エレマテック株式会社の企業概要と沿革
エレマテックの企業概要をご紹介します。この概要を見れば、エレマテックのおおよそのことはご理解いただけると思います。
エレマテック株式会社の基本情報
社名 | エレマテック株式会社 |
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本社所在地 | 東京都港区三田三丁目5番27号 |
設立年月日 | 1947(昭和22)年4月 |
代表取締役社長 | 加藤 潤 |
株式公開 | 東証1部(証券コード:2715) |
資本金 | 2,142,000,000円 |
事業内容 | 電子材料・電子部品の販売・輸出入・加工等~~~ |
エレマテックは戦後すぐに誕生した会社で、当時は絶縁材料の販売を行っていました。エレマテックはその後徐々に電子部品などの取り扱い品目を増やし、着実に成長してきました。当時設立された他の商社は、大企業の特約店という形で成長してきた会社が多い中、このエレマテックは独立系としてどの企業とも取引ができる自由な環境で売上を上げてきたのも特徴です。
エレマテック株式会社の沿革
エレマテックの沿革はこちらになります。
1947年4月 | 法人組織に改組し、高千穂電気株式会社の商号にて設立 |
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1957年7月 | 大阪市東区(大阪府吹田市に移転)に大阪営業所(現 大阪支店)を開設 |
1970年3月 | 静岡県三島市に三島営業所(現 三島支店)を開設 |
1971年1月 | 宮城県仙台市(現 仙台市若林区)に仙台営業所(現 仙台支店)を開設 |
1976年1月 | 名古屋市南区に名古屋支店を開設 |
1977年7月 | 埼玉県熊谷市に関東支店(現 熊谷支店)を開設 |
1979年9月 | シンガポールにシンガポール事務所(現 Elematec Singapore(Pte.)Ltd.)を開設 |
1982年10月 | 東京都八王子市に八王子支店を開設 |
1986年9月 | 新潟県長岡市に長岡支店を開設 |
1989年9月 | 兵庫県加古川市に加古川営業所(現 加古川支店)を開設 |
1992年4月 | 福岡市博多区(福岡県大野城市に移転)に福岡営業所(現 福岡支店)を開設 |
1994年6月 | 香港に香港事務所(現 依摩泰香港有限公司)を開設 |
1995年7月 | 横浜市港北区に横浜支店を開設 |
1998年1月 | フィリピン・マニラにフィリピン事務所(現 Elematec Philippines,Inc.)を開設 |
1999年2月 | 台湾・台北に台北事務所(現 台湾依摩泰股份有限公司)を開設 |
2000年9月 | 中国・上海に上海事務所(現 依摩泰(上海)国際貿易有限公司)を開設 |
2001年5月 | 香港に高輪科技有限公司(48%出資)を設立 |
2001年6月 | 「ISO 14001」の認証を取得 |
2002年3月 | 中国・蘇州に蘇州高輪電子科技有限公司(48%出資)を設立 |
2002年4月 | 中国・大連に高千穂貿易(大連保税区)有限公司(現 依摩泰貿易(大連)有限公司)を設立 |
タイ・バンコクにTAKACHIHO ELECTRIC(THAILAND)CO.,LTD.(現 Elematec(Thailand)Co.,Ltd.)を設立 | |
2002年6月 | JASDAQ市場に上場 |
2002年8月 | 中国・深圳に高千穂国際貿易(深圳)有限公司(現 依摩泰国際貿易(深圳)有限公司)を設立 |
2003年3月 | 中国・天津に天津事務所(現 依摩泰(天津)国際貿易有限公司)を開設 |
2003年9月 | 中国・大連に大連高千穂電子有限公司(現 依摩泰電子(大連)有限公司)を設立 |
2003年12月 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
2004年3月 | 韓国・ソウルにTAKACHIHO KOREA CO.,LTD.(現 Elematec Korea Co.,Ltd.)を設立 |
2005年3月 | 東京証券取引所市場第一部銘柄に指定 |
2005年7月 | 中国・無錫に無錫高千穂燦科技有限公司(現 依摩泰無錫科技有限公司)を設立 |
2005年12月 | 「ISO 9001」の認証を取得 |
ベトナム・ハノイにハノイ事務所(現 ELEMATEC VIETNAM CO.,LTD.)を開設 | |
2006年8月 | アメリカ・サンディエゴにTakachiho USA,Inc.(現 Elematec USA Corporation)を設立 |
2006年11月 | チェコ・プラハにTAKACHIHO Czech s.r.o.(現 Elematec Czech s.r.o.)を設立 |
2007年6月 | 栃木県宇都宮市(栃木県那須塩原市へ移転)に宇都宮支店(現 那須支店)を開設 |
2008年8月 | マレーシア・クアラルンプールにクアラルンプール駐在員事務所(現 Elematec Malaysia Sdn.Bhd.)を設立 |
2009年11月 | 大西電気株式会社との合併を機に、商号をエレマテック株式会社へ変更 |
京都市南区に大西電気株式会社の本社事務所を京都本店として開設 | |
広島県東広島市に広島支店を開設 | |
中国・青島に青島事務所(現 依摩泰(青島)商貿有限公司)を開設 | |
2010年7月 | インドネシア・ジャカルタにジャカルタ事務所(現 PT.Elematec Indonesia)を開設 |
2011年3月 | インド・バンガロールにElematec Trading India Private Limitedを設立 |
2011年8月 | 豊田通商株式会社との間で資本業務提携契約を締結 |
2013年8月 | 豊田通商株式会社による株式公開買付けにより、同社の連結子会社となる |
フィリピン・アンヘレスにアンヘレス事務所(現 Elematec Angeles Inc.)を開設 | |
2013年12月 | 千葉県茂原市に千葉支店を開設 |
2015年10月 | メキシコ・レオンにELEMATEC MEXICO S.A.DE C.V.を設立 |
神奈川県海老名市に海老名営業所を開設 |
エレマテックでは、他のエレクトロニクス商社同様70年代の後半には海外拠点の拡大がスタートしています。現在約40のエレマテック海外拠点が存在し、グローバルな展開を行っています。2009年に合併、2013年に子会社化と一見厳しい状況に見えますが、これもすべてエレマテックのさらなる成長を期待するがゆえのことです。実際トヨタ系の大商社グループに属したことでエレマテックの今後の拡大が期待されています。
エレマテック株式会社の企業理念
エレマテックの企業理念はこちらになります。
エレマテック株式会社の使命
良いつながりを広げ新たな価値を提供する会社概要 | エレマテック株式会社
エレマテック株式会社の経営方針
多様で高品質な商品とサービスをグローバルに提供する 常に自己革新に努め、成長の持続と社会的信用の向上を追及する 企業統治を重視し、環境と安全に配慮しながら、企業価値の最大化に努める会社概要 | エレマテック株式会社
エレマテック株式会社の行動指針
お客様の立場を考え、「モノ作りのパートナー」として信頼される 活発な意見交換を行い、情熱とスピードとチームワークで挑戦する 各人が能力向上に努めるとともに、均等な機会と公平な評価を重視する グループの発展と社員の幸福を追求する会社概要 | エレマテック株式会社
エレマテックは人のつながりを大切にする商社です。そのためオープンな社風があり、エレマテックでは役員も同じフロアのオープンな空間で仕事をしています。このことにより、エレマテックの社員同士は交流もしやすく、部署などをこえて話しやすい雰囲気ができています。このような環境を存分に生かし、エレマテックではお客様とも風通しの良い関係を築いてきました。
また、エレマテックでは社宅を借り上げ、約90%の家賃を負担していますので、社員は生活費を大きく節約することができます。
エレマテック株式会社の事業案内
エレマテックの事業内容について詳しく見ていきましょう。
Digital Electronics | 液晶・TP・ BL 、モバイル端末、電気・電子部品、テレビ・モニター |
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Automotive | 自動車 |
Broad Market | ハウス、産業機器等、OA機器、アフターマーケット |
エレマテックの主軸事業はモバイル部品などデジタル分野ですが、近年の中国市場の拡大などを受け、モバイル系が伸び悩んでいる現状があります。そこで、近年エレマテックは自動車や産業機器などに力を入れています。車載カメラやLEDヘッドライト向け部材など、エレマテックが扱う商品が今後ますます必要となってくると考えられ、いずれは主軸事業になることが予想されます。
これからも安定した成長が期待されるエレマテック株式会社
エレマテックのご紹介はいかがだったでしょうか?
リーマンショックなど時代の影響を受けながらも、必ず立ち上がってくるエレマテック。戦後の激動期を乗り越えてきたエレマテックの力は伊達ではありません。トヨタ系グループに属することでエレマテックは今後も安定した成長が見込めそうです。そんなエレマテックは、商社希望でグローバルな活躍をしたい人にはまさにぴったりの職場です。