Vol.5 自社の強みと今後の展開
インタビュー内容
―自社の強みと今後の展開―
【聞き手】
仕組みが分かってくると参入してくるライバルも多い訳ですよね。そこに対してはどのように対応していますか？
【小出】
電子書籍の業界で成長するには漫画に対する愛と技術力が必要です。この二つを併せ持つ会社はなかなかないのではないかと思っています。当社は出版社出身者と技術者が集まっています。出版社出身者と技術者では考え方も常識も何もかもが違うので相容れない人たちですが、この二つの人種が一つの会社にいるからこそぶつかり合いの中から交点が見つかりそれを新しいサービスとしてお客様に届けていけるのが強みだと思っています。競合の会社さんはどっちかに軸足を置いている会社が多いので会社と会社を超えて調整をしなくてはいけないので調整が不十分であったり、時間がかかりすぎたりすると思うので、われわれは非常に有利になると思うのでこれからも漫画に対する愛と技術力を高めていきたいです。
【聞き手】
新しい展開があるのかなと期待が膨らみますが、今新たな構想はあるのでしょうか。
【小出】
頭の中に20個ぐらいあるのですが、中国で電子書店を展開していく事業を発表しましてた。中国の国営と、中国のマーケティング会社さんと豪現会社を三社で進めていく形です。
【聞き手】
中国の市場はいかがですか？
【小出】
中国の市場は非常に大きく広がっているが正規のサービスがないため海賊版が出回っているんです。正規のサービスをいち早く提供できれば大きな市場になっていくと思っております。
経営者プロフィール
| 氏名 | 小出 斉 |
|---|---|
| 役職 | 元代表取締役社長 |
会社概要
| 社名 | 株式会社イーブックイニシアティブジャパン |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都千代田区麹町1-12-1 住友不動産ふくおか半蔵門ビル |
| 設立 | 2000 |
| 業種分類 | 情報・通信業 |
| 代表者名 |
小出 斉
|
| 従業員数 | 148 名 |
| WEBサイト | https://corp.ebookjapan.jp/ |
| 事業概要 | コンテンツの電子化及び配信サービス、電子コンテンツの企画開発及び制作、書籍、雑誌の編集及び出版 |
