Vol.3 事業
事業(ゴルフ・ドゥの強み、「また売りたい」と思える接客、ゴルフ用品業界への挑戦城)
【伊東】
中古ゴルフクラブを中心とした、ゴルフリサイクルショップ「ゴルフ・ドゥ!」の事業展開、店舗展開を中心に、事業を展開しています。大きく2つに分かれるのですけれども、1つは直営店で展開している、もう1つはフランチャイズ展開ですね。私どもが今どこにその差別化戦略をおいているかといいますと、150坪大型パッケージですね。
ゴルフの中古ショップでワンフロア150坪というのは、非常に大きいのですね。その大型化されたものを直営店で展開していくと、その大型化を展開するために、例えば物件開発から人材育成、そしてオペレーション。要はオープン後まで全て、様々なノウハウが詰まっていまして、なかなか他社には真似できないような形で、パッケージ化されているということが、当社の強みになっているかなと思っています。お客様が(クラブを)売りたくなるお店でないと、いけないと思うのですね。
要は、その接客力ですよね。ここがやはり一番大事なのですね。きちんと接客が出来て、当社の強みであるニューモデルだけではなくて、2年前、3年前のモデルの中から選べるという、しかも安く購入できるという強みを生かして、お客様に提案するんです。そのときに提案が本当にしっかりしていれば、お客様は自分の持っているクラブを売ろうという形になるんです。そこで本当に買い取って、また別の方にお売りするということで、このリサイクルの循環がきちんと出来るという形になるわけなので、要するにお客様からしっかりと商品を買い取るための基本的な接客、あるいはクラブの知識、そして応対の方法といいますか。
そういったものがきちんと教育されているということが、当社の強みであり豊富な品揃えを実現する1つのポイントになっていると思いますね。450億から500億円くらいが、中古クラブ市場の市場規模といわれてるんですね。当社はその450から500億円の中で、今まで商売をしてきたのですけれども、これからは4400億円というゴルフ用品全体の中で、ビジネスを展開していこうかなと思っています。
ある程度の所得のある人たちに対して、価格よりもサービスの質ですよね。どんなサービスを提供していったらいいのかというものを追求してくと、一対一、正に相手の顔が見えるサービスを展開していきたい。例えば、私にはどんなゴルフライフが提案できますかと。そういったものをそういったニーズに対して、応えらえるようなお店というのを展開していこうと思っているんですよね。中古ゴルフクラブの会社から、ゴルフ業界全体の中で、非常に存在感のある会社になりたいというのが、当社の中期ビジョンであります。
経営者プロフィール
氏名 | 伊東 龍也 |
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役職 | 元代表取締役社長 |
生年月日 | 1956年7月20日 |
出身地 | 埼玉県 |
出身校 | 立教大学 |
尊敬する人物 | 渋沢 栄一、松下 幸之助(松下電器)、鍵山 秀三郎 |
会社概要
社名 | 株式会社ゴルフ・ドゥ |
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本社所在地 | 埼玉県さいたま市中央区上落合2-3-1 |
設立 | 2000 |
業種分類 | 小売業 |
代表者名 |
伊東 龍也
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従業員数 | 133名(2023年3月31日現在) |
WEBサイト | http://www.golfdo.jp/ |
事業概要 | 中古ゴルフクラブの買取及び販売を主たる営業目的とする「ゴルフ・ドゥ!」直営店及び「ゴルフ・ドゥ!」フランチャイズチェーン本部の運営 |