Vol.3 事業
事業
【菅】
「建設」の時代から「管理」の時代に移り、コンサルタントの仕事も変化してきています。今後の課題としては先日トンネルの崩壊で話題になりました通り、建築、構造物の非破壊診断業務、当社は長年手がけてきてはおるんですが、そちらの受注の拡大を図っていきたいと思っていますし、開発中なんですが、機械設備の音響診断システム、機械には回転するものが多いですがそこで異常音を察知して、その機械が健全であるかどうかを簡易的に診断できるツールを開発しています。
人が音を聞いて頼っていたものを当社の開発したツールによって、それを(人に)代わって判断して健全であるのか、調査が必要なのか、といったことを判断するようなことをしていきたいと思っています。
当社は海外業務にも力を入れておりまして、水不足に困っているダナン市(ベトナム)、人口100万人以上の都市ですが、住民の皆さんの水需要に応えるべく、事業化調査を他の会社さんなどと連携して実施中であります。
【菅】
その他、BOPビジネスということも当社は支援をやっておりまして、私自身もバングラディッシュにおいてですね、安全な水を供給する事業化調査を行っておりまして、私自身がプロジェクトマネージャも勤めてですね、現地にも何度か行っております。これを皮切りに、その他途上国の水に困っている皆さんのお手伝いをしてあげられるような調査も力を入れていきたいと思っています。
【菅】
東京オリンピックの開催が2020年決まりましたが、マスコミの報道等によりますとオリンピックの(会場)施設とかですね、付随する交通インフラ等についての投資が盛んになっていくのかなと。ということで注目を浴びているようですが、当社の行っている設計業務等はですね、道路の整備もあれば雨水排水も考えなければいけない。
また、東京の街自体は古くから発展してきて、東京都内の建設されている下水管も多くが作られてから50年以上経過していると。コンクリートの耐用年数は50年と言われておりまして、まさに改築、更新の時期に来ています。今回のオリンピックの誘致によって、上下水道インフラの更新というのにも拍車がかかるのかなと十分予想されておりますので、当社においても仕事が増えていくのかなと期待されています。
経営者プロフィール
氏名 | 菅 伸彦 |
---|---|
役職 | 代表取締役社長 |
生年月日 | 1967年9月29日 |
出身地 | 茨城県 |
座右の銘 | 『pursue「追求」』 座右の銘というより、好きな言葉です。 「目的を追い求め、遂行し続行する」と捉えています。 |
愛読書 | ビジネス書 |
会社概要
社名 | オリジナル設計株式会社 |
---|---|
本社所在地 | 東京都渋谷区元代々木町30-13 グラスシティ元代々木 |
設立 | 1962 |
業種分類 | サービス業 |
代表者名 |
菅 伸彦
|
従業員数 | 382 名 |
WEBサイト | https://www.oec-solution.co.jp/ |
事業概要 | 上下水道、水質保全等の建設コンサルタント。都市施設向けの情報処理や非破壊検査ビジネスも展開。 |