生化学工業株式会社の企業概要

  社名生化学工業株式会社
  本社所在地〒113-8650東京都千代田区丸の内一丁目6番1号
  設立年月日1947年6月2日
  代表取締役社長水谷 建
  株式公開東京証券取引所市場第一部
  資本金3,840百万円
  事業内容複合糖質を中心とした医療用医薬品および医療機器等の製造・販売

生化学工業株式会社の沿革

1947年6月
及川古志郎(元海軍大臣)、郷古潔(元三菱重工社長)、渋沢敬三(元大蔵大臣)三氏等の支援により、高田利種(元生化学工業社長)が中心になり「興生水産株式会社」を設立
1947年9月
神奈川県横須賀市に久里浜事業所を開設(現、久里浜工場)
1949年1月
水谷當稱(元生化学工業社長)が、江上不二夫理博(元東大教授、元三菱化成(現三菱化学)生命科学研究所長)の着想に基づいて、世界初のコンドロイチン硫酸の企業化を意図し、試作を開始
1950年4月
久里浜事業所において医薬品製造業許可を取得し、コンドロイチン硫酸の医薬品としての製造販売を開始
1952年2月
本店を東京都中央区に移転
1953年9月
生化学の研究に重点を置く医薬品等の製造会社という意味を込め、商号を「株式会社生化学研究所」に変更
1957年6月
コンドロイチン硫酸など複合糖質の研究助成を目的として「ムコ多糖体研究会」を発足。(後の結合組織学会の前身)
以上、公式サイトより引用

生化学工業株式会社の事業ビジョン

「独創的で高品質な医薬品開発」というのが生化学工業のビジョンであり、目標です。生化学工業はハイクオリティな医薬品を開発することにより、世界の人々の健康で心豊かな生活の向上に貢献することを望んでいます。生化学工業が創業時より貫いてきたのは常に研究開発に努めるという態度。

生化学工業は幾つものイノベーションを生み出してきました。生化学工業は糖質科学のパイオニアとしてこれからも進歩を続けていきます。生化学工業が得意とする糖質科学は生命現象に深く関わっている事が分かっています。

生化学工業株式会社の経営理念

生化学工業の経営理念は経営綱領をピラミッドの先端部分として、下に経営信条、行動指針と続いています。生化学工業の経営綱領は独創、公正、夢と情熱。常に独創的な応用展開をすることにより、優位な新技術、新製品を生み出していきます。「公正」も生化学工業が大切にする考え方。利益のために公正を曲げる事をせず、まっすぐに物事に取り組むのが生化学工業のやり方です。

生化学工業株式会社の経営信条

研究に熱心に取り組む企業だけあって、学問を尊重している生化学工業。糖質科学を基盤としていますが、様々な製品開発にも取り組んでいます。

生化学工業株式会社の行動指針

生化学工業が目指す社風は個性を活かす明るい雰囲気。生化学工業は産学協同にも力を入れて、独創的で有用な製品を開発します。

生化学工業株式会社の事業案内、サービス紹介

生化学工業の事業の始まりは1950年に世界で初めて精製に成功したコンドロイチン硫酸の工業化にまで遡ります。生化学工業のこの技術は半世紀にわたって、高純度、高品質の原材料を生み出しており、多くの製薬メーカーなどから信頼を得ているんです。

生化学工業株式会社の生み出すオーラルケア製品

生化学工業は特に高齢者のオーラルケア製品にフォーカスし、「オーラルケア用洗口液 絹水スプレー」なども製造しています。生化学工業のこの製品はアルコールが配合されていないので、口腔内が敏感な人でも利用できるんですよ。

生化学工業株式会社が製造するスキンクリーム

生化学工業のスキンクリーム「ポリムコンS」。皮膚表面の角質を取り除き、肌のターンオーバーを促すスキンクリーム。生化学工業のこのスキンクリームは皮膚表面の水分を保つ効果もあるんです。

国際競争力を備えるために努力する生化学工業株式会社

世界的に高齢化が進む中で、医薬品産業は日に日に変化しています。生化学工業はグローバル・カテゴリー・ファーマとしての進化を目指した取り組みを開始させ、世界をフィールドに見据えています。製薬企業として使命感を強め、責任を深く自覚しているということも生化学工業の特徴です。倫理観やコーポレート・ガバナンスも生化学工業が重視する事の1つです。

生化学工業株式会社が得意とする糖質科学とは?

生化学工業の専門分野である糖質科学とは何でしょうか?この分野は糖鎖や複合糖質を研究する分野です。糖質を構成する糖鎖は極めて複雑で、私達の体の細胞の表面に飛び出ています。生化学工業が研究するこの糖鎖は細胞同士のコミュニケーションに密接に関係していると言われています。

生化学工業株式会社の糖鎖研究によるイノベーション

生化学工業の研究によって明らかになっていることはたくさんあります。まずウイルスや菌の感染に関する事実。O157などの感染病に対する研究も進められています。がんの移転細胞ががんとなってしまうと糖鎖の形が変わり、がんが増殖してしまいます。生化学工業はがんを防ぐための糖鎖研究も行っているんです。また、増え続ける糖尿病。この病気にも生化学工業が研究する糖鎖が関係していると考えられています。

生化学工業株式会社の健康に対する見方

生化学工業は医薬品の原体も取り扱っているので、私たちが普段利用する医薬品にも生化学工業の製品が含まれているかもしれませんね。品質改善に取り組み、人々の健康にこれからも寄与してほしいですね。