扶桑電通株式会社の企業概要と沿革
扶桑電通の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、扶桑電通のおおよそのことはご理解いただけると思います。
扶桑電通株式会社の基本情報
社名 | 扶桑電通株式会社 |
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本社所在地 | 東京都中央区築地五丁目4番18号 |
設立年月日 | 1948(昭和23)年3月 |
代表取締役社長 | 児玉 栄次 |
株式公開 | 東証2部(証券コード:7505) |
資本金 | 1,083,500,000円 |
事業内容 | 通信機器設備、電子機器設備、OA機器の販売、設計施工、保守、システムソフト開発及び電子計算機の販売仲介
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扶桑電通の設立は昭和23年です。これは戦後の激動期ですが、ビジネスのチャンスとしてはこれから上がるしかない時期ですから、扶桑電通は良い時期に設立されています。
扶桑電通株式会社の沿革
扶桑電通の沿革はこちらになります。
昭和23年3月 | 扶桑通信工業株式会社を東京都中央区槇町(現・中央区八重洲2丁目)に設立し、電話設備業開始 |
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昭和28年8月 | 公衆電気通信法施行により構内電話交換装置の取扱が民営化可能となり、社団法人全国PBX協会(現・一般社団法人情報通信設備協会)を設立し加盟 |
昭和29年6月 | 通信設備である機器機材の製造を目的に蒲田工場(現・研修センター)を東京都大田区今泉町(現・東京都大田区矢口)に開設 |
昭和40年4月 | 電子計算機販売部門を設置し、販売活動開始 |
昭和41年3月 | 富士通信機製造株式会社(現・富士通株式会社)と共同出資で株式会社扶桑ファコムセンター(現・株式会社富士通ワイエフシー)を設立し、受託計算業務を開始 |
昭和44年12月 | より高度な技術サービス提供を目的に、通信設備工事並びに電気設備工事部門を分離し、子会社として扶桑通信工事株式会社を設立 |
昭和45年 2月 | 電子計算機の積極的な導入が高まり顧客サービスの向上を図るため、電子計算機販売部門を分離し、子会社として扶桑電子株式会社を設立 |
平成元年10月 | 総合的な通信情報システムの専門ディーラーとして、顧客のニーズに適合したサービス提供を目的に、扶桑電子株式会社、扶桑株式会社を吸収合併し、商号を扶桑電通株式会社に変更 |
平成 2年 9月 | 情報通信の総合サービス体制確立に向けて、扶桑通信工事株式会社を吸収合併 |
平成 8年 8月 | 株式店頭登録(株式公開) |
平成11年 8月 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
平成12年 6月 | SE部門において「ISO9001」、「ISO9002」の認証を取得 |
平成13年 5月 | ネットワークシステム部門において「ISO9001」の認証を取得 |
平成19年 3月 | プライバシーマーク認定を取得 |
平成20年 1月 | 本社事務所を東京都中央区築地に移転 |
平成21年 7月 | 扶桑東京第一センター(IDC)を開設 |
平成22年12月 | 全事業所において「ISO14001」の認証を取得 |
平成24年 6月 | 関西地区の事業所において「ISO/IEC27001」の認証を取得 |
平成26年 7月 | 全国のお客様にご利用いただいているICT分野のインフラを支援する実績あるサービス群を、新たに当社ブランド「ICTコンビニサービス」として提供開始
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扶桑電通株式会社の経営理念
扶桑電通の経営理念はこちらになります。
「誠心誠意」、「お客様のお役に立つ 愛される企業」環境への取組(ISO14001)|扶桑電通株式会社
コンビニのように便利なサービスを提供するという意図から、扶桑電通は「ICTコンビニサービス」として提供しており、お客様の満足度をさらに上げていくよう努力しています。また、扶桑電通は、ソリューションビジネスを展開する上で重要な人材確保と教育に力を入れています。
また、扶桑電通の各地の営業所で環境保全活動を積極的に行っています。
さらには扶桑電通では顧客満足度を上げていくために、積極的にISOの取得を行い、高品質を裏付けています。
扶桑電通株式会社の事業案内
扶桑電通の事業内容について詳しく見ていきましょう。
通信機器部門 | 消防救急無線デジタル化など |
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電子機器部門 | 地方自治体向け総合行政システム、 法改正システム、文教関連ビジネスなど |
OA機器部門 | サーバー機器の販売やパソコン販 売など |
保守部門 | ソフトウエア保守サービス、アウトソー シングサービス、運用支援サービスなど
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扶桑電通の部門別で一番大きな割合は通信機器部門で、約4割を占めています。たとえばホテルでインターネット接続環境の改善などを行っています。
次に多いのが電子機器部門で、扶桑電通は様々なオリジナルシステムを開発しています。たとえば道の駅、農産物直売施設、日帰り温浴施設、サービスエリ アなどの施設売上情報を管理するス『Fusosuks』(スークス)や米穀卸売業に特化した『ORYZA』などが扶桑電通のオリジナルシステムです。
扶桑電通の保守部門では、地震による被害からサーバを守る対策などを行っています。
扶桑電通株式会社のISO取得状況
品質への取組(ISO9001) 品質マネジメントシステム
環境への取組(ISO14001) 環境マネジメントシステム
情報セキュリティへの取組(ISO27001)
このように扶桑電通では、ISO取得による顧客の安心感や満足感の向上を目指しており、実際にその品質を保つ努力を怠りません。目に見える形で実行していく扶桑電通の力が、顧客の信頼感を勝ち取っている理由にもなっています。
安定と安心を提供する情報通信機器企業扶桑電通株式会社
扶桑電通のご紹介はいかがだったでしょうか?
主に一般の人は直接触れることが無い世界で縁の下の力持ちとして活躍をしている扶桑電通。また扶桑電通は、大企業富士通とパートナー関係で安定した経営が行われています。さらにオリジナルシステムなどを多数開発していて、扶桑電通のシステムが意外と身近な場所で使われていることがおわかりいただけたのではないでしょうか。
通信機器や情報システムは、急速なスピードで進化しつつも、これからの社会でますます必要とされる分野です。このような最新技術を駆使した事業にたずさわりたいという人には、扶桑電通は最適な職場ではないでしょうか。