株式会社G-7ホールディングス 『オートバックス』『業務スーパー』のNo.1加盟店。海外にも積極進出 株式会社G-7ホールディングス 代表取締役会長兼CEO 金田 達三 

Vol.3 事業

インタビュー内容

事業

【金田】

とにかく1000億をやろうと言うて、成長戦略元年として一昨年やったわけですけれども、成長戦略というのはドラッカー曰く「顧客の創造」と言われてるんですね。

当然オートバックス事業とね、業務スーパー事業でFC展開していますから、オートバックスで今63店舗、業務スーパーで108店舗やってるんですけれども、国内では限界があるんですよね、いずれ。

グローバルに考えると、やっぱり海外の市場は非常に大きいわけで、ASEANだけで12億人以上です。我々の日本という国の中で、いつまでも「成長戦略」と言っても限界があるんですよね、やっぱり。

海外に出ることが一番の絶対的な必要性を感じているわけですね。これは海外での生産も含めてね、海外とのシティー・マートさんという、ミャンマーにありますようなところと手を組んで、そういう展開を始めようと。

もちろんアグリ事業としてですね、国内でも同じようにですね、展開するということをやっているわけですね。

例えば、今やっている「めぐみの郷」というのがそうなんですけど。農家さんに「場所を提供するから売ってくださいよ」と、「自分の値段を付けてくださいよ」というようなやり方なんですね。

商売としては非常に難しいです。しかしながら、農家さんを育てるっていう意味では非常に有益っていうね。このアグリ事業の中でもですね、我々が一番やらなきゃならんのは、生産から販売ね、このルートをやっぱりしっかり作ることがですね、今後のね。

なぜやるかいうとね、1つはTPPの問題があるんですよね。 TPPっていうのは農家さん反対しているでしょう。反発する必要はないんですよ。

日本の食材というのは世界一ですからね。海外でご飯食べられたら、みんな分かりますよ。特にお米なんかね。本当に日本のお米って、ものすごく美味しいんですよね。

これが関税なしで行くわけでしょ、そしたら日本の農家のクオリティは絶対高まるんですよ。現実に農家さんでも、ほんまにしっかりした考えを持ってはる人は、今はTPPを歓迎しているんですよね。

クオリティを高くしたら絶対にいけるっていう。
だから我々も同じような考えを持って進めているんですけれども、やっぱりなかなかね、色んなところに、そういうことをやることによって「困ったな」という方もおられるんで。

その辺をね、どちらが勝つか負けるかじゃなくて、日本のために。やっぱり地域の方々と一緒になってやらないとできないですよ、これからは。そういうことを考えていくと、今やっていることは間違いないと。

そういうことも手がけて今、海外でも我々はチャレンジしていっているというのが、今の現状にあるんですね。


経営者プロフィール

氏名 金田 達三
役職 代表取締役会長兼CEO
生年月日 1950年11月14日
出身地 岡山県
座右の銘 『七転び八起き』人生はチャレンジ。失敗してもチャレンジし続ける
愛読書 推理小説全般

会社概要

社名 株式会社G-7ホールディングス
本社所在地 兵庫県神戸市須磨区弥栄台2丁目1-3
設立 1976
業種分類 小売業
代表者名 金田 達三
従業員数 7,671名
WEBサイト http://www.g-7holdings.co.jp/
事業概要 車用品「オートバックス」、食品「業務スーパー」をFC展開。野菜直売や外食、アジア進出にも意欲的。
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