株式会社ネクストジェン 次世代通信網『ＮＧＮ』の制御システム開発。VoIP/SIP技術のパイオニア 株式会社ネクストジェン 代表取締役社長 大西 新二　

価値観(事業概要)

【大西】

通信事業者(電話会社)の方々がどんどん、インフラ設備をIPと呼ばれる技術を使って、新しいものに刷新していこうとされています。

その辺の1つの呼び名がNGNというのですが、その中で、ソフトウェアの開発を行って、そういったインフラ・通信の仕掛けを刷新していく時の主要なシステムを構築する。そういうことをお手伝いするソフトウェアベンダーというのが一番分かりやすい言い方だと思います。

もともと通信事業者にもの(製品)を納める。開発会社というのはそんなに数は多くない。大手の総合電機メーカー数社が中心となりいろいろやっていた。後は外資系ベンダーが入って(参入して)きて、我々はスタートアップ的に後から始めた。しかも古いシステム作りではなく、完全に新しい。ソフトウェア中心のシステム作りでやっている。

1つは、中立的というのか独立系というのことで、特定の系列やそういった依存関係が特になく、ユーザーの方からするとマルチベンダーのようで、そういうソリューションを構築する時には、たぶんA社とB社の製品とでは大きな違いがあって、なかなか繋がらないとかそういうこともあるが、我々のソリューションを入れていただくことで、(互換性ができ)いろいろな製品のよさが生きてくる。通信なので繋がらないと意味がない。そういったところで、お客様から見て、ネクストジャンという会社を少し絡めておくと、いろいろなものが上手く繋がって、システム全体、ネットワーク全体が組みやすくなる。というような感じで捉えていただければと思います。

小さい会社からのスタートアップやってきたので、機動性やコスト(パフォーマンスの良さ)とかは、大きい会社ではなかなか実現しづらかった。我々の1つの特徴かなと思います。