AGS株式会社の概要と沿革
まず、AGSの基本情報は以下の通りです。
【AGSの概要】
社名 | AGS株式会社(AGS Corporation) |
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本社所在地 | 埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷4-3-25 |
設立年月日 | 1971年(昭和46年)7月 |
代表取締役社長 兼 社長執行役員 | 石井 進 |
株式公開 | 東証一部上場(証券コード:3648) |
資本金 | 1,398百万円 |
事業内容 | 情報処理サービス、ソフトウェア開発、その他情報サービス、システム機器販売 |
AGSは、埼玉県さいたま市に本社を置く、情報システム事業をメインとしておこなっている会社です。その事業内容は多岐に渡り、情報処理サービスやソフトウェアの開発など、独自のシステムを武器に成長を続けてきた企業です。その歴史は、平成7年にあさひ銀総合システム株式会社、あさひ銀情報システム株式会社の合併により誕生した事から始まりました。それではAGSの歴史を沿革で見ていきましょう。
【AGSの沿革】
昭和46年2月 | 株式会社協和銀行の顧客向け受託計算サービスを目的として昭和コンピューターサービス株式会社を東京都港区に設立 |
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昭和46年7月 | 株式会社埼玉銀行の顧客向け受託計算サービスを目的としてサイギンコンピューターサービス株式会社を埼玉県浦和市に設立 |
昭和53年3月 | 昭和コンピューターサービス株式会社が商号を昭和コンピュータシステム株式会社に変更
本社を東京都港区南青山三丁目10番43号に移転 |
昭和58年10月 | サイギンコンピューターサービス株式会社がエスシーエスコンピュータービジネス株式会社(現AGSビジネスコンピューター株式会社)を設立 |
平成4年9月 | サイギンコンピューターサービス株式会社が商号をあさひ銀総合システム株式会社に変更
昭和コンピュータシステム株式会社が商号をあさひ銀情報システム株式会社に変更 |
平成7年4月 | 両社合併、存続会社はあさひ銀総合システム株式会社 |
平成11年3月 | 社団法人情報サービス産業協会より「プライバシーマーク」の認定を受ける |
平成14年12月 | 「ソフトウェア能力成熟度モデル:CMMRレベル2」を達成 |
平成15年1月 | 本社を埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷四丁目2番11号に移転
本社内にインターネットデータセンタ「さいたまiDC」を開設 |
平成15年8月 | 財団法人日本品質保証機構より「情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)適合性評価制度Ver.2.0」の認証を取得 |
平成16年1月 | 経済産業省「情報セキュリティ監査企業台帳登録制度」へ登録 |
平成16年3月 | 株式会社りそな銀行の連結子会社から外れ、りそなグループから離れる |
平成16年5月 | AGSプロサービス株式会社を設立
「ソフトウェア能力成熟度モデル:CMMRレベル3」を達成 |
平成16年7月 | 商号をAGS株式会社に変更 |
平成18年6月 | 「能力成熟度モデル統合:CMMIRレベル3」を達成 |
平成18年11月 | AGSシステムアドバイザリー株式会社を設立 |
平成18年12月 | 財団法人日本品質保証機構より「環境マネジメントシステム(ISO14001:2004)」認証を取得 |
平成19年3月 | 経済産業省「特定システムオペレーション企業等登録認定制度」へ登録 |
平成19年8月 | ISMSのISO化に伴いISO/IEC27001:2005への移行認証取得 |
平成22年2月 | 東京本社を東京都豊島区東池袋一丁目21番11号に移転
浦和ソリューションセンターを埼玉県さいたま市南区沼影一丁目13番1号に新設 |
平成23年3月 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
平成23年12月 | 一般財団法人日本品質保証機構より「ITサービスマネジメントシステム(ISO/IEC20000-1:2005)」の認証を取得 |
平成24年2月 | 新社屋(AGSビル)を埼玉県さいたま市浦和区針ヶ谷四丁目3番25号に開設 |
平成24年3月 | インターネットデータセンター「さいたまiDC」新センターを開設 |
平成25年9月 | 一般財団法人マルチメディア振興センターより「データセンターの安全・信頼性に係る情報開示認定制度」の認定を取得 |
平成25年12月 | 一般財団法人日本情報経済社会推進協会より「事業継続マネジメントシステム(ISO22301:2012)」の認証を取得 |
平成26年3月 | 東京証券取引所市場第一部指定 |
平成27年11月 | 東京本社を浦和ソリューションセンターに集約 |
AGSは現在、かつては一員であったりそなグループからも独立し、東証一部への上場も果たしておりITの分野での活躍を続けています。中でも情報セキュリティシステムなどのマネジメントシステムに関しては非常に得意としており、AGSは業界に常に新しい風を起こし続けています。
AGS株式会社の企業理念
次に、AGSの企業理念をまとめていきます。
【企業理念】
MISSIONAGSHP:AGSの企業理念より引用
お客様とともに未来を創造し ITで夢のある社会づくりに貢献します
お客様と一緒になって将来ビジョンを語れるビジネスパートナーとなることを目指します。先進的なITソリューションの提供を通じて、希望の膨らむ豊かな社会の実現に貢献することで、企業としての社会的責任を果たすことを表現しています。
VALUE
柔らかな発想と新しい技術で 人々の想いを実現し 新たな発見と大きな満足を提供します
私たちには、既成概念にとらわれない柔軟な発想と最先端の技術を提供していくことが不可欠です。お客様や社員を含めたいろいろな人々の「こんなことができたらいいな」という想いを実現することで、お客様に「驚き」、「わくわく感」をもたらし、任せてよかったと言われる満足感のあるサービスを提供していくことを表現しています。
ACTION
一人ひとりがスペシャリストとして 誇りと責任を持って いきいきと行動します
社員一人ひとりは、常にレベルアップを図りながら専門的スキルをもつことが求められます。自らの仕事に誇りや自信、かつ責任をもってあたるとともに、積極的に行動することを表現しています。
また、AGS Corporationの「A・G・S・C・O」を頭文字とする英単語とその意味から、具体的な行動指針を明文化しています。
Attractive- 魅力
私たちは価値あるサービスでお客様を魅了します。
Genuine- 誠実
私たちは何事にもまっすぐに誠実に対応します。
Speedy- 迅速
私たちは迅速な課題解決に向けスピーディに行動します。
Challenging- 挑戦
私たちは未知の領域にチャレンジし「こうなったらいいな」を実現します。
Organized- チームワーク
私たちはITのプロとして組織力で対応します。
近年、急激に進歩したIT業界にとって生き残る企業であることだけでも非常に大変なことであり、それには顧客との信頼関係の構築は絶対であり、他社との競争のために独自の事業を常に探求することも必要とされています。そんんな中でAGSは、一人ひとりがスペシャリストとして、誇りと責任を持った仕事をすることで、より自由なモノを作り、それをみんなで成功させるための努力と協力を続けています。発想を豊かに出来る環境を整えることで、より顧客との新しいカタチの未来を体現出来るような努力も重ねています。
AGS株式会社の事業内容
最後にAGSの事業内容は以下の通りです。AGSが、創業当時より得意としてきた情報処理サービスをはじめ、新しいソフトウェアの開発、それらに付随したサービスまで。IT分野から未来を変える事業を行ない続けています。
1.情報処理サービスAGSHP:事業概要より引用
埼玉県内屈指のデータセンタを基盤に、大型汎用機を中心とした受託計算サービスと、データ入力・印刷・デリバリ等の周辺業務を併せたトータルなサポートを提供しています。また、インターネットデータセンタ「さいたまiDC」では、ハウジング等のファシリティ提供サービスから稼動監視サービス、セキュリティサービスまで、インターネット利用システムに関する幅広いサービスを提供しています。
2.ソフトウェア開発
長年にわたるソリューション提供の実績とエンジニアリング経験を活かし、コンサルティングから最新技術によるシステムの企画・設計・開発・保守サポートまで、総合的に提案しています。
3.その他情報サービス
企業のIT化をより早く、より安く実現するために、当社で開発したシステムパッケージ商品やパートナー企業の開発したシステムパッケージ商品の販売、および導入支援サービスを提供しています。
4.機器販売
特定のコンピュータメーカーに依存しないマルチベンダーとして、企業のさまざまなニーズにマッチした最適なコンピュータ機器や周辺機器などの販売を行っています。
豊かな発想とそれを実現する力をAGS株式会社は持っています!
これからの未来には、IT分野の発展と、よりそれらのコンテンツの浸透こそが必要になってくると思います。十数年前には考えていなかった技術進歩により、現在のわたし達の生活は目まぐるしいほどに便利になりましたよね。それにはAGSの様な企業の努力無しにはありえませんでした。そんなAGSの努力がわたし達のより良い未来の実現化への近道になるんです。情報を管理するという責任ある事業を元に、AGSはますますの発展をしていくことになるでしょう。今後のAGSの発展に期待していきたいですね!