株式会社ドリコム ブログシステムから携帯コンテンツ、モバイルゲームを展開するベンチャー企業 株式会社ドリコム 代表取締役社長 内藤 裕紀　

キャリア(コミュニケーション)

【内藤】

距離が近く、組織が大きくなってきた。部下とのコミュニケーションがうまく取れる社員が多い。何でもかんでも「部下にやらせておけ」という感じではなくて、まず自分が大変なところがやるという社員が多い。

子会社なのか事業部なのかは別として、それをみていくということは、売上も利益も見ながら、どこにコスト使うかどう採用していくのかなど見ていくことは、すごいスキルアップにつながっていくと思うので、そういった経験をできるようにしたい。
「山ごもり制度」というものがあり、「いついつまでにこれをやる」ということを申請すれば、「1週間どこで仕事してもいいです」という制度を作ったりしている。合宿などでこもって開発する文化があるかもしれないですね。

エンジニアの人の意見として、「気分が乗ったらワァーと作った方が何倍もパフォーマンスが良い」という話をみんながするので、フレックス制度みたいなものが欲しいというのが最初の話だった。運用などが大変。全員が全員、そもそもがフレックス制度が必要なのか、必要な時というのは限られていて、気分が乗った時にワァーと作ったり、サービス開発の直前とか、そのときだけ短期的に、それに近いものが使えた方がいいだろう。「こういうものを作るので1週間申請します」と言えば、家でやろうが合宿地でやろうがなんだろうが関係ない。これが出来なかったら次は申請できませんよ、みたいな形にしています。

社内イベントやコミュニケーションとして、月末の金曜日にやるので末金会(まつきんかい)と呼んでいた。毎月そういった会で、みんなから投票を受けて頑張った人にMVPを選ぶといった、社内イベントは毎月ずっとやり続けている。四半期に1回は事業説明から何からやっていますね。

誕生日のお祝いするというのは、いつの間にか勝手に出来上がっていて、誕生日を事前に調べて、隠してコソコソやるというのは、自然に勝手に出来上がっている。誰かに「あいつの誕生日をやってくれよ」というのではなく、出来ていっているところがうちらしいかなと思いますね。