日本教育フォーラムの塾長である尾方 俊男 代表取締役に、塾の成り立ちや目的、将来像についてインタビューをしました
日本教育フォーラムの尾方塾長に塾の成り立ち、そして今後についてインタビューをさせていただきました。
名古屋市丸の内に本社を構える創設から20年を越える日本教育フォーラム。その特徴の一つとして名古屋大学など名門大学の現役医学部生を講師として招聘し、質の高い個別教育を行っている点が挙られます。また、フォーラム形式という独自の学習メソッドを活用することにより、数々の難関大学への合格を生み出しています。今回はそんな日本教育フォーラムの塾長を務める代表取締役、尾方俊男氏にインタビューを行いました。
インタビュワー:
「日本教育フォーラムの沿革についてご教示いただけますか?」
尾方塾長:
「1994年日本教育フォーラムは全国の大手予備校で授業を担当し、参考書や模試を作成もしているスーパー講師たちが、所属組織の枠を越え「日本の将来を担うリーダーを育てる」という理念を下に集結し、教育のあり方を見直す研究機関としてスタートしました。」
インタビュワー:
「日本教育フォーラムの創設の背景談などがあればご教示いただけますでしょうか。具体的なエピソードも併せてご教示頂ければ幸いです。」
尾方塾長:
「名古屋では、当初の映像教材での自宅学習+電話やFAXでのサポートという形でしたが、保護者様からのご要望をきっかけに、2001年、丸の内に東海・滝・南山といった中高一貫校及び旭丘・明和など公立の進学校を対象とした個別指導専門塾を開設。以来、独自の教授法と医学部生による個別指導のバックアップに加えて、スーパー講師を招いての講座も随時行い、東大・京大・名大などの難関大学や医歯薬学部を目指す多くの生徒達を毎年合格に導いています。」
インタビュワー:
「日本教育フォーラムの強み・課題点についてご教示いただけますか?」
尾方塾長:
「日本教育フォーラムの強みは、考える力を育てる事を基本としているところです。最高レベルを経験した先生だからこそ、勉強のやり方・頂点への登り方をリアルに伝え、教える事ができます。個別で一人一人に合わせた指導は、集団授業よりもはるかに、習熟度に繋がります。先生の質はどの塾にも勝る自信があります。
課題点について言えば、大手の予備校や全国展開している塾に比べて認知度が低いという事です。フォーラムでは名古屋丸の内の校舎のみですので、今まではあまり大きく宣伝する事はありませんでした。今後は認知度を上げていくために広告等に力を入れていく必要があると思っています。それからスーパー講師達の協力を得ながら、生徒に向けての提供出来る講座をより充実させ、生徒に選んでもらえる塾になりたいと思っています。」
インタビュワー:
「日本教育フォーラムに通うことで生徒はどんな力を身につけることができるとお考えですか?また、生徒達にどのような人生を歩んでもらいたいとお考えですか?」
尾方塾長:
「フォーラムでは、自主性を身に付ける事ができると考えています。生徒たちは、医学部生講師による計画立案や学習アドバイスを得て、自分がやらなければいけない事や課題点を洗い出し、それをどうこなしていくかを考え、実行する力を付けていきます。そうして受身型ではなく能動型の学習をすることで受験という壁を乗り越えてほしいのです。そして、大学に入った後・社会に出た後も、壁や困難に直面した時に自分の力でそれらを乗り越えられるリーダー的存在になって欲しいと思います。」
インタビュワー:
「日本教育フォーラムが成し遂げたいこと、とは何ですか?」
尾方塾長:
「前述のように、将来の日本を背負うような立派な大人に育てるような塾でありたい。
そして当たり前の話になるが、しっかりと納税する大人に育てたい。税収が豊かになり、誰もが高い教育を受けられる国になることを願っています。現在いろいろな所で取りざたされていますが、格差社会がひろがっている中、貧困による負の連鎖という問題があります。教育というのは、世界中どこの国においても国の根幹となる部分です。今後の発展のためには欠かせないものですから、子供たちの教育の為に少しでもフォーラムが貢献できればと思っています。」
インタビュワー:
「会社を経営する代表という立場において、最も重要視していることは何ですか?
また、尊敬する偉人、経営者の方がいらっしゃればご教示いただけますでしょうか。」
尾方塾長:
「塾の為の生徒ではなく、生徒の為の塾、従業員の為の会社を継続すること。
尊敬する経営者は稲盛和夫さんです。「生き方ー人間として一番大切なこと」が好きな書です。」