マツダ株式会社の概要と沿革
まず、マツダの基本情報は以下の通りです。
【マツダの概要】
社名 | マツダ株式会社(Mazda Motor Corporation) |
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本社所在地 | 広島県安芸郡府中町新地3番1号 |
設立年月日 | 1920年(大正9年)1月30日 |
代表取締役社長兼CEO | 小飼 雅道 |
株式公開 | 東証一部上場(証券コード:7261) |
資本金 | 2,589億5,709万6,762円 |
事業内容 | 乗用車・トラックの製造、販売など |
マツダは広島県安芸郡に本社を構えている、日本を代表する乗用車やトラックなどの生産と、販売を行なっている会社です。東証一部への上場もしているマツダは日本のみならず世界でも多くのシェアを獲得していることでも知られ、
長らくフォード社との提携関係を続けてきましたが、2015年に解消し、日本のトヨタ自動車との中長期的な提携関係を結ぶことを決めました。これにより更なる技術向上や、規模拡大にきたいされています。
それではマツダの歴史を沿革で見ていきましょう。とても長い歴史があるマツダの沿革を全て載せてしまうと読みきれないほどの量になりますので今回は重要なところだけを抜粋していきたいと思います。
【マツダの沿革】
1920年1月 | ・東洋コルク工業株式会社として創立 |
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1921年3月 | ・松田重次郎社長就任 |
1927年9月 | ・東洋工業株式会社に改称 |
1929年4月 | ・工作機械の製作開始 |
1930年9月 | ・広島県安芸郡府中町に新工場建設 |
1935年10月 | ・さく岩機の生産開始 |
1932年 | ・大連、奉天、青島へ3輪トラック初輸出 |
1951年12月 | ・松田重次郎会長 松田恒次社長就任 |
1979年11月 | ・フォードと資本提携 |
1984年5月 | ・マツダ株式会社へ社名変更 |
1989年6月 | ・東京支社を東京本社に呼称変更 |
1993年3月 | ・環境に関する行動推進計画を策定 |
1994年11月 | ・国内自動車メーカーで初めて「ISO9002」規格の認証を取得 |
2014年8月 | ・「MAZDA TECHNOLOGY FOR KIDS」、第8回キッズデザイン賞「内閣総理大臣賞」受賞 |
2014年9月 | ・タイで新型「Mazda2」を生産開始
・「SKYACTIV-D」搭載車、国内販売累計10万台達成 ・本社ロビーをリニューアル |
2015年1月 | ・タイの新トランスミッション工場で生産開始
・伊藤忠商事と南アフリカにおける新販売統括会社の合弁化に合意 |
2015年2月 | ・第18回環境コミュニケーション大賞「地球温暖化対策報告優秀賞」を受賞 |
2015年4月 | ・「Mazda Design クルマはアート」をミラノで開催 |
2015年5月 | ・トヨタと業務提携に向けて基本合意
・「CX-5」が世界累計生産100万台を達成 |
2015年6月 | ・2015年グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに参加 |
2015年7月 | ・タイで新型「BT-50」を生産開始
・広島県内の小学校および中学校に単行本「まんがで語りつぐ広島の復興」を寄贈 |
2015年9月 | ・マツダとソラーズ、ウラジオストクの合弁会社におけるエンジン工場設立に向けた覚書を締結
・三次自動車試験場が開業50周年 |
2015年12月 | ・新世代商品のグローバル生産台数が300万台を突破 |
マツダ株式会社のコーポレートビジョン
次に、マツダのコーポレートビジョンをまとめていきます。
【コーポレートビジョン】
私たちはクルマをこよなく愛しています。マツダHP:コーポレートビジョンより引用
人々と共に、クルマを通じて豊かな人生を過ごしていきたい。
未来においても地球や社会とクルマが共存している姿を思い描き、
どんな困難にも独創的な発想で挑戦し続けています。
1. カーライフを通じて人生の輝きを人々に提供します。
2. 地球や社会と永続的に共存するクルマをより多くの人々に提供します。
3. 挑戦することを真剣に楽しみ、独創的な“道(どう)”を極め続けます。
ブランドエッセンス「走る歓び」
マツダのブランドエッセンスは「走る歓び」です。私たちマツダがお届けする「走る歓び」とは、単にクルマの走行性能だけではありません。マツダを選ぶことが、自信と誇りにつながる。マツダに乗るたびに、新たな挑戦へと向かう活力が生まれる。クルマだけでなく、マツダに触れる全ての場面が、動くことへの感動を呼び起こし、心がときめく。これら全てが、マツダがお届けしたい「走る歓び」なのです。
当たり前のように思われるかもしれませんが、マツダはクルマを売る企業であるのだから一番にクルマを愛しています。自分達が納得できる商品しか世に出さないこだわりの意味も兼ねてのビジョンだと思います。そしてそのクルマを通じて、世の中の人たちの生活をより豊かにすることで社会との共存こそが一番の貢献なんではないかと考えているようです。そして常に新しいことへの挑戦を惜しまず、走る歓びをわたし達に届けることを第一に、今日もマツダは頑張っています!
マツダ株式会社の事業内容
マツダの“クルマ”に関する「こだわり」をまとめていきます。こちらを読んでいただければマツダのクルマへのこだわりと、他との違いがお分かりいただけると思います。生活の中で必要不可欠とまで言えるようになったのには、マツダのような企業の頑張りの結果なんです。
【マツダのクルマづくり】マツダHP:マツダのクルマづくりより引用
もっともっと、人とひとつになるクルマを。
クルマは単なる道具ではありません。その色彩に気持ちが高まり、その輝きに心踊る。私の思いを汲み取ったかのように、いつも心地よく応えてくれる。こんな風に心を通わすことができれば、 いつまでも、ともに走っていたい存在になれるはず。人とクルマのかけがえのない関係を目指して、マツダの新しい挑戦が続いています。
【デザイン】
マツダデザインが追い求めるもの。それは心を揺さぶるほどの美しさ。人の手にしか生み出すことができない、躍動的で生命力あふれる造形にこだわり、持てる技術と情熱のすべてを注ぐことで、そのカタチに魂を吹き込む。まるで命が宿っているような美しい表情を放つ、魂動デザイン。その圧倒的な存在感は、人とクルマの関係に親密な絆をもたらし、虚飾を削ぎ落としたシンプルなフォルムは、日本の美意識を際立たせる。そしてこれらのクルマづくりは、いつしかアートの領域へと向かっていく。
その思想、その造形、その洗練を、すべてのマツダ車に反映させること。
磨き抜かれたデザインの集合体が、マツダブランドを唯一無二の存在として輝かせる。
【コクピット】
マツダはつねに、人とクルマがつながりあうためのドライビングポジションを追究しています。安心して安全に走りを楽しむためにクルマの構造はどうあるべきか。理想的なインターフェイスとはどんなものか。その人間中心の思想は、クラスを問わずにデミオからアテンザまで、我々が世に送り出す、すべての新世代商品に込められています。どんなに進んだ技術を載せたとしても、それがドライバーと寄り添うことができなければ、決してマツダが目指す「走る歓び」は生まれません。人とクルマがつながる場所に、すべての英知を結集する。マツダならではの人間中心のドライビングポジションは、そうして生まれます。
【ダイナミクス】
人とひとつになれるクルマ
自分の意図したとおりにクルマが反応し、まるでクルマが自分の体の一部になったかのような一体感を生み出す。
その一体感が、安全・安心につながり、積極的にドライブを楽しめるようになる。
マツダは人間を徹底的に研究し、人馬一体を進化させ続けます。
【セーフティ】
JNCAPによる2つの厳正な安全性能テストで、マツダのクルマが高評価を獲得。
第三者機関であるJNCAPが公表する、衝突回避/被害軽減の自動ブレーキをはじめとする先進安全技術の「予防安全性能評価」、万一の事故の際に被害を抑えるための安全性能に対する「新・安全性能総合評価」で最高ランクの評価を獲得しています。
ドライバーに寄り添い、「走る歓び」をいつもサポート。それが「i-ACTIVSENSE」という先進安全技術。
ドライバーが安全に運転できる状態を保てるよう、各種デバイスが”危険”に目を光らせる。刻一刻と変化する運転環境下において、危険を未然に防ぎ、万一の際にも被害を軽減。マツダのクルマには、そんな安心のテクノロジーを展開しています。
いつもドライバーを主役に考える安全思想、「マツダ・プロアクティブ・セーフティ」。
ドライバーが安全に運転できる状態を確保したうえで、迫りくる危険を未然に防ぎ、もしもの時にもきちんと備える。いつもドライバーを中心に考えるクルマづくりで安全・安心な運転を育み、その先の“走る歓び”へとつなげていきます。
【Be a driver.Experience】
人とクルマの絆を、もっともっと深くする。
Experience、それはマツダを体感すること
マツダは、クルマづくりのこだわりを直接お伝えする機会を大切にしています。
クルマとの絆をさらに深めた方や、我々の志をお届けしたマツダスタッフの声を通じて、
みなさまも体感してみてください。
わたし達と同じくマツダ株式会社はクルマを愛しています!
モノを売るからには、それについて知らなくてはいけないですよね。マツダはその当然のことをもっともっと深く行っています。クルマを愛しているからこそ、こだわり抜き手を抜かない姿勢が評価され、現在のような世界的な自動車メーカーにまで上り詰めました。今までもこれからもマツダはわたし達に走る歓びを届け続けてくれることでしょう。一般自動車から大型のトラックまでマツダの作るクルマは、クルマを愛する気持ちも込められた製品です!今後も、マツダの更なる発展に期待していきましょう!