Vol.1 歴史
歴史(アルトナーの歴史について、社名変更という転機)
【関口】
創業は昭和37年(1962年)の9月です。設立の経緯は、私の祖父が経営する関口興業社から分離独立して、機械設計を専門に行う会社、大阪技術センターという社名の下、大阪で発足しました。私が入社したのが昭和63年です。
それまで、順調に業績を伸ばしたというのが経緯でございます。以降、業界の新規参入が増え、昔からのビジネスモデルそのものが、少し古くなってきたということで、システム上の制度疲労を起こしていた時期でありました。
その当時から、経営企画という部門で、経営の色々な課題を含めて把握はしていたのですが、なかなか思い切った改革が実行できずに、経営企画室長、副社長という時代まで会社は進んでいきました。それで2001年に前社長から、社長交代の打診がありましたけれど、社長の交代に伴う条件、様々な条件が折り合わずに、当時はお断りをして、再度2002年に再打診があって、2002年の2月1日の(平成)14年度年初に、社長の交代を受けました。その翌年、前会長が安心したのでしょう。お亡くなりになって、以降今日にいたるまで、経営の方に携わっていますけれど。
【関口】
経営企画室長時代に、長期的な会社の再生企画というプランニングをしたのです。実際、中期経営企画が始まったのが、2000年からなのです。そのアドバルーンとして1998年に、旧社名大阪技術センターからアルトナーに社名を変えて、98年に会社を変えるための前幹部を巻き込んでの大会議を催して、そこで周知徹底をし、実際2000年からの再生計画に入っていたのです。アルトナーという社名の意味は、技術はテクノロジーと言うのですけれど、技術をもう少し大きな領域で捉えたときに、芸術・アートという表現ができるのです。広域に捉えると、アート事業が人材派遣、お客様のパートナーとしての、サービスを実行していくということでアートとパートナー、その造語としてアルトナーという社名に決定を致しました。
会社を変えるという流れの中で、社名変更というプランも入っていたということで、社名変更プロジェクトも立ち上げて専門家に入っていただいて、様々な試みをしたのですけれど、やはり最終的には大きく会社を変えるということで、すでにある同業の類似した名前、何とかテックとかが多いんですよね。そういった社名にはなりたくなかった、したくなかったということで、かなり独立した名前、特異な名前と言いますか、そういったものをチョイスしましたけど。
経営者プロフィール
氏名 | 関口 相三 |
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役職 | 代表取締役社長 |
生年月日 | 1964年12月31日 |
出身地 | 兵庫県 |
会社概要
社名 | 株式会社アルトナー |
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本社所在地 | 大阪府横浜市港北区新横浜2-5-5 住友不動産新横浜ビル5F 住友中之島ビル2階 |
設立 | 1962 |
業種分類 | サービス業 |
代表者名 |
関口 相三
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従業員数 | 1,321名(2024年1月31日現在) |
WEBサイト | http://www.artner.co.jp/ |
事業概要 | 主としてIP電話システムに関わるソフトウェア、ハードウェアのソリューション提供を行うNGNソリューション事業、システム・エンジニアリング/コンサルティングや保守・サポートを行うNGNサービス事業の2つの事業を行う |