ULSグループ株式会社 日本を代表するテクノロジーベンチャー集団 ULSグループ株式会社 代表取締役社長 漆原 茂　 (2012年9月取材)

キャリア

【漆原】

弊社ですごく大事なのはメンバーなんですよ。思いとして、お客様への誠実さというのはすごく重要だと思うんです。全員が最前線に出てますし、お客さまに対してしっかりと真正面から自分たちのできること、あるいはできないこともしっかり認めさせていただいた上で、貢献できるかどうかというのを問われていますので、誠実さというのが重要だと思います。

【漆原】

もう一つは成果に対するコミットメントですね。これは私たちができる、やれるだろうと思ったことを、一つひとつ高い品質で仕上げていくという。そういう二つの側面が、ものすごく弊社には重要だと思っております。何を価値観として働いていらっしゃる方かというところです。それが私たちの先ほど申し上げた企業理念と合致していれば、正に仲間として来ていただきたいと思っています。

【漆原】

弊社では仕事上、さまざまな能力を持った人間が必要になるんです。さまざまないろいろなキャラクター、特性、スキルを持った
人間が一緒に働いているという希有な環境だと思っています。だからこそ最終的にはお客さまに対する価値観、成功に対してコミットできるかのベクトルを合わせた上で、お互いの持ち寄っているノウハウ、スキルをどう共有できるかというところがものすごく重要なんですね。従いまして、例えば社内のキャリアパスも一様ではありません。全員が例えばラインのマネージャーになれとか、そういうことを言うつもりもないですし。全員が例えばコンサルティング会社であるパートナーさんみたいな営業的な役割であれというつもりも全くございません。業務分析であればそのプロになればいいし、プロジェクトマネージャーのプロも同様に処遇は高いですし、同様に例えば要素技術にものすごく強くて、アーキテクチャー設計等々で貢献できるのであれば、それは同様に評価できるという形にしています。

【漆原】

幸いなことに私たち、すごくありがたいと思うのは、素晴らしいお客さまに恵まれてるんですよ。本当に一部上場企業を含めて、業界でも名立たる方々に、非常に深く、その心臓部のシステム、あるいは業務というものに関わらせていただいてるんですね。こういう環境ってなかなかないんです。かつ一緒にやっているメンバーがそれぞれの分野でどんがっているというか、濃い部隊なんですね。そういう仲間といいお客さまの最前線で仕事をするという環境。これは人を伸ばすんです。同じ方向性を持っていて、同じ価値観があるのであれば、この環境であれば間違いなく人は伸びます。

【漆原】

かつお客様との信頼関係もずっと構築できますので、それは自信にもつながりますし、その先のさまざまなキャリアにも、すごく役立つんです。ですから、一つひとつの要素技術を勉強していって、スキルを伸ばしていくのはもちろんですけれども、それだけでは得がたい、さまざまなその仲間の環境、あるいはお客さまとの信頼関係といったところを体験できるのは、まさにウルシステムズならではだと思っております。ウルシステムズは、ITのプロフェッショナル、CIOとしてのプロフェッショナルを生み出せますし、そこに対して、最上級のサービスを提供する会社でありたいとずっと思っています。プロフェッショナルとして成長していただける環境。そういう人に是非来ていただきたい。そういうメンバーを嘱望している会社です。

【漆原】

この会社と仕事すると自分も伸びるし、お客さまとしてもこの会社と仕事すると、非常にプロジェクトがうまくいくということで、ますます仲間、お客さまが増えていく。というスパイラルを是非作りたいですね。