株式会社カオナビ プライム上場企業を始め4000社以上が導入する人事管理システム「カオナビ」を展開するグロース上場企業 株式会社カオナビ 代表取締役社長 Co-CEO 佐藤 寛之  (2024年10月取材)

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インタビュー内容

―仕事を楽しむための価値観と視聴者へのメッセージ―

【ナレーター】

求める人物像に仕事というゲームを一緒に楽しめる人を挙げた柳橋。その真意と仕事に対する価値観について次のように語る。

【柳橋】

仕事というものを、僕は結構相対的に捉えたいと思っています。仕事の成功が人生の成功で、仕事の失敗が人生の失敗だというのは、少し寂しい人生だと思っていて。ですから、もっとプライベートもあるし、家族もいるし、趣味もあるし、友達もいるし、何もしない休みの日も大事です。仕事というのはあくまでも人生の一部だと捉えた方が、僕は人間というのは素敵に生きられるなと思っているんですよ。

逆に言うと、仕事100%の時代もあったので、その時を翻って見ると結構辛かったと思っています。ですから仕事というのはあくまでも相対的に人生の一部で捉えた方がいい。サッカーの試合をやっている人というのは、90分は真剣にサッカーの試合をやっているかもしれないけど、ピーと笛が鳴ったら試合は終わりですよね。90分の中では1点でも多くの点数を取ると思っているかもしれないけど、ピーと笛が鳴ったらとりあえず終わりです。そういうのが仕事だと思うんですね。

そういうふうに仕事というのは相対的に捉えた方が他の余暇が充実するし、また、かえって仕事が楽しめると。だから仕事というのは、当社でいうと9時半から18時半でやりきって成果を出す、ある種、限定要素のあるゲームだということです。そこで部長や営業マン、エンジニアという役割が決まっているのだと。フォワードとミッドフィルダー、ゴールキーパーという役割が決まっていると。その役割で与えられる仕事を真っ当にやって、勝てれば良しというゲームです。そこで成功して有頂天になりすぎるのもおかしいし、失敗したからといって落ち込みすぎるのもあまり意味がないというふうに捉えたほうがうまくいくよねという考え方ですね。だから仕事でもうまくいかず、人間関係を崩す時もありますよね。

ただ、その時はそうだったというだけで、別に本質的にその人が嫌いだと思いこむ必要はないよねという、割り切りましょうというところも含まれています。その方が僕は幸せに生きられるかなと思っています。僕はよく仕事は仕事と割り切っているので、プライベートとは全くオーバーラップさせないと決めています。

―視聴者へのメッセージ―

【柳橋】

人口が減ってくる日本という中で、日本の経済はどうあるべきかとか、日本の働き方はどうあるべきかというのを、僕は結構真剣に考えています。そう考えた時に、カオナビみたいな人材情報を一元化したプラットフォームビジネスをつくっていくということは、僕はすごい社会的テーマを持っていると思っているんですね。それで日本の生産性を上げていくとか、日本の働きかたを変えていくとか、そういうことをとても考えているので、そういう社会的なテーマにすごい興味を持ってくれる人が会社に来てくれるということが、僕は一番嬉しいと思っています。そこをやはり僕はしっかり伝えていきたいなと思いますね。

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経営者プロフィール

氏名 佐藤 寛之
役職 代表取締役社長 Co-CEO
出身地 東京都
略歴
上智大学卒業後、リンクアンドモチベーションにて、大手企業向け組織変革コンサルティング部門の営業および営業マネジャーを担当。その後、シンプレクスにて人材開発グループ責任者として、急成長ベンチャーでの人事業務に従事。2011年にカオナビを共同創業。2022年より共同CEO制を採用し、代表取締役社長 Co-CEOを務める。

会社概要

社名 株式会社カオナビ
本社所在地 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア 38F
設立 2008
業種分類 情報通信業
代表者名 佐藤 寛之
従業員数 347名
WEBサイト https://corp.kaonavi.jp/
事業概要 タレントマネジメントシステム「カオナビ」、労務管理システム「ロウムメイト」、 予実管理システム「ヨジツティクス」の開発・販売・サポート
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