ダイダン株式会社の概要と沿革

ダイダンの概要

社名     ダイダン株式会社
大阪本社所在地〒550-8520 大阪市西区江戸堀1丁目9番25号 TEL06-6441-8231
東京本社所在地〒102-8175 東京都千代田区富士見2丁目15番10号 TEL03-3261-8231
設立年月日  1933年(昭和8年)10月10日
取締役会長  菅谷 節
取締役社長  北野 昌平
株式公開   東証(1部)
資本金    4,479,725,988円
事業内容   電気工事、空調工事、水道衛生工事、消防施設工事、機械器具設置工事の設計、監理、施工
『以上、ダイダン株式会社HPより参照』


 ダイダンは、1903年(明治36年)に、創業し、1933年に株式会社大阪電気商会大阪暖房商会として設立されました。旧三和銀行(現三菱フィナンシャル・グループ)の取引先企業で構成する「みどり会」の会員企業です。

ダイダンは、創業以来、官公庁舎、銀行、医療施設、商業施設など全国の歴史に残るような建築物の施工に携わってきた老舗企業です。

ダイダンは、歴史のある企業ですが、常に新技術を導入して、付加価値を生み出し、それを利益に結びつけている会社です。

ダイダンは、電気設備工事などを行っていて、爆発的な利潤の追求はしていませんが、安定した経営で事業を継続し、社会に貢献している会社です。

ダイダンの主な沿革

1903年(明治36年)03月  創業
1933年(昭和08年)10月  (株)大阪電気商会大阪暖房商会 設立
1943年(昭和18年)09月  大阪電気鉄管工業(株)に商号変更
1946年(昭和21年)12月  (株)大阪電気商会大阪暖房商会に商号変更
1949年(昭和24年)10月  建設業法施行により建設業者登録
1965年(昭和40年)01月  大阪電気暖房(株)に商号変更
1975年(昭和50年)10月  大阪証券取引所市場第2部に上場
1978年(昭和53年)03月  完成工事高500億円を突破
1979年(昭和54年)01月  シンガポール支店開設
1981年(昭和56年)09月  大阪証券取引所市場第1部銘柄に指定される
1983年(昭和58年)02月  現在地(大阪市西区江戸堀)に本店ビルを建設
1984年(昭和59年)10月  埼玉県入間郡三芳町に技術研究所を建設
1987年(昭和62年)01月  PECK-500の1号機を納入
1987年(昭和62年)04月  ダイダン(株)に商号変更
1987年(昭和62年)11月  第1回物上担保附転換社債50億円を発行
1989年(平成 元年)03月  完成工事高1,000億円を突破
1993年(平成05年)03月  完成工事高2,000億円を突破
1993年(平成05年)08月  東京証券取引所市場第1部に上場
1997年(平成09年)09月  シンガポール支店においてISO9000Sの認証を取得
1999年(平成11年)12月  国内全事業所においてISO9000Sの認証を取得
2002年(平成14年)02月  国内全事業所を対象としたISO14001一括認証を取得
2003年(平成15年)03月  創業100周年を迎える(3月4日)
『以上、ダイダン株式会社HPより参照』

ダイダン株式会社の経営理念

ダイダンの経営理念は、「総合設備工事業者として常に新たな価値の創造に挑戦し、より良い地球環境の実現と社会の発展に貢献する」です。
CSR | ダイダン株式会社

ダイダン株式会社の事業

ダイダンの事業には、「電気設備工事」、「衛生設備工事」、「空調設備工事」、「リニューアル工事」、「海外工事」の5つの事業があります。

電気設備工事事業

 ダイダンの電気設備工事事業部門は、最新の制御・監視技術により、融通度の高い、高度情報化社会を見据えたシステムを構築しています。

 ダイダンの電力設備工事・・・受変電設備、予備電源設備、中央監視設備、幹線設備、動力設備、ホール照明・電灯コンセント設備などの工事

 ダイダンの通信設備工事・・・電話設備、インターホン、放送設備、表示器、時計、テレビ共聴設備、ITV、ページング、駐車場管制設備などの工事
     
 ダイダンの防火設備工事・・・自動火災報知設備、防排煙設備、非常照明設備、無線通信補助設備などの工事

 ダイダンの「その他」設備工事・・・舞台照明設備、特殊音響設備、避雷針設備、計測・計装設備などの工事

衛生設備工事事業

 ダイダンの衛生設備工事事業部門は、河川や海洋汚染を防ぐ、浄化設備や公害防止設備に注力して、水の無駄をなくした再利用を追求しています。

 ダイダンの供給設備工事・・・給水・給湯設備、ガス設備、衛生器具設備、水処理設備などの工事
 ダイダンの処理設備工事・・・一般排水・工場排水設備、汚水総合処理設備、塵芥償却設備などの工事
 ダイダンの工場配管設備工事・・・プラント配管設備の工事
 ダイダンの消化設備工事・・・消火栓設備、スプリンクラー消化設備や、その他特殊消化設備の工事
 ダイダンの特殊設備工事・・・ホテルバスルーム、厨房設備、洗濯設備、中央式真空掃除設備、医療・研究用特殊配管設備、水族館設備、屋内プール、噴水設備などの工事

空調設備工事事業

 ダイダンの空調設備工事事業部門は、オフィス、工場、病院などの建物の空調設備工事を行っています。ダイダンでは、様々なノウハウを駆使して、一つ一つの建物に応じた空調プランを提案することで、心地良い室内環境と省エネルギーを両立させています。

 ダイダンの空調設備工事・・・空調・換気設備、空気清浄装置、ダクト設備、配管設備などの工事

 ダイダンの空調防災設備工事・・・防炎設備、排煙設備などの工事

 ダイダンの空調制御設備工事・・・空調自動制御装置、空調計装設備などの工事

 ダイダンの搬送設備工事・・・昇降機、搬送システム設備などの工事

 ダイダンの特殊空調設備工事・・・クリーンルーム、恒温恒湿設備、冷凍冷蔵設備、ソーラーシステム設備、プラント配管設備、実験環境設備などの工事

リニューアル工事事業

 ダイダンのリニューアル工事事業は、ビルやオフィスや設備のリニューアルを
行っています。

ダイダンでは、独自のノウハウの基づいた設備診断技術を開発して、施工方法・期間・コストまで含めて、個々のニーズに合致した効率の良いリニューアルプランを提案しています。

海外工事事業

 ダイダンでは、シンガポールなどで、工場・研究所を中心に事業活動を行っています。

ダイダンでは、クリーンルームや省エネルギー関連の工事などで実績をあげ、
それぞれの国のニーズにあった高品質の設備を提供しています。

ダイダン株式会社が取り組むもの

 ダイダンは、老舗の総合設備工事業者として、景気の変動に左右されにくい経営基盤をつくることを目指しています。

そして、ダイダンは、「総合設備工事業者として常に新たな価値の創造に挑戦し、より良い地球環境の実現と社会の発展に貢献する」という経営理念を実現するために、2つの環境づくりに取り組んでいます。

(1)快適な地球環境の実現

 企業は、事業活動を行うと、多くのエネルギーを消費してしまいます。そのため、ダイダンは、建築設備に求められる省エネルギーを実現し、再生可能エネルギーを活用することで、地球環境保全に寄与する技術開発に努めています。

(2)事業活動のニーズにマッチした環境を創造して提供

 企業が事業活動を行うには、それぞれの事業に必要な環境をつくらなければなりません。そして、それを実現するには高度な設備技術が必要です。

ダイダンは、先輩技術者たちが培ってきた最先端の空間制御技術を発展させ、お客さまが必要とする環境を創造して提供することに努めています。

このように、ダイダンは、事業の安定成長のために、そして、次の世代のために、技術力を生かして地球環境保全に取り組む、地道な会社です。