船井電機株式会社の企業概要
社名 | 船井電機株式会社 |
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本社所在地 | 〒574-0013 大阪府大東市中垣内7丁目7番1号 |
設立年月日 | 1961(昭和36)年8月 |
代表取締役社長 | 前田 哲宏 |
株式公開 | 東証一部 |
資本金 | 31,307百万円 |
事業内容 | 電気機械器具(映像機器、情報機器)の製造及び販売 |
船井電機株式会社の沿革
1961 | 大阪市生野区中川町に資本金20百万円にて
船井電機(株)を設立。 |
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1961 | 岡山県に生産会社として、中国電波(株)を設立。 |
1962 | 米国にシカゴ出張所を開設。 |
1962 | 台湾に合弁の生産会社として、東陽電機工業を設立。 |
1963 | オープンリールテープレコーダ
回転機構の制御技術を中心としたメカトロニクス技術を応用し、様々な製品の製造技術に展開出来るようになりました。 |
1964 | 広島県に生産会社として、中国船井電機(株)を設立。 |
1966 | 大阪市生野区猪飼野中(現生野区桃谷)に新本社ビル竣工。
徳島県に生産会社として、徳島船井電機(株)を設立(以後、徳島県内に3工場を設立し4工場体制に)。 |
1968 | 8トラックカーステレオ
8トラックカートリッジ型のテープレコーダ。 8トラック力ーステレオは当時世界一の生産台数を記録しました。 台湾に生産会社として、台湾船井電機股份有限公司を設立。 |
1969 | 岡山県に生産会社として、岡山船井電機(株)を設立。
ホームステレオ 生産を開始。 大阪府大東市に本社新社屋竣工。 |
1970 | 北米の販売拠点として、米国にFUNAI AMERICA ELECTRIC SERVICE CORP.(後のFUNAI U.S.A. CORPORATION)を設立。 |
1971 | ラジカセ
生産を開始。 |
1971 | 台湾に生産会社として、
台中船井電機股份有限公司を設立。 |
1985 | テレビデオ
ブラウン管テレビとビデオを一つにしたビデオ内蔵型テレビ。 1990年代後半から2000年代前半にかけて大きく伸長し、北米で60%超のシェアを獲得しました。 ビデオソフト販売会社として、エイチアールエスフナイ(株)を設立。 |
1986 | ブラウン管テレビ
生産を開始。 |
1987 | イギリスに合弁の生産会社として、
FUNAI AMSTRAD LIMITED (後のFUNAI ELECTRIC (UK) LTD.)を設立。 |
1987 | 自動製パン器
世界初の自動製パン器1号機。 「らくらくパンだ」の商品名で発売。当社の日本市場本格参入第1号製品。 日本経済新聞社の年間優秀製品賞「最優秀賞」を受賞。 この年日本では、製パン器が一躍ブームとなりました。 シンガポールに合弁の生産会社として、 FUNAI ELECTRIC (SINGAPORE) PTE LTD.を設立。 |
1988 | ファックス
生産を開始。 新コーポレート・シンボルマークを策定。 売上高1,000億円達成。 ドイツに生産会社として、FUNAI ELECTRIC (EUROPE) GmbHを設立。 |
1989 | マレーシアに生産会社として、FUNAI ELECTRIC (MALAYSIA) SDN. BHD.を設立。
レーザーディスクプレーヤ FUNAIブランドとして、初めて国内大手量販店全店舗に展開された製品。 その後業務用としても販売されました。 |
1991 | 米国に販売会社として、FUNAI CORPORATION, INC.を設立。 |
1992 | 香港にHIGHSONIC INDUSTRIAL LTD.(現FUNAI ELECTRIC (H.K.), LTD.)を設立。
中国の委託加工先工場として、東莞工場が稼動(以後、常平工場、中山工場、嘉祥工場、黄江工場が稼動)。 |
1994 | CD-ROMドライブ
米PCボードメーカーとのバンドル販売で成功を収め、その後薄型、4倍速、8倍速、16倍速も開発・販売しました。 エアコン 生産を開始。 |
1996 | 国内サービス会社として、船井サービス(株)を設立。 |
1997 | インクジェットプリンター
米大手プリンターメーカー向けOEM製品。 従来の常識を覆す$99プリンターの量産化にも成功しました。 |
1999 | 大阪証券取引所市場第二部に上場。
DVDプレーヤ 2000年代に北米でトップシェアを獲得しました。 |
2000 | 東京証券取引所ならびに大阪証券取引所市場第一部に上場。
レーザービームプリンター 米大手プリンターメーカー向けのOEM製品としてモノクロレーザービームプリンターの生産を開始しました。 |
2001 | DXアンテナ(株)の株式を取得し、子会社化。 |
2002 | プロジェクター
米プロジェクター専業メーカー向けOEM製品。 液晶テレビ 生産を開始して数年後には北米でトップシェアを獲得しました。 |
2003 | タイに生産会社として、FUNAI (THAILAND) CO., LTD.を設立。 |
2004 | DVDレコーダ
自社ブランドに加え、大手他社からのOEMを受注し、世界でトップクラスのシェアを獲得しました。 デジタルスチルカメラ 米大手カメラメーカー向けOEM製品。 (株)船井電機新応用技術研究所を設立。 |
2005 | 本社にて環境マネジメントシステム(ISO14001)と品質マネジメントシステム(ISO9001)の認証を取得。 |
2006 | 米国にサービス会社として、
FUNAI SERVICE CORPORATIONを設立。 ポーランドに生産会社として、FUNAI ELECTRIC (POLSKA) Sp. z o.o.(現FUNAI ELECTRIC EUROPE Sp. z o.o.)を設立。 |
2007 | マレーシアに開発会社として、
BROADTEC TV R&D CENTER SDN. BHD. (現Funai Malaysia R and D SDN. BHD.)を設立。 |
2008 | ブルーレイディスクプレーヤ
DVDより高画質な新世代光ディスク規格に参入しました。 北米におけるフィリップスブランド製品の 販売会社として、米国にP&F USA, Inc.を設立。 創業者の船井哲良が執行役会長に、林朝則が代表執行役社長に就任。 |
2009 | ブルーレイディスクレコーダ
日本においては、2011年の地デジ移行に伴い記録的ヒットとなりました。 中南米におけるフィリップスブランド製品の 販売会社として、メキシコに P&F MEXICANA, S.A. DE C.V.を設立。 本社にて労働安全衛生マネジメントシステム(OHSAS18001)の認証を取得。 |
2010 | 中国に生産会社として、
Zhong Yue Funai Electron Co.を設立。 シンガポールに開発会社として、 FUNAI SINGAPORE PTE. LTD.を設立。 |
2011 | 中国に開発会社として、Funai Electric R&D (Shenzhen) Co., Ltd.を設立。
タブレット端末 特徴的なデザインと、Skype、赤外線リモコン、DLNAプレーヤなど多彩な機能を持つ、宅内利用に特化したAndroidタブレットPCを発売しました。 創立50周年を迎える。 |
2012 | インドに販売会社として、
Funai India Private Limitedを設立。 LED照明 生産を開始。 中国に生産会社として、 Zhong Shan Funai Electron Co.を設立。 |
2013 | スティック型スマートテレビ端末
スティックタイプの小型STBをテレビに接続することで、普通のテレビがAndroid™ 4.0搭載のスマートテレビになる端末を、通信キャリア向けに開発し販売を開始しました。 レックスマーク社よりFUNAI ELECTRIC CEBU, INC.(旧Lexmark International (Philippines), Inc.)を取得。 |
船井電機株式会社の事業ビジョン
船井電機の社是にあるように、よりよい製品、より厚い信頼を、そしてより実りある共存共栄を創り出すことがビジョンです。苦しみから生まれるアイデアを大切にし、困難に打ち勝つことは船井電機の社訓になっています。
船井電機株式会社の経営理念
船井電機の理念は一つの基本的な事に基づいています。「夢と信念、情報と行動」というのが船井電機の基本理念です。常に夢と成功するという信念を持ち続ける事によって、新しい製品を生み出してきました。船井電機は情報に常に鋭く反応し、行動することによって前進してきました。
船井電機株式会社のコーポレートロゴ
船井電機のコーポレートロゴは円から飛び出しており、力強く伸びていく企業を指しています。またFは人の手をイメージしており、船井電機の生産や製造を表しています。シンプルで鋭い切り口の製品を創り出すことが、船井電機の目指すところです。
船井電機株式会社の事業ポートフォリオ
船井電機はディスプレイ事業をメインに行っています。また、船井電機の液晶テレビは市場にも多く出回っています。これに加え、デジタルメディア事業やオフィスソリューション事業も平行して行っています。船井電機のデジタルメディア事業ではDVDプレーヤーやレコーダーを作っています。さらに、船井電機のオフィスソリューション分野では、プリンターやインクカートリッジを製造しています。
船井電機株式会社の事業案内、サービス紹介
世界的に支持されている船井電機株式会社の液晶テレビ
船井電機の液晶テレビは売上の6割を占める主力製品となっています。優れた品質を誇る船井電機の液晶テレビは世界から評価されており、欧州地域の他、北米、インド、タイなど様々な場所で提供されています。
船井電機はウォルマートなどの有力販売店などと協力関係にあり、常に市場のニーズに敏感に対応しています。船井電機は2014年には北米の液晶テレビ出荷数4位を獲得した企業なんです。
船井電機は日本国内においてDXアンテナ株式会社を通じて液晶テレビの販売活動を積極的に展開しています。船井電機には北米で展開しているブランド、中南米で展開しているブランド、欧州・インド・タイで展開しているブランドがあります。
船井電機株式会社のDVD・BD関連商品
船井電機は高品質のDVDプレイヤーを生産する上でも多くの国内外のブランドと提携を組んできました。船井電機はDVDやBDの関連商品を国内外で5つのブランドで展開しています。船井電機は多くのOEM製品も供給しており、良い製品をより低価格でユーザーに提供することを重視しています。
船井電機株式会社はプリンター事業においても先進的
世界最大のプリンター事業者であるレックスマークからプリンターのハードを委託されている船井電機。船井電機がおよそ16年にわたって積み上げてきた経験とノウハウは他社を
凌駕するものです。
2013年からはレックスマーク社から委託されたフィリピンのセブにある工場でインクカートリッジの生産を行っています。
一台のミシンから始まった企業、船井電機株式会社
船井電機の前身はもともとミシンを作るメーカーでした。創業者である船井氏は24歳のときに船井電機の前身となる会社を設立。その後海外にも拡大し、現在のようなグローバルな企業となったんです。千里の道も一歩から。船井電機のように小さなことから初めて成長していく、そんな態度を持ち続けたいですね。