株式会社村田製作所の会社概要

まずは、村田製作所の会社概要について説明していきます。

商号株式会社村田製作所
本社所在地〒617-8555 京都府長岡京市東神足 (ひがしこうたり) 1丁目10番1号
設立1950年12月23日 (創業1944年10月)
代表取締役社長村田 恒夫
上場証券取引所東京、シンガポール
資本金693億77百万円
事業内容ファンクショナルセラミックスをベースとした電子デバイスの研究開発・生産・販売
(株式会社村田製作所ホームページより引用)

株式会社村田製作所の経営理念

また、電気機器業界の大企業である村田製作所は、以下のような経営理念を掲げています。

■村田製作所の経営理念
技術を錬磨し、科学的管理を実践し、独自の製品を供給して文化の発展に貢献し、信用の蓄積につとめ会社の発展と協力者の共栄をはかり、これをよろこび感謝する人びととともに運営する。

(株式会社村田製作所ホームページより参照)

村田製作所は、1954年に創業されました。創業当初から村田製作所の経営理念は変わらず、今もなお貫き通しています。創業当初から電気機器業界を取り巻く環境は大きく変化してきましたが、村田製作所は理念を崩さず人々の生活や社会に貢献してきました。また、村田製作所は「Innovator in Electronics」というスローガンを掲げております。これには、「エレクトロニクス産業のイノベーションを先導していく存在でありたい」という村田製作所の思いが込められています。村田製作所の社員の一人ひとりが改革者として、時代と共に変化するニーズに対応していくという気持ちが窺えます。

株式会社村田製作所の事業案内

時代の最先端技術を開発してきた村田製作所は、全国各地の拠点で事業を展開しています。 そんな村田製作所の事業は以下の通りです。

■村田製作所のコンデンサ
村田製作所は、小型化・大容量化技術を持っています。
小型化・大容量化が求められる積層セラミックコンデンサにおいて、村田製作所は世界最小の0.2mm×0.1mmサイズを開発しました。広く搭載されているものでは世界最小の、0.4mm×0.2mmサイズは、高機能な携帯端末やポータブル機器での採用が進んでいます。この分野では、村田製作所は圧倒的なアドバンテージを誇っています。

■村田製作所の圧電製品
村田製作所は、マルチバンド、マルチモードで活躍する表面波フィルタを開発しています。
3GからLTE、4Gへと通信規格が進化するなかで、ポータブルデバイスはマルチバンド化、マルチモード化の流れにあると村田製作所は捉えています。表面波フィルタやデュプレクサは、圧電部品のなかでもとりわけ大きな需要の伸びが期待できます。

■村田製作所の通信モジュール
村田製作所は、スペースを創り出す、部品内蔵技術の将来性に期待しています。
スマートフォンやタブレットPCの一層の多機能化が進むなかで、通信モジュールの小型化が、ますます強く求められていると村田製作所は考えます。多層基板技術、部品内蔵技術がそのソリューション。村田製作所の要素技術を集大成して、お客様のニーズに応えます。

■村田製作所の電源他モジュール
村田製作所は、業界標準へ、新たな体制づくりに取り組みます。
これまで、村田製作所の電源モジュールはサイズや出力などの 対応によるカスタム品を得意としてきましたが、これからは業界標準品も強化していきます。この市場は大きく、グローバルに広がっており、村田製作所では新しいマーケットに挑むべく、体制づくりを進めています。

■村田製作所の、その他コンポーネント
村田製作所は、MEMSを中心に事業を拡大しています。
通信分野でEMI除去フィルタやインダクタが伸びているほか、自動車関連では、各国で横滑り防止装置(ESC)などの搭載が義務化されるなか、滑りを検知するMEMSセンサ(加速度センサ)が需要を伸ばしています。

(株式会社村田製作所ホームページより参照)

このようにして事業案内を一覧で見てみると、村田製作所がいかに専門的な事業を展開しているかがわかりますね!

確かな技術と柔軟な発想で、時代の変化に対応してきた株式会社村田製作所!

これまで紹介してきたように、村田製作所は時代の最先端を行く電気機器の開発を中心に、事業を展開してきました。村田製作所はお客様への「驚きと感動」、社員への「やりがいと成長」を重視して業務に取り組んでおります。そういった取り組みにより信頼を得て、2015年度には売上高1兆円を達成するなど、大きな結果を残すことができました。しかし、村田製作所はその結果に満足することなく、次の目標に向かって新たな計画を立てています。これからも村田製作所の革新は続くことでしょう。

常に革新を続け、日本の発展に貢献してきた村田製作所の今後の活躍に注目ですね!