八洲電機株式会社の企業概要と沿革
八洲電機の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、八洲電機のおおよそのことはご理解いただけると思います。
八洲電機株式会社の基本情報
社名 | 八洲電機株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都港区新橋三丁目1番1号 |
設立年月日 | 1946(昭和21)年8月8日 |
代表取締役社長 | 太田明夫 |
株式公開 | 東証1部(証券コード:3153) |
資本金 | 1,585,000,000円 |
事業内容 | 電気機械器具部分品の製造、修理、販売および輸出入など
|
八洲電機は昭和21年に設立されていて、まさに戦争直後のことでした。そのような戦後の混乱時に会社を立ち上げる人がいたというだけでもすごいことですよね。そんな八洲電機は創業70年の歴史がありますので、まさに戦後の歴史とともに歩んできた会社の一つです。
また、八洲電機の社名にある「八洲(やしま)」とは、古事記や日本書紀に登場する日本の古称「大八洲」に由来しており、世界に通用する会社にしたいという創業者の思いがこめられています。「八」は末広がりのイメージも持つため、八洲電機の社章デザインなどにも使用されています。
八洲電機現社長の太田明夫氏は、日大経済学部を卒業後、1971年に入社した人物で、関連会社の香港八洲電機有限公司で董事長(日本で言えば社長)をつとめていたこともある人物です。
八洲電機株式会社の沿革
八洲電機の沿革はこちらになります。
1946年 8月 | 八洲電機商会創立(神田須田町) |
---|---|
1947年 4月 | 「(株)八洲電機商会」となる |
1956年 12月 | 本社を港区芝田村町(新橋三丁目)に移転 |
1960年 2月 | 社名を八洲電機(株)に改める |
1962年 11月 | 中国連絡所(現岡山支店)開設 旧本社ビル完成、移転 |
1963年 10月 | 広島事務所(現中国支店)開設 |
1968年 10月 | 徳山出張所(現周南事業所)開設 |
1970年 5月 | 大阪連絡所(現関西支店)開設 |
1972年 1月 | 日立連絡所(現事業所)開設 |
1975年 11月 | 千葉連絡所(現営業所)開設 水島出張所(現倉敷事務所)開設 |
1984年 5月 | 堺連絡所(現営業所)開設 |
1985年 3月 | 鹿島営業所開設 |
1987年 3月 | 呉営業所開設 |
1996年 8月 | 茨城営業所開設 創立50周年を迎える |
1997年 7月 | 東予営業所(現事務所)開設 |
2001年 8月 | ISO14001認証取得 |
2003年 10月 | 関西電子部事業所(現関西支店)開設 |
2006年 8月 | 創立60周年を迎える |
2007年 10月 | 知多営業所開設 |
2008年 9月 | ISO/IEC27001認証取得(情報システム本部 テクニカルセンター 情報システム技術グループ) |
2009年 6月 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
2011年 12月 | シンガポール事務所開設 東京証券取引所市場第一部に上場 |
2012年 10月 | 九州営業所(現福岡営業所)開設 東北営業所開設 |
2014年 10月 | 水島事務所開設 |
2016年 9月 | 大分事業所開設 創立70周年を迎える 新本社ビル完成、移転
|
八洲電機は戦後すぐの段階で株式会社を設立しています。八洲電機のその後の成長は、ご覧の通り戦後高度経済成長の波に乗って拡大を続けてきました。2000年代には八洲電機の海外拠点も増えています。
また、八洲電機創立70周年という節目に新本社ビル完成ということですからピカピカな社屋で仕事もはかどりそうです。
八洲電機株式会社の経営理念
八洲電機の経営理念はこちらになります。
『信・愛・和』 『信』とは、ステークホルダーに信用・信頼される会社。 『愛』とは、お客様に奉仕する会社。 『和』とは、社会に調和し、社会貢献をする会社。経営理念|八洲電機株式会社
この経営理念の通り、八洲電機は近年社会貢献や環境保全に力を入れています。2016年には、八洲電機が八洲環境技術振興財団を発足し、研究者に対して環境技術分野の研究活動への助成を行っています。また、八洲電機は、宮城県を中心に清掃活動や植樹などを行っています。
八洲電機株式会社の事業案内
八洲電機の事業内容について詳しく見ていきましょう。
プラント事業 | プラントシステム、鉄鋼システム |
---|---|
産業システム事業 | 産業機器・省エネ、空調・冷凍・冷蔵、照明、ITソリューション |
社会インフラ事業 | 社会公共システム、交通システム |
電子デバイス・コンポーネント事業 | 電子デバイス・コンポーネント
|
八洲電機は、主に工場内での設備や機器などを中心に扱う商社ですが、航空関連、下水道などの公共システムや鉄道車両などの交通システム事業も行っています。直接一般の個人と触れ合う事業は少ないのですが、社会を動かす仕組みを担う意味では、八洲電機は大きな役割を果たしています。
売上げ面では産業システム事業の割合が約40%と、八洲電機の中で大きな位置を占めています。また、同様に約40%の割合で電子デバイス・コンポーネント事業が八洲電機を支えています。
産業システムでインフラを支える八洲電機株式会社
八洲電機のご紹介はいかがだったでしょうか?
八洲電機は、技術職でもお客様のと会って企画から納品までを任されることも多く、技術職だからといって閉鎖された環境に置かれるのはどうなのかという人におすすめの職場です。営業職であればなおさら人とのふれあいが好きな人に適任です。結果として理系卒でも機械や研究オンリーの環境はなじめないという人たちが多く就職しています。