株式会社鳥貴族の概要と沿革

まず、鳥貴族の基本情報は以下の通りです。

【鳥貴族の概要】

社名株式会社鳥貴族
本社所在地大阪府大阪市浪速区立葉1-2-12
設立年月日1986年(昭和61年)9月19日
代表取締役社長大倉 忠司
株式公開東証一部上場(証券コード:3193)
資本金14億8,868万5,125円
事業内容「鳥貴族」の営業とカムレードチェーン事業
鳥貴族HP:会社概要より引用


鳥貴族は大阪府大阪市に本社をおいています。社名と同名の「鳥貴族」を運営しており、取締役社長の大倉忠司氏が関ジャニ∞の大倉さんのお父様であることでも有名ですね。1985年の創業以来、徐々に店舗を増やし続け、今では400店舗を突破し焼き鳥を扱う居酒屋としてはトップクラスの実績も残しています。

それでは鳥貴族の歴史を沿革で見ていきましょう。

【鳥貴族の沿革】

1985年近鉄俊徳道駅前に第1号「鳥貴族 俊徳店」を開業
1986年株式会社イターナルサービスを設立
1991年加盟店1号店をオープン
1995年居酒屋業態をやめ、鳥貴族の単一ブランド展開へ
1998年10店舗達成
2002年兵庫県に初進出
2005年東京都に初進出、東京事務所を開設
2007年京都府と奈良県に初進出
2008年100店舗達成
2009年愛知県と千葉県に初進出、東海事務所を開設
商号を株式会社鳥貴族に変更
2010年神奈川県に初進出
大阪本社を移転し、同所に焼鳥タレ製造工場を開設
2011年200店舗達成 埼玉県に初進出
2012年300店舗達成 滋賀県に初進出
2013年350店舗達成
2014年東証ジャスダックに上場しました
2015年東証二部に市場変更しました
2016年東証一部に指定されました
鳥貴族HP:沿革より引用


そして2016年には東証一部への上場も果たしており、飲食業界の大手の仲間入りをした鳥貴族ですが、全品280円のメニューが最大の特徴で、とにかく安くて美味しい焼き鳥がたくさん食べれる事から若者からサラリーマンまで幅広い層からの支持を得ています。創業当初より鳥貴族は産地直送の国産鶏肉を使っていることからも分かる通り、食への安全、品質へのこだわりには徹底しています。そしてもう一つの特徴として、出店コストを抑えることを目的に、空中店舗や地下店舗での積極的な出店をしている事から、ビルの二階や地下にお店を構えている事が多いんですね。こういった所でコストを抑え、お客さんに出来るだけ安くて美味しいものを提供しようという鳥貴族の姿勢は素晴らしいですね。

株式会社鳥貴族の経営ビジョン

次に、鳥貴族の経営ビジョンをまとめていきます。

【企業理念】

「焼鳥で世の中を明るくする」という理念のもと、「280円均一(税抜)の感動」を コンセプトに焼鳥屋 鳥貴族を展開しています。低価格・高価値のサービスで、 お客様に感動と驚きを提供し、社会に貢献できる企業であり続けます。

◆永遠の理念「鳥貴族のうぬぼれ」
焼鳥屋で世の中を明るくしていきたい、という想いを永遠に持ち続けます。

「鳥貴族のうぬぼれ」
たかが焼鳥屋で世の中を変えたいのです
心を込めて焼いた焼鳥
その焼鳥をまごころを込めた笑顔で
お客様に提供していきたい
焼鳥を食べられたお客様の幸せそうな顔
帰りがけに「おいしかったよ」とあたたかい一言
「ありがとうございます」と感謝の気持ち
お客様のその顔、その一言が
私たちの喜びなのです
そんな心と心のふれあいで
世の中を明るくしていきたい
たかが焼鳥屋 されど焼鳥屋
そんなうぬぼれを
鳥貴族は永遠に持ち続けていきます

■ 永遠の使命 「外食産業の社会的地位向上」
外食産業は日本が世界に向けて発信できる代表的な産業の一つとして成長しつつあります。
その一方、国内ではまだまだ優秀な人財の確保が遅れています。鳥貴族では、業界全体の課題となっている労働環境の整備、コンプライアンスの徹底、社会貢献などに積極的に取り組むことで外食産業全体の底上げを行い社会的地位の向上に取り組みます。

■ 永遠の目的 「永遠の会社」
企業活動は、社会や従業員との関わりの中で永続することが大前提です。そのためには、絶え間ない「挑戦」を続けていかなければなりません。
お客様、株主様、取引業者様、従業員とその家族、鳥貴族の関わる全ての方々に「感謝」し、企業活動を通じて「奉仕」し続けることで、社会から必要とされ愛される永遠の会社を目指します。
鳥貴族HP:企業理念より引用

鳥貴族の焼き鳥は他のお店のものと違い、本当に大きいです。更に味も美味しいということから本当に幸せな気分も味わえます。そんな幸せな気持ちにしてくれる鳥貴族ですが、そこを理念にしっかりと書かれています。焼鳥屋で世の中を明るくしていきたい。幸福を感じるポイントは人それぞれであると思いますが、美味しいモノを食べたときに幸せになる人はほとんどですよね!そういった飲食店の立場から社会への貢献を果たしていこうという姿勢はさすがですね。

株式会社鳥貴族の事業内容

鳥貴族は以下の内容の取組みをしています。美味しくて安全な食材を、我々ユーザーが安心して食べられるようにこだわっている箇所がたくさん見られます。安いだけでなく美味しいモノを提供する鳥貴族のこだわりを強く感じ取れますね。

【鳥貴族の取り組み】
お客様に美味しく、安心・安全なお食事をお楽しみ頂くため、鳥貴族では国産食材100%を目指す「国産国消」への取り組み、国内生産地との連携やトレーサビリティの推進に取り組んでいます。

【国産国消への取り組み】
鳥貴族は、2014年より「焼鳥屋 鳥貴族」で使用する食材の国産比率向上を掲げ「国産国消」へ取り組んでいます。
創業当初より焼鳥の美味しさにこだわり国産鶏肉を使用してきましたが、「国産食材を使用することで、お客様に安心・安全、そして新鮮でおいしい料理をご提供する」「日本の生産者を支援し、少しずつではあるものの日本の未来に貢献する」という2つの想いから、「焼鳥屋 鳥貴族」全食材の国産化に挑戦してきました。
2014年の取り組み開始以来、適宜食材の見直しを行い、2016年10月より、食品表示法(平成27年4月1日施行)で定められた国産基準において、フードメニューで使用する食材(生鮮食品・加工食品)全てが国産になりました。

■ 私たちの約束
・お客様へ安心・安全な食材を使った料理をご提供する
・新鮮な食材を使い、より一層美味しい料理をご提供する
・飲食企業として日本の一次産業、生産者を支援する

「国産国消」の取り組みを通じて、この3つを実現することで、従来のチェーン店に対する「美味しくない」「安全性に不安」というお客様のイメージを払拭し、若者からシニアまで幅広いお客様にご愛顧頂ける店舗作りを進めています。

【品質管理への取り組み】
お客様に安心・安全なお食事をお届けするため、
関係者一同一丸となって品質管理へ取り組んでいます。

・トレーサビリティ
産地や仕入れ先との連携により、食材の産地証明書や出荷履歴を管理しています。産地から鳥貴族の各店舗に届くまでの情報を追跡、さかのぼれるようトレーサビリティに取り組んでいます。

・産地との連携
鳥貴族独自の衛生管理基準を設け、仕入れを行う産地や工場へ定期的に鳥貴族の社員が訪問しコミュニケーションをするようにしています。入荷した食材については、随時店舗での品質確認を行い、安定した品質を保つためのフィードバックを実施しています。

・食材の自主検査
産地及び仕入れ先からの検査結果の提出だけでなく、残留農薬など鳥貴族独自で食材の自主検査を実施しています。
鳥貴族HP:鳥貴族の取り組みより引用

居酒屋を含めた飲食業界に衝撃を与え続けるのが、株式会社鳥貴族!

焼き鳥といえば日本人にはとても馴染みのある食ですよね。その焼き鳥をメインに年々店舗を増やし続け、現在では400を越す店舗を展開しているのが鳥貴族です。徹底した衛生管理と安全な産地からの直送品へのこだわりから、品質が高いものを安く食べれることから最近では大人気です。居酒屋はどこも同じじゃない?なんて思っている方は是非とも一度「鳥貴族」に行ってみて下さい!焼き鳥の大きさとその幸福感で満たされること間違いナシですよ!これからも鳥貴族には居酒屋の運営とそして企業としての事業展開のますますの発展に期待したいですね!