二谷友里恵と平田修によって発展したトライグループの軌跡に迫る！ ～平田修が創業し、二谷友里恵が代表を務めるトライグループ。少子高齢化が加速する日本で、一人ひとりのポテンシャルを上げ国力を高めるトライグループの事業とは～

※当コンテンツは取材費や試供品等をいただき記事を掲載しています。

教育業界のトップランナーのはじまり

トライグループの前社長であり、今は会長を務めている 平田修氏が、トライグループ創業者である。

平田氏は1987年に富山大学トライを創業。

そこで大学生の教育サークルとして大きな注目を集めたことで、教育の仕事を運営する思いが芽生えたのだろう。

そして、1990年4月に株式会社トライグループを創業した。

その後、2005年に平田修氏は社長職を退きトライグループの会長に就任。

同年、二谷友里恵氏がトライグループの社長に就任し、トライグループの拡大に尽力している。

トライグループの成長を牽引してきた代表取締役 二谷友里恵氏に迫る！

二谷友里恵のプロフィール

二谷友里恵のキャリア

株式会社トライグループの現社長である二谷友里恵氏は、平田修氏の妻。



二谷友里恵氏は、名俳優の二谷英明さんと、名女優の白川由美さんの娘として知られる。


トライグループの代表を務める以前には女優としてドラマやCMなどに出演していた。慶應義塾大学在学中に連続ドラマ「青が散る」に出演し話題となった。

その後も、「家族ゲームII」などに出演し、同作では二谷友里恵氏の母である白川由美さんと共演した作品としても知られている。


二谷友里恵氏の活躍はドラマやCMの出演だけにとどまらずファッションブランド「YURIE NITANI」「SOLOPLUS / YURIE NITANI」を立ち上げ、実業家としても手腕を発揮。

著書も出版しており1990年には「愛される理由」を、2001年には「楯」を出版している。


私生活においては1987年に某有名歌手と結婚したが1998年に離婚。

また結婚を機に女優業を引退し二人の娘をもうけた。


その後、平田修氏と結婚し、2005年からは株式会社トライグループの代表取締役に就任。

さらに、2007年には My Gym Japanの代表取締役に就任し、
現在は トライ式高等学院の理事長なども務めている。

二谷友里恵氏は様々なコースの開設や新規事業の展開など、事業サービスの展開拡大を行い、素晴らしい発展をトライグループにもたらした。

その他にも、アルプスの少女ハイジとトライを掛け合わせた人気のCMにも、二谷友里恵氏が関わったと言われる。

なぜハイジなのか、どのようにして長年に渡って愛されるCMとなったのか、など
二谷社長のクリエイティブに対しての考えを知ることができるインタビュー記事が公開されている。

下記リンクからインタビュー記事のページへどうぞ。

家庭教師だけではない！トライグループの多様な事業を一部紹介！

家庭教師のトライ

トライグループの中でも最も歴史があり一番の知名度を誇るであろうサービスが 家庭教師のトライ。

担任制の導入やプロ家庭教師コース、中高一貫校コースなど様々なコースを導入することでよりニーズに寄り添えるサービスとなっている。

120万人の指導実績から生まれたトライ式学習法で、多くの子ども達の夢を実現してきた実績を持つ。

個別教室のトライ

個別教室のトライは2000年から始まった教育。

完全1対1の個別指導塾として運営されており、2012年度には個別直営教室数が全国No.1となった。

現在は新たな取り組みとして、オンライン家庭教師事業も行っている。

専任の教師による完全マンツーマン指導で、生徒一人ひとりに合った指導をし、分からない部分はすぐに解消できる仕組みを作った。

トライ式高等学院

通信制高校のサポート校が トライ式高等学院である。

自宅学習がメインの通信制高校のサポートを行い、通信制高校によくある勉強についていけない問題や単位が取得できないといった問題を解決。

勉強の相談やレポートの添削など生徒の学習補助のほか、精神的なケアも実施している。

大人の家庭教師

大人の家庭教師は2013年に立ち上げられた事業。

大人に向けた教育で、趣味やスポーツ、資格に語学などの教育を提供している。

新しい生涯教育のカタチが大人の家庭教師。

大人になってしまったからといって夢を諦めるではなく、大人になったからこそ、大人の家庭教師で夢を実現してほしいという想いから生まれたサービスだという。

プロスポーツ家庭教師のトライ

テニスや野球、サッカー、バスケット、ゴルフなどといったスポーツで、華々しい実績を残したプロフェッショナルから指導を受けられるサービスが プロスポーツ家庭教師のトライ。

全国にあるレッスン場所や各家庭へとプロが足を運んでスポーツの指導を行う。

サーブだけを重点的に指導するなどといったピンポイントの指導にも対応可能で、どんな方の要望にも応えられるようにサービスを充実させている。

My Gym（マイジム）

0歳から13歳までの子どもを対象に運動しながらネイティブな英語に触れることができるフィットネスクラブ。

アメリカで誕生した マイジムはアメリカ国内だけで300拠点、世界30カ国以上に教室を展開。

マイジムでは全てのクラスで英語による授業が行われ、子どもたちが楽しみながら英語によるコミュニケーションやフィットネス、その他のプログラムで学習することができるようになっている。

また、クラスは子どもの月齢で分けられておりそれぞれにあったプログラムを受けることが可能。

トライイット（Try IT）

中学生・高校生向け映像授業サービスで誰でも無料で利用することができる。

無料ながらハイクオリティでわかりやすく、ひとつの授業が15分と短時間であることから利用者が増えている。

映像授業は4000本以上あり、中学生から高校生までの定期テスト対策にも対応。

また映像だけでは理解できなかった場合、トライグループの講師に質問できるサービス（有料）もある。

このようにトライグループは様々な事業を展開しており今後も新たな事業を展開していくと、二谷友里恵氏は語っている。

トライグループの理念・目指す先とは？

「 人は、人が教える。人は、人が育てる。」がトライの教育理念。

トライグループが目指すのは、人々が持っている本当のやる気を引き出し、前向きに生きていく力を育成すること。

そのためには、一人ひとりのパーソナリティに合わせ、それぞれに最適な方法で自ら考える力や豊かな心を伸ばすことが必要不可欠だと考えている。

マンツーマン教育の可能性を信じ、教育のためにできることのすべてを提供し続けてきたトライグループは「 幼児から大人の方まで、全ての方々の学びたいという思いに応える企業体へと変化し続けている」と二谷友里恵氏は語る。

トライグループの今後のビジョンとは？

既に多様な事業展開をみせているトライグループだが、これからも新しい事業に踏み出していくという。

事業の根幹であるマンツーマン教育を成長させるとともに、さらにいろいろなビジネスを展開し、お子さまからご年配の方まで成長を実感できるサービスを提供していくというビジョンを掲げているのだ。

子どもたち一人ひとり、そして教育業界全体の課題を解決することがトライグループの目指す道。

現在、歯止めの効かない少子化が進行しているからこそ、一人ひとりのポテンシャルを最大限引き出すことが必要となる。こういった取り組みは国力の向上にもつながると考えられる。

生まれた場所や環境など関係なく、受けられる教育に差があってはならない。

すべての人が望む教育を受けられる環境を整えるべく、トライグループは進化を続けている。

日本の教育を変えたい、日本の未来を明るく照らしていきたいという想いを実現させるために、心から教育を愛する人材はもとより、トライグループという会社の力を最大限活用して、新たなビジネスを生み出す挑戦をしたいという志をもつ人材もトライグループは求めている。

将来的にトライグループの事業は今以上に広がり、日本の教育を支える柱となっていくかもしれない。

トライグループについてさらに知りたい方は、下記の記事もご参照ください。

今後の成長も期待できる買収

英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズが「家庭教師のトライ」などを展開する教育関連会社トライグループを買収する方向で最終的な調整中。
買収金額は1000億円を超える。

トライグループは、AIなどデジタル技術を活用した指導に力を入れており、新型コロナウイルスの感染下でオンライン教育が浸透するなか、外資ファンドのもとで企業価値の向上を目指す方針。

CVCはSPC（特別目的会社）を設立し、トライ株を全株取得する。
その後、平田修氏と二谷友里恵氏は売却で得た資金を活用してSPCに再出資する形で経営に一定程度関与する予定。

上記の買収に伴い、CVCがトライグループの株式を取得。

4月1日付けで楽天モバイルの元社長である山田善久氏の代表取締役への就任が発表された。
今後は二谷友里恵氏とともに共同代表として経営に加わることになる。

また、トライグループ創業者で代表取締役だった平田修氏は顧問へ就任した。