホンダ産業(現連結子会社)を設立 |
1987 8 | 茨城県土浦市に株式会社ジョイフル内装を設立 |
1987 11 | 千葉県君津市にジョイフル本田君津店を開設 |
1990 10 | 千葉県千葉市稲毛区にジョイフル本田千葉店を開設 |
1992 7 | 茨城県土浦市に財団法人霞ヶ浦水質浄化推進振興財団(現財団法人本田記念財団)を設立 |
1993 4 | 茨城県守谷市にジョイフル本田守谷店を開設 |
1994 9 | 茨城県土浦市につくば商業都市開発株式会社を設立 |
1995 6 | 千葉県富里市にジョイフル本田富里店を開設 |
1998 3 | 茨城県ひたちなか市にジョイフル本田ニューポートひたちなか店を開設 |
2000 4 | 群馬県新田郡新田町(現太田市)にジョイフル本田新田店を開設 |
2002 4 | ジョイフル本田新田店敷地内にアンディ&ウィリアムスボタニックガーデン開設 |
2002 12 | 千葉県印西市にジョイフル本田千葉ニュータウン店を開設 |
2004 10 | 栃木県河内郡上三川町にジョイフル本田宇都宮店を開設 |
2006 7 | ジョイフル本田ニューポートひたちなか店敷地内に、複合ショッピングモール「ファッションクルーズ」を開設 |
2007 1 | 東京都西多摩郡瑞穂町にジョイフル本田瑞穂店を開設 |
2010 5 | 株式会社スマイル本田、株式会社ホンダ産業、株式会社ジョイフルアスレティッククラブ、つくば商業都市開発株式会社、株式会社ジョイフル内装を100%子会社化 |
2010 9 | 株式会社ホンダ産業はつくば商業都市開発株式会社を、株式会社スマイル本田は株式会社ジョイフル内装をそれぞれ吸収合併 |
2011 3 | 群馬県邑楽郡千代田町にジョイフル本田千代田店を開設 |
2013 3 | 千葉県印西市に株式会社ジョイフル車検・タイヤセンター(非連結子会社)を開設(ジョイフル本田千葉ニュータウン店敷地内) |
2014 4 | 東京証券取引所市場第一部へ上場 |
2016 6 | 株式会社ジョイフル車検・タイヤセンターを連結子会社化
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今は亡きジョイフル本田の創業者本田昌也氏は、家業の材木商で培った材木の目利きでは人に負けない力を持っていたそうで、その目利きをもとに新たな事業ということでホームセンターを選んだそうです。
最初に敷地を選ぶ際もかなり広大な土地を選びますが、その後既存店舗を拡大していくのがジョイフル本田のやり方です。ジョイフル本田はこの方法で、常人では成しえない敷地面積の確保と、取扱製品の多さで顧客を獲得してきました。
株式会社ジョイフル本田の経営方針
ジョイフル本田の経営方針はこちらになります。
顧客第一主義の店づくり 小売業の原点は、地域社会に貢献しお客様を豊かにすることであり、その社会的責任の自覚と遂行によって、お客様からの信頼を得られると考えております。この考えを積み重ねていき、当社のビジネスの目的である「お客様に喜んでいただくこと」を、経営者から社員に至るまで価値観として共有し行動することこそ、当社の目指す真の「顧客第一主義」に繋がると考えております。そのため、お客様の声に耳を傾け、そこから得た情報、要望に即座に対応し売場に反映させる店づくりを行ってまいります。 地域一番の店づくり これまでの小売業界の戦略はすべて拡大を前提にしたものですが、当社は大きくするより強い会社を目指してまいりました。企業規模よりも存在価値が大切であり、小売業は「一店舗の経営」と考えております。当社はどこの地域に出店しようとも、その地域で一番店になる店づくりを目指してまいります。 信頼される店づくり お客様が必要とするものを充分に満たす品揃え、品質へのこだわり、徹底した価格・価値の追求による「エブリデーロープライス」(注1)。そして、プロのお客様に対しても的確にアドバイスができる人材を配置した店舗におけるサービスの厚み。これらの要素が掛け合わされて生まれる信頼関係の上に、お客様の確固たるストアロイヤリティ(注2)が形成されると考えております。今後も信頼される店づくりを継続し、更にストアロイヤリティを高めてまいります。 商品のもとのもとから扱う、こだわりのある品揃え 当社が地域のお客様に支持されている理由は、地域社会に役立つモノとサービスを生みだし続けてきたことにあります。具体的には、あるべき店にあるべき商品があるだけでなく、あるべき時にそれがあり、あるべき売場にあるという店づくりを行ってきたからであると考えております。今後も、お客様の声に真摯に耳を傾け、時には自社で作ってでも品揃えを充実させ、お客様の欲する商品・サービス・情報を的確に提供できる店として、より良い商品、お役に立つ商品の品揃えに努めてまいります。 徹底した価格、価値を追求した店づくり 価格の安さや見たことのない商品を満載した品揃えなど、具体的な魅力を提示できなければ、当社へ買い物に来ていただくことはできないと考えております。 当社は、「この価格なのにこの品質」と感じる安くて良い価値ある商品・サービスを「エブリデーロープライス」にて販売・提供することにより、常に地域一番店を目指してまいりました。「一番売れることは、一番喜んでいただいていること」「安くて良い品質の商品・サービスを提供することで、より多くのお客様に喜んでもらうことができる」と考え、徹底した価格・価値を追求した店づくりを引き続き追い求めてまいります。経営方針 | 株式会社ジョイフル本田
創業当時からジョイフル本田は顧客第一の店づくりをしてきました。売場面積と品ぞろえではジョイフル本田は日本一と言っていいでしょう。すぐ近くのホームセンターで見つからない商品でもジョイフル本田に行けば見つかるはずというお客さんが多いのもうなずけます。そのため、ジョイフル本田の商圏が広くても広い範囲でお客さんを取り込めるのです。
また、顧客満足度を高めるためには従業員満足度を高める必要があるというのは昔からの方針で、ジョイフル本田では勤続10年以上の社員は全員1週間の海外研修に行くことができます。こうした取り組みで、ジョイフル本田の「ジョイフル」が実現されてきました。
株式会社ジョイフル本田の事業案内
ジョイフル本田の事業内容について詳しく見ていきましょう。
ホームセンター ジョイフル本田
ネット通販 オンラインショップ、えんじょいふる
ガソリンスタンド JSSジョイフルスピードステーション
もちろんジョイフル本田の主軸事業はホームセンター事業です。ただ、このホームセンター事業に「ついで」といった要素から、ジョイフル本田の敷地内に現在はガソリンスタンドを導入していますし、今後は車検などを扱う店舗や農産物ショップなどを導入し、さらなる拡大を狙っています。
既存店舗をさらに成長・拡大させる株式会社ジョイフル本田
ジョイフル本田のご紹介はいかがだったでしょうか?
茨城県内では大変有名なホームセンターであるジョイフル本田ですが、近年は関東での認知度も高まりつつあり、今後どこまで成長するのか楽しみです。ただ、ジョイフル本田の場合は、店舗数を増やして拡大していくというよりは、既存店舗をどんどん大きくしていく方法をとっているため、新規店舗はそれほど増えないかもしれません。ジョイフル本田は茨城や関東でホームセンターに勤めたいという方にはぜひおすすめです。