株式会社ドリコム ブログシステムから携帯コンテンツ、モバイルゲームを展開するベンチャー企業 株式会社ドリコム 代表取締役社長 内藤 裕紀 

Vol.1 歴史

インタビュー内容

歴史(インターネットを通して新しいサービス)

【内藤】

新しいサービスを作っていくために、会社を立ち上げたいという想いがあったので、最初に集まったメンバーもエンジニア系の人たちが多く、その人たちと一緒に新しいサービスを作っていく、インターネットというのは、作ったから誰かに売れて収益が入るわけではないので、その辺で最初苦労しました。

創業時、メンバーは別々に暮らしていたが、会社をやろうと思った直前に、事務所もなかった、事務所兼住所ということで、5LDK家賃8万くらいの一軒家に移った。もう寝ても覚めても、その時、創業メンバーも集まっていまして、その1年くらい前。京都の学生ビジネスプランコンテストみたいなもので、100万円を頂いて、お金もできたし、案もできたのでメンバーを募集しようと、いろんな大学でビラを配ったりして、集まって来たメンバーと一緒に暮らし始めた。創業の立ち上がりですので、お金がないので、和室を作業部屋みたいにして、体育館にあるような机を並べてそこで始めたという感じですね。

最初はビジネスプランコンテストで出したプランをやったんですけど、ぜんぜんうまくいかない。「どうしようかな?」という中で、広告代理店さんと一緒に仕事をする機会ができて、そこの広告代理店さんを通して、いろんな会社の仕事をするようになって、売上と利益がやっと回り始めた。

ただ本当に何社かに依存していた。代理店を通して仕事をする形で依存していたので、ここから脱却しなければいけない。作っていたものは、結局は、ドコモなどの名前で外に出て行く、僕たちのブランドでサービスが出て行くわけではない。自分たちの自社サービスを立ち上げたいという二つの想いから、翌年、3期目に臨んだ。

2003年の3期目に、自社サービスの事業ドメインとしてブログを絞って、ブログに投資し始める。ブログのサービスをいっぱい立ち上げた中で、いろんなメディアさんに掲載される機会が増えた。そして、2004年の終わり、IT業界でもいろいろ知り合いができて、東京で仕事をする機会が増え、上場企業の社長さんとの知り合いも増えた。「上場したら、こういった戦略が取れる」、「上場企業と上場してない企業はこんなに違うんだ」。自社が上場した方が、いいのかどうかを考えたことがあった。

新しいサービスを生んでいくという中では、投資も必要ですし、ファイナンスまわりの戦略が格段に広がる。今、必要なくても数年後に必要で、「急にそんな戦略取れないよ」ということになるんだったら、いける時にいった方がいいなと。上場する1年数ヶ月前に上場しようと決めた。


経営者プロフィール

氏名 内藤 裕紀
役職 代表取締役社長
生年月日 1978年7月7日
出身地 東京都
尊敬する人物 諸葛亮孔明

会社概要

社名 株式会社ドリコム
本社所在地 東京都品川区大崎 2 丁目1番1号 ThinkPark Tower 19 階
設立 2003
業種分類 情報・通信業
代表者名 内藤 裕紀
従業員数 368名(※2023年3月31日現在)
WEBサイト http://www.drecom.co.jp/
事業概要 携帯電話・スマートフォンなどでのゲーム事業、およびアプリの収益を最大化するための広告代理事業を手掛ける
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