フィールズの成長モデル

 フィールズは、パチンコ・パチスロ分野を中心にしたビジネスモデルから、知的財産(IP)を中心にしたビジネスモデルの転換を図っています。

但し、IPは、市場でヒットするコンテンツになるかどうかは不透明です。そのため、フィールズは、「コミックス」、「アニメーション」「映画・テレビ」「マーチャンダイジング(商品化)」の各領域に、価値を高めたIPを境界なく使って循環させます。

フィールズは、このようにIPを様々な場面で使うことで、認知度は高まり、ヒット商品が生まれる可能性は高くなると考えています。

このようにIPを活用することで、IP投資へのリスク軽減になって、フィールズの安定した成長体制が生まれます。

■コミックス
 フィールズは、ストーリーやキャラクターを取得して、IPを創り出します。例えば、コミック誌の「月間ヒーローズ」や「ヒーローズコミックス」では、様々なIPが生まれています。

■アニメーション
 フィールズは、最先端のCG技術などで、コミックスで生まれた人気の高いストーリーやキャラクターを映像化して付加価値を高めます。

■映画・テレビ
 フィールズは、映画やテレビにIPを使った作品を提供して、IPの認知度向上と拡大を図っています。

■商品化
 フィールズは、インタラクティブメディア(ゲーム・モバイル・SNS等)パチンコ・パチスロやコンシューマプロダクツのようなメディアに、認知度の高いIPコンテンツを展開して、収益化を図っています。

フィールズの「CR新世紀エヴァンゲリオン」の大ヒットでは、パチンコと原作それぞれで、新しいファンも増えています。

フィールズの成長戦略

 フィールズは、IPを中心にしたビジネスモデルの発展が、これからの成長には不可欠と考えています。

フィールズは、有力なIP創出のために次の検討を行っています。

ファンを魅了する独創的なIPをつくるために

 フィールズは、中核である「コミック」以外の分野(ゲーム等のプラットフォームやスマートフォン、タブレットなど)からのIPの創出と育成を図ることも、検討しています。

フィールズは、パートナー企業との積極的な協力関係の構築をすることで、これを実現しようとしています。

総合的なIPプロデューサーの育成

 フィールズは、IPを中心にしたビジネスモデルの発展には、従来のやり方から一歩進んだ、総合的なIPプロデューサーの存在が必要と認識しています。そのため、フィールズは、IPプロデューサーの育成も行っています。

海外展開

 フィールズはIPビジネスを成長させるには、海外展開も不可欠と考えています。そのため、フィールズでは、海外でも、旧作品とともに新ラインアップの映像を販売し、様々な媒体を横断的に展開する仕組みの構築を検討しています。

既にインドネシアには、フィールズの駐在員を派遣して、模索中です。
以上が、フィールズの成長戦略です。これからも増々発展していくのが楽しみな会社です。