株式会社ワッツの企業概要と沿革
ワッツの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、ワッツのおおよそのことはご理解いただけると思います。
株式会社ワッツの基本情報
社名 | 株式会社ワッツ |
---|---|
本社所在地 | 大阪市中央区城見1丁目4番70号 住友生命OBPプラザビル5階 |
設立年月日 | 1995(平成7)年2月22日 |
代表取締役社長 | 平岡史生 |
株式公開 | 東証1部(証券コード:2735) |
資本金 | 440,290,000円 |
事業内容 | 日用品・雑貨の卸小売業(主に100円ショップの運営)
|
ワッツ現社長の平岡史生氏は、創業者である義父の跡を継いで社長に就任した人物です。そして創業者の考えをしっかり引き継いでワッツを成長させてきました。
株式会社ワッツの沿革
ワッツの沿革はこちらになります。
1995年 2月 | 大阪市中央区に資本金1,000万円で(株)ワッツを設立。日用品・雑貨の100円ショップ事業を開始 |
---|---|
5月 | (株)久松より神奈川県三浦市及び長崎県下県郡厳原町の店舗及び商品を譲り受けるとともに従業員を引き継ぎ、日用品・雑貨のディスカウントショップ事業を開始 |
11月 | 本社を大阪府東大阪市に移転 |
1997年 8月 | 滋賀県犬上郡豊郷町に物流センターを開設 |
2002年 5月 | 店頭(ジャスダック)上場 |
2003年 3月 | 第9期事業年度より、従来の12月から8月に決算期を変更 |
2003年 12月 | 本社を現在の大阪市中央区城見一丁目4番70号 住友生命OBPプラザビルに移転 |
2005年 3月 | 100円ショップ事業を地域別に分割し、(株)関東ワッツ、(株)中部ワッツ、(株)関西ワッツ、(株)中四国ワッツ、(株)九州ワッツの5社を設立 |
9月 | (株)三栄商事及び(株)シーエムケー・トレーディングの株式を取得し、子会社化 |
2006年 5月 | 大黒天物産株式会社との共同出資による(株)バリュー100を設立 |
9月 | 物流業務全般を(株)丸和運輸機関へ委託 |
2007年 3月 | (株)オースリーの株式を取得し、子会社化 |
9月 | (株)関東ワッツが(株)三栄商事を吸収合併(存続会社は(株)関東ワッツ) |
2008年 6月 | ㈱ワッツオースリー販売を設立 |
8月 | 販売子会社6社((株)関東ワッツ・(株)中部ワッツ・(株)関西ワッツ・(株)中四国ワッツ・(株)九州ワッツ・(株)オースリー)の100円ショップ事業を(株)ワッツオースリー販売へ事業譲渡 |
9月 | 事業譲渡後の販売子会社6社を吸収合併。(株)ワッツオースリー販売の営業開始 |
2009年 1月 | タイ王国バンコクにThai Watts Co.,Ltd.を新規設立 |
2010年 4月 | ジャスダック証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、大阪証券取引所JASDAQへ上場 |
12月 | インテリア雑貨輸入卸の(株)あまのの株式を取得し、子会社化 |
2011年 5月 | (株)ワッツオースリー北海道を設立 |
2012年 3月 | 中国浙江省に寧波喜美客家居用品有限公司を設立 |
10月 | マレーシア国クアラルンプールにWatts Harrisons Sdn. Bhd.を設立 |
2013年 5月 | Thai Watts Co.,Ltd.の株式の一部を現地小売企業に譲渡し、合弁会社化 |
6月 | (株)大専の株式を取得し、子会社化 |
7月 | 東京証券取引所と大阪証券取引所の合併に伴い、東京証券取引所JASDAQ(スタンダード)へ上場 |
8月 | 東京証券取引所市場第二部へ市場変更 |
9月 | 中国上海市に上海望趣商貿有限公司を新規設立 |
2014年 3月 | 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
5月 | (株)シーエムケー・トレーディングを吸収合併 |
8月 | ペルー共和国リマにWatts Peru S.A.C.を新規設立 |
9月 | (株)ワッツオースリー販売の中四国エリアの事業を会社分割し、(株)大専に引き継ぐ吸収分割を実施。(株)大専は、(株)ワッツオースリー中四国に商号変更 |
2016年 3月 | (株)ワッツ・コネクションを設立 |
4月 | ファッション雑貨店「BuonaVita(ブォーナ・ビィータ)」の運営に関する事業を(株)ワッツ・コネクションへ譲渡 |
5月 | Sostrene Grenes Holding Aps及び(株)元林との共同出資による(株)ヒルマー・ジャパンを設立 |
9月 | 国内100円ショップ事業の運営子会社である(株)ワッツオースリー販売、(株)ワッツオースリー北海道、(株)ワッツオースリー中四国の3社を、運営実態に合わせ、(株)ワッツ東日本販売、(株)ワッツ西日本販売の2社に再編
|
もともとワッツの創業者は催事場で移動販売する形態の店に勤めていましたが、95年に独立し、100円ショップをはじめています。そのため、この「移動販売」という形がいまでもワッツには根付いており、店舗はありますが催事場の感覚を忘れずに経営を行ってきたそうです。
株式会社ワッツの企業理念
ワッツの企業理念はこちらになります。
株式会社ワッツの社是
「おかげさまの心」会社情報(ご挨拶)|株式会社ワッツ
株式会社ワッツの経営理念
私たちの仕事は、皆様へのおかげさまをもって成り立っています。 私たちは「おかげさまの心」を大切に、お世話になっている皆様に役立ち、社会に貢献することを使命とし、皆様と一緒に成長してゆくことを目指します。会社情報(ご挨拶)|株式会社ワッツ
現在多くの100円ショップが乱立する中、ワッツでは様々な形で他社との差別化を図ってきました。例えばワッツの店舗は内装にはこだわらず、居ぬきの物件を安く借り、浮いた分商品の質を高めるといった具合です。
株式会社ワッツの事業内容
ワッツの事業内容について詳しく見ていきましょう。
100円ショップ事業 | 100円ショップ「ワッツ」「ミーツ」「シルク」 |
---|---|
海外事業・ブランド | 東南アジアを中心に「KOMONOYA(こものや)」、中国で「小物家園(こものかえん)」 |
国内その他事業 | ナチュラル雑貨販売の「Buona vita(ブォーナ・ビィータ)」ナチュラルエレガント雑貨の輸入卸の「あまの」など
|
ワッツの主たる事業はやはり100円ショップ事業で90%以上を占めています。ワッツでは海外出店も加速しており、海外店舗ではダイソーに続く数となっています。
100円ショップのニューウェーブ株式会社ワッツ
ワッツのご紹介はいかがだったでしょうか?
100円ショップと言っても様々な会社が様々な形態で出店していて、競争が激化していますが、そうした中でもワッツは年々売上を伸ばしています。ワッツの品ぞろえは、「これで100円?」というような品質の高さが売りですから、他社とはまた違った経営方法が成長の秘密です。