株式会社ベルーナの企業概要と沿革
ベルーナの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、ベルーナのおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社ベルーナの基本情報
社名 | 株式会社ベルーナ |
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本社所在地 | 埼玉県上尾市宮本町4番2号 |
設立年月日 | 1977(昭和52)年6月 |
代表取締役社長 | 安野 清 |
株式公開 | 東証1部(証券コード:9997) |
資本金 | 10,607,000,000円 |
事業内容 | 総合通販事業、専門通販事業、店舗販売事業、ソリューション事業、ファイナンス事業、プロパティ事業、その他の事業
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ベルーナの現社長安野清氏は、創業者でもあります。創業当時は印鑑の訪問販売として業績を伸ばしましたが、時代の流れを見据えてベルーナの通信販売(領布会)をはじめたところ大ヒット。印鑑時代のノウハウを生かしてベルーナを大企業へと成長させた人物です。
ベルーナの事業は、通信販売だけだと思っていましたので、ファイナンスやプロパティ事業も行っていることを知って驚く人も多いのではないでしょうか。
株式会社ベルーナの沿革
ベルーナの沿革はこちらになります。
1968年(昭和43年) 9月 | 埼玉県上尾市に印鑑の訪問販売、友華堂として創業 |
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1977年(昭和52年) 6月 | 埼玉県大宮市奈良町37番12号に㈱友華堂を設立 |
1983年(昭和58年) 3月 | 衣料品の通信販売を開始 |
8月 | 埼玉県上尾市柏座4丁目6番7号に本社を移転 |
1986年(昭和61年) 8月 | 総合カタログ「ベルーナ」創刊 |
10月 | 埼玉県上尾市に第1物流センターを設立 |
1987年(昭和62年) 12月 | 金融サービス事業を開始 |
1990年(平成2年) 4月 | 商号を㈱ベルーナに変更 |
1992年(平成4年) 10月 | 北海道産地直送生鮮食品の通信販売を開始 |
1994年(平成6年) 1月 | 埼玉県上尾市に領家丸山流通システムセンターを新築・稼働 |
7月 | 医薬品及び健康食品の販売を目的に㈱東洋漢方研究所を設立(現・連結子会社㈱リフレ) |
9月 | 日本証券業協会に株式を店頭登録 |
1998年(平成10年) 1月 | 東京証券取引所第二部に株式を上場 |
5月 | 埼玉県上尾市宮本町4番2号に本社を移転 |
2000年(平成12年) 3月 | 東京証券取引所市場第一部に株式が指定される |
3月 | 化粧品事業等の展開を目的に㈱オージオを設立(現・連結子会社) |
8月 | 栃木県に宇都宮流通システムセンターを新築 |
2002年(平成14年) 1月 | フレンドリー㈱の営業権を㈱グルメ直送便が譲り受け、商号をフレンドリー㈱(現・連結子会社)に変更 |
5月 | 貸金業の展開のために㈱サンステージ・ファイナンス(現・連結子会社 ㈱サンステージ)を設立 |
10月 | 韓国における貸金業の展開のために、ベルネット クレジット カンパニー リミテッドを韓国に設立 |
2004年(平成16年) 2月 | 品質の管理・向上を目的とし、上海蓓如娜服装整理(上海ベルーナ)を設立 |
2006年(平成18年) 11月 | 販売経路の多角化を目的に、㈱BANKAN及び㈱わものやを設立 |
2007年(平成19年) 3月 | 看護師向け事業の展開を目的に㈱ナースリーの全株式を取得し子会社化 |
4月 | プライバシーマークを取得 |
2010年(平成22年) 10月 | ガバナンスの強化並びに経営及び財務の効率化を目的に、㈱エルドラド(消滅会社)を吸収合併 |
2011年(平成23年) 3月 | ゴルフ場の運営事業の分社化を目的に、㈱エルドラド(新設会社)を新設分割(現・連結子会社) |
2012年(平成24年) 10月 | 経営資源及び事業運営の効率化を目的に金融サービス事業(消費者金融事業)を㈱サンステージに統合(現・連結子会社) |
2013年(平成25年) 8月 | 看護師向け通販を展開する㈱アンファミエの全株式を取得し、子会社化 |
2014年(平成26年) 1月 | ベビー・ギフト通販を展開する㈱ベストサンクスの全株式を取得し、子会社化 |
3月 | ベルネットクレジットカンパニーリミテッドの株式を㈱テムコに譲渡 |
8月 | 埼玉県吉見町に吉見ロジスティクスセンターを新築・稼働 |
2015年(平成27年) 6月 | 輸入商品の通販・卸事業を展開する丸長㈱の全株式を取得し、子会社化(現・連結子会社)
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やはりベルーナ創業者であり社長の安野清氏の商才がすばらしかったのでしょう。ベルーナでは次々と新たな事業を始めて成功を収めていますね。ここ最近のベルーナは、海外展開も視野に入れているとのことですので、今後は海外拠点も設立するかもしれませんね。
株式会社ベルーナの企業理念
ベルーナの企業理念はこちらになります。
1.わが社の事業の原点 わが社は国際的視野に立って、地域に生活するより多くのお客様の、衣食住遊を豊かにする商品及びサービスを他社に先がけて提案し、より高い利便性、経済性、ファッション性、アソートメントを他社より優れたシステムと企画力で提供して、お客様の生活と幸せの向上に貢献する。 2.わが社の求める社員像 わが社の人材は何事に対しても、明るく、ポジティブに取組み、お客様の満足とよりよい仕事にこだわり (責任を持ち)、困難から逃げることなく、自分の能力とキャパシティを拡げ、信頼を高めるため常に挑戦する。 3.わが社の目指す企業像 わが社は国際的視野で、衣食住遊分野の事業を他社との競合で圧倒的優位に展開し、安定性、成長性、継続性、収益性とイメージをより高め、有能な人材の集まるエクセレント企業を実現し社会に貢献する。経営理念 | ベルーナ
ベルーナでは若い社員が活躍しています。社長に直接意見を言える機会があったり、社員同士の風通しも大変よいという声が聞かれますので、いわゆる年功序列の上からの押しつけなどはなさそうです。ベルーナの会社側でも、インセンティブ制度をとっており、ゲームのように楽しんで仕事をしてもらう工夫をしています。このことにより、社員のモチベーションが高まり、結果としてベルーナの売上にも反映されているはずです。
株式会社ベルーナの事業案内
ベルーナの事業内容について詳しく見ていきましょう。
総合通販事業 | ベルーナ、RyuRyu、ベルーナインテリア |
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専門通販事業 | ベルーナグルメショッピング、My Wine CLUB、OZIO、なちゅライフ、リフレなど |
店舗販売事業 | BANKAN、わものや、BELLUNA店舗 |
ソリューション事業 | ベルーナBIZ |
ファイナンス事業 | ベルーナノーティス |
プロパティ事業 | 不動産賃貸・開発事業 |
その他の事業 | 卸売事業、保険事業
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通販以外の事業も行っていますが、やはりベルーナの主軸事業は通販です。総合通販事業が約50%、専門通販事業が約30%とベルーナの売上全体の中で通販事業は約8割を占めています。現在は10%に満たない店舗販売事業ですが、ベルーナでは今後この店舗販売にも力を入れていくということで、海外展開も視野に入れているとのことです。
通販企業の大手ながらまだまだ伸びしろのある株式会社ベルーナ
ベルーナのご紹介はいかがだったでしょうか?
年々利益を上げ続けてきたベルーナですが、事業の内容を見るとまだまだ成長する余地が多くありそうです。ベルーナの場合、小売では珍しく通販事業が先で店舗事業があとになっていて、最近になってショッピングモールなどに出店を始めたばかりですので、まだまだ成長が見込めます。
通販業界に興味がある人はもちろんですが、実店舗での販売も体験できるベルーナ。また、ベルーナではファイナンスやプロパティなど、通販ではない事業も合わせて様々な職種を体験させてくれるので、その中で自分に合う職種を見つけることができそうです。