ULSグループ株式会社 日本を代表するテクノロジーベンチャー集団 ULSグループ株式会社 代表取締役社長 漆原 茂　 (2012年9月取材)

プライベート

【漆原】

やはり日本は技術が強いと思うんですね。技術をいかに付加価値を上げて、資本市場であったり、お客さまにたいして、提供するかということに関して、まだそんなにやれてないんじゃないかと思います。だから若い人こそ逆にチャンスがあるという珍しい業界ではないかと思うんです。IT業界、コンサルティング業界は非常に魅力的だと思っているんです。ここはやはり自分自身の腕を磨いて、技を身につけて、お客さまに貢献することで、ものすごくバリューが出せる。非常に希有な業界だと思います。しかもITというシステム、あるいはインターネットは直接お客さまに届けることができるんです。これがやはり醍醐味ではないかと。是非若い方にも感じていただいて、チャンスなんだからやろうぜと。チャレンジするのかいいことで、それはリスクではない。チャレンジはいいことなんですよ。そういう仲間をどんどん増やせば、日本もそうですし、世界的にもこういう業界というのは、もっともっと活気づくんじゃないかと思いますね。

【漆原】

実は私起業する年に、ちょうど3人目の子どもが生まれる時だったんです。生まれて、女の子だったので、目の中に入ってしまっているんですが。顔を見た時に、やらんとあかんと思ったんです。何かをやらないと、この子たちのために。やはり次の未来、社会というのは彼らのためなので、それを私だけではないのですが僕たちの含めて、やはり僕たちの世代が作らなかったら、誰が作るんだという思いはすごくありましたね。

【漆原】

週末は必ず休むようにしています。できるだけ。家族とすごす時間は大事だなと思っていて、最近子どもがだんだん大きくなってくるんで、小学校とか中学校とか。そういう意味でそのご父兄を含めて、地域の方といろいろなイベントやったりするのが面白いなと思いますね。例えば父親同士のネットワークってすごく面白いんですよ。お母さんたち同士ってPTAのほうで何かやられますよね。父親同士のネットワークはやはりそれぞれの分野でお仕事されてますし、異文化交流会的に面白いですし、仕事になるかもしれませんし、すごく面白いコミュニティができると思いますね。例えば小学校だと父親の会ちうのが組織されていて、餅つき大会や、キャンプ、今度冬にはスキーに行きますが、そういうのの、逆に父親主導でやろうと。親が面白くない小学校が面白いわけがないだろうと、子どもが。親もエンジョイしましょうということで。いろいろな企画を子どもたちのためにやっていますね。