株式会社ガイアックスの概要と沿革

まず、ガイアックスの基本情報は以下の通りです。

【ガイアックスの概要】

社名株式会社ガイアックス
本社所在地東京都千代田区平河町2-5-3
設立年月日1999年(平成11年)5月10日
取締役代表執行役社長上田 祐司
株式公開セントレックス上場(証券コード:3775)
資本金100(百万円)
事業内容ソーシャルメディアの企画・開発、コンテンツ提供、掲示板監視、ユーザーサポート業務など
ガイアックス:会社概要より引用


ガイアックスは、東京都千代田区に本社を置いているソーシャルメディアの企画から開発、コンテンツの提供などを行なっている会社です。1999年に設立され、まだ若い企業でありながら自由度の高い働き方や社風により注目を集めています。設立当初より個人向けの無料交流サイトを運営していましたが、現在はインターネット広告の市場価格の下落など、時代の流れにより事業内容を法人向け事業をメインに展開しています。

それではガイアックスの歴史を沿革で見ていきましょう。

【ガイアックスの沿革】

平成11年3月広告収入モデルによるコミュニティサイトの企画運営を主な目的として、東京都世田谷区に有限会社ガイアックスを設立
平成11年5月株式会社ガイアックスへ組織変更
平成12年3月東京都渋谷区渋谷三丁目19番1号へ本社移転
平成12年4月子会社GAIAX U.S.A LTD.を設立(平成14年5月全株式をマネージメント・バイ・アウト)
平成12年6月子会社GAIAX SINGAPORE PTE. LTD.を設立(平成14年4月清算)
平成12年8月韓国のDaum Communications Corp.と日本におけるソリューション事業展開のための合弁会社「株式会社ダウムジャパン」を設立(平成14年9月清算)
東京都渋谷区道玄坂二丁目29番20号へ本社移転
平成12年8月子会社株式会社ガイアックスカフェを設立(平成14年5月全株式をマネージメント・バイ・アウト)
平成13年9月東京都渋谷区渋谷二丁目12番19号へ本社移転
平成14年11月韓国からのソリューション仕入業務を強化するための連結子会社GaiaX Korea Co.,Ltd.を韓国ソウル市に設立
平成16年4月有料コンテンツの事業を開始
自社アバターコミュニティサイト「gaiax.com」運営開始
平成17年2月財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)よりプライバシーマークの認定を付与される
東京都渋谷区渋谷二丁目17番5号へ本社移転
平成17年7月名古屋証券取引所セントレックス上場
平成17年11月株式会社電縁の株式取得
平成18年1月株式会社電縁の簡易株式交換による完全子会社化
平成18年2月連結子会社として株式会社GT-Agencyを設立
平成18年5月トゥギャザー株式会社の株式取得による完全子会社化
平成18年8月委員会設置会社へ移行
平成19年3月会社分割(簡易分割)によりオンラインゲーム事業部門の分社化並びに同新設会社の株式全部を株式会社インデックス・ホールディングスへ譲渡
平成19年6月連結子会社のGaiaX Korea Co.,Ltd.を清算
平成20年10月株式会社ソーシャルグループウェア(現株式会社シーエムエスエス)の株式取得による完全子会社化
平成21年4月東京都品川区西五反田一丁目21番8号へ本社移転
平成21年10月株式会社ドリコムより法人向けブログパッケージ事業を譲受
平成22年1月連結子会社として株式会社カヨトコ及び株式会社MGR(現株式会社XStartup)を設立
平成23年6月連結子会社としてフィリピンにGaiaX Asia Corporationを設立
平成23年10月連結子会社のトゥギャザー株式会社と株式会社ソーシャルグループウェア(現株式会社シーエムエスエス)を合併
平成23年12月連結子会社の株式会社GT-Agencyが分割を行うと同時に社名を株式会社TMRに変更し、分割新設会社株式会社GT-Agencyを設立
平成24年1月連結子会社として株式会社テンエックスラボを設立
平成24年6月連結子会社として株式会社GaiaX Interactive Solutions(現アディッシュプラス株式会社)、シンガポールにGaiaX Global Marketing & Ventures Pte.Ltd.を設立
平成24年9月連結子会社として株式会社GaiaX Fukuoka、株式会社GaiaX Sendaiを新設分割により設立
平成26年3月株式会社ベンチャー広報の全株式取得による完全子会社化
平成26年10月連結子会社としてアディッシュ株式会社を新設分割により設立
平成27年7月連結子会社としてシンガポールにXStartup Singapore Pte.Ltd.を設立
平成27年7月連結子会社の株式会社シーエムエスエスより吸収分割によりiQube事業を承継
ガイアックス:有価証券報告書より引用

株式会社ガイアックスの基本理念

次に、ガイアックスの基本理念をまとめていきます。社内環境をHPなどで見ていると非常に自由度の高い企業という印象を持ちました。ですがそれは個人個人の責任感の強さの表れでもあり、全ての従業員の方たちが自分自身での判断力と行動力を持っている事が何よりガイアックスの強みのように感じます。

【TRANSPARENCY】
フリー、フラット、オープン
メンバー全員が経営層や事業責任者と同じ情報を持つことで、自分自身で判断し、行動する権限が与えられています。ゴールに向かって一人ひとりが同じ方向を向き、動くことのできる強い組織を目指します。

【SELF-RESPONSIBILITY】
自己責任
自ら仕事を生み出すのはもちろんのこと、周りで発生した課題や社会の課題を自らの課題ととらえ、責任を持って行動する姿勢を大切にします。

【VENTURE SPIRIT】
ベンチャースピリット
私たちは、メンバー一人ひとりの起業家精神を大事にします。Gaiaxに蓄積された豊富な知識やノウハウを惜しみなく共有し、大きな夢を持つ心や、より良い社会の実現を目指し、社会全体を巻き込む力を育み、発揮していきます。

【SOCIAL CONSIENCE】
社会に目を向ける
自身の行動が社会や地球環境に与える影響を常に意識して行動します。個人の多様性が尊重され、一人ひとりが幸せを感じながら活躍できる仕組みづくりを推進し、社会との共生を目指します。
ガイアックスHP:About usより引用

株式会社ガイアックスの事業内容

最後にガイアックスの事業内容は以下の通りです。大きく分けて三つの事業をメインに展開しています。ソーシャルメディア事業では進化を続ける新しいカタチのコミュニケーションツールを日々模索し、社会問題化している投稿によるつながりなどから起こりうる様々なトラブルの監視なども行なっており、ネット社会の安全性を高める上でも活躍を果たしていると言えます。

【ソーシャルサービス事業】
ガイアックスでは、“Empowering the people to connect”のミッション実現のため、企業や自治体、教育機関向けにソーシャルメディアの企画・構築から運用まで、幅広く行っています。と同時に、新たなコミュニケーション手段によってもたらされた「つながり」が引き起こす社会問題を解決するため、投稿モニタリングやソーシャルリスニング業務にも取り組んでいます。

【インキュベーション事業】
ソーシャルメディアの浸透によって可能となったシェアリングサービスの事業開発に注力すると共に、シェアリングサービスを提供するスタートアップ企業への出資を行っています。また、シェアリングサービスの発展には、ソーシャルメディアと同様にCtoC取引の安心・安全を支えるための運用サービスが不可欠であり、ソーシャルメディアの構築・運営支援で培ったモニタリング、マーケティング、ユーザーサポートのノウハウや経験をいかしています。

【受託・開発事業】
ソーシャルメディアの構築・運用においては、大量のトラフィックに耐えうるシステム構築と運用保守が欠かせません。ガイアックスの開発力と開発子会社の電縁の開発リソースを活用し、法人クライアントのビジネスを支えています。
ガイアックスHP:PRODUCT & SERVICEより引用

これからの時代の主役になる責任力と可能性を持っているのが株式会社ガイアックス!

自由な社風や自由な働き方など昨今ではよく耳にするようになりました。ですがこのスタイルを維持するためには一人ひとりの責任感の強さが問われます。その責任感をどこよりも持っているのがガイアックスだと感じ、今後の働き方の指標となるような素晴らしい社内環境だと強く思いました。新しい発想を浮かべるためには環境が何よりだと勉強させられたガイアックスには、これからの時代の新しいコンテンツやサービスをこれからも生み続けていって欲しいと思います!