株式会社ニコリオ中上社長

公式HP:https://www.nicorio.co.jp/

ー創業当時の秘話などございましたら、ご教示いただけますでしょうか。

中上社長:
元々は私の父親が社長をしていた会社ですが、「マーケティング・クリエイティブ」という市場調査等を行う調査会社で、全く畑違いの事業でした。

ある時、父親の友人が体調不良になり、その時に元気になるようなものを父親がいろいろ探し、健康食品をその友人にあげたら喜んでくれたそうです。その出来事がとても印象に残っており、そこから今の事業を始めたそうです。

そして、その会社を私が引き継ぎました。引き継いだ当初、私は普通のサラリーマンとして働いていたので「大変そうだな」という思いと迷いがありました。しかし、当時ちょうど将来的に自分のキャリアをどうしていこうかと迷っている時でもあり、父親からうちの会社に来ないかって言ってもらえたのは、結果的にはすごくありがたいことでした。

ー貴社の商品の中でも特に強いこだわりがあるという点がございましたら、ご教示いただけますでしょうか。

中上社長:
看板商品のラクビはもちろんですが、「ウーカ」という商品は特に思い入れが強いですね。昔は麹酵素という名前の商品で今ウーカっていう商品になっています。

麹酵素という名前の通り、麹から作られた生きた酵素が入っている商品ですが、実はその前に酵素ドリンクの商品を売っていました。

ただ、これは業界内では常識とされていますが、酵素ドリンクを売る際、ドリンクタイプには酵素が入っていないんです。発売直前で「ああそうなんだ」ということが分かりました。

結局酵素ドリンクだと、「酵素」と言ってしまうことがウソになってしまうため、「発酵ドリンク」という感じで、コンセプトを変えて売り始めました。

そこから時間が経ち、頭のどこかでずっと「酵素が入っている商品があればいいな」と思っていたのですが、たまたまある素材で酵素がちゃんと活性を保った状態でサプリ状にすれば、酵素は摂取できるという企画が出てきました。

以前に「酵素ドリンクなのに酵素が入ってないってどういうことよ!?」みたいなことがあったので、サプリ状にすれば、酵素がちゃんと入っている商品が堂々と作れるなと思い、もう一回やってみようというので作ったものが「麹酵素」、今の「ウーカ」です。いわばリベンジという感じですね。

ー貴社がヒットしたその秘訣を教えていただけますでしょうか。

中上社長:
最近だと同梱物にこだわっています。お客様の状況に沿った同梱物といいますか。

どうしても最初に購入する前の状態と1か月、3か月と飲んだ後の状態で、お客様の心理状態が変わってきます。
基本的にはお客様の応援や後押しをする同梱物を入れていきたいです。そのため状況に応じて同梱物を変えています。

あとはエビデンスの確保です。原材料自体にエビデンスをとっています。

これはメーカー側がとるのですが、社内でも調査会社を使っています。あとはモニターテストを行い、実感があるものだけを世に出しています。

モニターテストは社内で行っております。これは実感があるかどうかを正確に検証するというのもありますし、やはり社員が商品にある程度の関心を持っているということも重要だからです。商品を好きにならないとあまりうまくいかないと思っています。

これで実際に試してもらい、愛着を持ってもらったり、こういう部分を改善したほうがいいんじゃないですかみたいな話をしています。

あとは新商品を出す時には必ず商品の説明会を全社員に対して行います。こうしたところも商品がヒットする秘訣だと思います。

ー視点を変えて、採用に関する質問です。貴社が求める人材像や社長の右腕として活躍するために必要な『素質』をご教示下さい。

中上社長:
弊社では健康・美容をキーワードに、お客様に有益な商品やサービスを提供しているので、「お客様視点でお客様の立場に立って、徹底的に考えることができる」という部分はとても重要なポイントです。

また「本気・敬意・素直・連携・変化」という行動指針がありますので、これを体現できる人を求めています。

特に敬意については先代社長からも重要視しております。社内もそうですが取引先に対しても敬意を払える人間になりましょうということです。当たり前ですが、横柄になってしまってはいけない部分です。

「関わるすべての人々のおかげで支えられている」ということを忘れない人間であっていただきたいです。

ー最後になりますが、貴社の今後のビジョンをお伺いできますでしょうか。

中上社長:
健康食品はニーズは比較的強いですし、これからというより現在もう高齢化社会ですので、更にニーズは上がっていくジャンルだと思います。だからこそ、今後更により良い商品を提供していきたいという想いは強いです。

あとはこれまでと違ったイメージの健康食品を出していきたいなという想いもあります。元々商品自体に新規性を大事に、他社にはないものを作っていこうと意識してやっているということもありますが。

例えばパッケージデザインです。いわゆる健康食品のパッケージでちょっと外で出したり見せるのが恥ずかしいみたいなベタベタのやつではなく、うちでは可愛いものだったりその部分にもこだわっています。やっぱり毎日飲むものなので気持ちよく日常生活に取り入れてもらいたいっていう想いが強いです。

そういう意味でも今後もちょっとイメージの違う健康食品を出していきたいなっていうのはあります。