中国電力株式会社の会社概要と沿革
まずは、中国電力の会社概要について説明していきます。
社名 | 中国電力株式会社 |
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本社 | 〒730-8701広島県広島市中区小町4-33 |
設立 | 昭和26年(1951年)5月1日 |
代表取締役社長執行役員 | 清水 希茂 |
発行済株式総数 | 371,055,259株 |
資本金 | 185,527百万円 |
事業内容 | 発電所、電力所、病院等の運営など |
中国電力株式会社の沿革
続いて、以下は中国電力の沿革です。
昭和26年5月 | 中国電力株式会社設立(資本金5億4,000万円) |
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昭和27年10月 | 東京・大阪証券取引所に上場 |
昭和33年4月 | 電力の広域運営体制発足。西地域電力協議会が発足。 |
昭和34年6月 | 火力発電設備が水力発電設備を上回る(火主水従) |
昭和44年7月 | 当社初の揚水式発電所である新成羽川発電所(出力30.3万kW)が全面運転開始 |
昭和49年3月 | 島根原子力発電所1号機運転開始(出力46万kW)。国内初の国産原子力発電所。 |
昭和49年4月 | 当社初の排煙脱硫装置を水島発電所2号機に設置 |
昭和55年3月 | 50万ボルト変電所・送電線営業運転開始 |
昭和58年1月 | 当社初の外債発行(スイス・フラン債) |
平成元年2月 | 島根原子力発電所2号機運転開始(出力82万kW) |
平成2年11月 | 当社初のLNG火力である柳井発電所1-1号系列運転開始(出力35万kW) |
平成3年1月 | CI(コーポレート・アイデンティティー)宣言,キーコンセプトを「エネルギア」に |
平成5年1月 | 中国電力環境行動計画策定 |
平成8年7月 | 7月分料金から燃料費調整制度を初めて適用 |
平成10年4月 | 広島市紙屋町地区で熱供給事業を開始 |
平成10年6月 | 三隅発電所1号機運転開始(出力100万kW) |
平成12年3月 | 改正電気事業法施行,電力小売りの部分自由化がスタート |
平成12年9月 | LNG供給事業を開始 |
平成12年10月 | 電気料金の改定(平均6.90%引下げ[規制部門]) |
平成12年11月 | 加圧流動床複合発電(PFBC)方式の大崎発電所1号機運転開始(出力25万kW) |
平成13年5月 | 中国電力の創立50周年,新キャラクター「エネルギアの国の仲間たち」誕生 |
平成13年6月 | 50万V送電線の第2ルート営業運転開始 |
平成13年10月 | 全社組織見直しに伴い事業本部制を導入 |
平成13年11月 | 蒸気供給事業開始 |
平成14年4月 | オンサイト熱電併給事業開始 |
平成14年10月 | 電気料金の改定(平均5.72%引下げ[規制部門]) |
平成17年2月 | 中国電力のカスタマーセンターの設置 |
平成17年4月 | 電気料金の改定(平均3.53%引下げ[規制部門])。電力取引業務の開始。「CSRの取り組みにあたって~CSR実践行動計画~」策定 |
平成18年3月 | 「エネルギアグループCSR行動憲章」の制定。ブランドスローガン「いいことプラスエネルギア」の策定。水島LNG基地営業運転開始 |
平成18年6月 | 中国電力の新帝釈川発電所の営業運転開始 |
平成18年7月 | 電気料金の改定(平均2.5%引下げ[規制部門]) |
平成18年11月 | 中国電力の絶縁油リサイクルセンター運用開始 |
平成19年5月 | 中国電力の柱上変圧器リサイクルセンター運用開始 |
平成19年6月 | 中国電力の広島支社を本社へ統合。コンプライアンス経営推進宣言を表明 |
平成20年2月 | 中国電力の本社部門の組織再編成。「流通技術センター」「島根原子力本部」設置。営業拠点の見直し |
平成20年3月 | グループ経営5ヵ年ビジョンの策定 |
平成20年7月 | 「人材育成ビジョン」「設備ビジョン」策定。岡山パイプライン株式会社の設立 |
平成21年4月 | 中国電力の水島発電所1号機天然ガスコンバインドサイクル発電設備の営業運転を開始 |
平成21年7月 | Jパワーとの共同出資により「大崎クールジェン株式会社」を設立 |
平成22年6月 | 「原子力安全文化の日」(6月3日)制定 |
平成23年12月 | 中国電力初のメガソーラー発電所である福山太陽光発電所(出力3,000kW)運転開始 |
平成26年12月 | オーストラリア ボガブライ石炭鉱山の一部権益を取得(当社初となる鉱山権益の取得) |
平成27年4月 | 中国電力の島根原子力発電所1号機の営業運転終了 |
平成27年9月 | 日本初のハイブリッド蓄電池システム実証事業を隠岐諸島で開始 |
平成28年1月 | 新「企業理念」と「中国電力グループ経営ビジョン」の策定 |
平成28年4月 | 電力小売の全面自由化に伴う新たな料金メニュー・サービスを開始。首都圏で電気の販売を開始 |
■中国電力の沿革の要点
最初は、昭和26年5月に資本金5億4,000万円で中国電力株式会社を設立したところから始まりました。その後、中国電力は昭和27年10月に東京・大阪証券取引所に上場し、勢いを増していきます。そして中国電力は、昭和49年3月に国内初の国産原子力発電所である島根原子力発電所1号機の運転を開始します。平成28年4月に、中国電力は首都圏で電気の販売を開始し、現在もますます拡大しています。
中国電力株式会社のグループ企業(総合エネルギー供給事業)
さらに、中国電力はグループ企業と共に様々な事業を展開しています。 現在の中国電力を支える、総合エネルギー供給事業を展開するグループ企業は、以下の通りです。
■株式会社エネルギア・ソリューション・アンド・サービス
中国電力のグループ企業で、燃料販売、トータルソリューションサービス、電力供給サービス、住宅電化などの事業を展開しています。
■株式会社パワー・エンジニアリング・アンド・トレーニングサービス
中国電力のグループ企業で、エンジニアリング事業、ITソリューション事業、環境ソリューション事業などを展開しています。
■水島エルエヌジー株式会社
中国電力のグループ企業で、気化およびガス送出事業、ガス導管事業などを展開しています。
このようにしてグループ企業を見てみると、中国電力が電気だけでなく総合的にエネルギーを提供していることがわかりますね!
「信頼。創造。成長。」の理念の下、60年以上地域社会に貢献してきた中国電力株式会社!
これまで紹介してきたように、中国電力は「信頼。創造。成長。」の理念の下、地域の方々に電気を供給してきました。中国電力は地域のお客様から信頼を得ることで、ここまで成長してきました。そしてその成長は地域社会への貢献へとつながり、中国電力のさらなる事業拡大へとつながっていくといった良い連鎖を生み出しています。また、中国電力は人々の安全を第一に考え、発電所の運営を行っています。中国電力は、特に原子力発電所の運営に関しては細心の注意を払っております。現代の課題に立ち向かい、解決し、中国電力はさらなる成長を目指していくことでしょう。
60年以上もの間、地域社会に貢献し成長してきた中国電力の今後の活躍に注目ですね!