株式会社大光の企業概要と沿革

大光の企業概要をご紹介します。この概要を見れば、大光のおおよそのことはご理解いただけると思います。

株式会社大光の基本情報

社名    株式会社大光
本社所在地 岐阜県大垣市浅草2-66
設立年月日 1950年(昭和25年)12月
代表取締役社長 金森武
株式公開  東証2部 東証JASDAQ(証券コード:3160)
資本金   475,030,000円
事業内容  業務用食品等卸売・小売事業、水産品の卸売・輸出事業

大光の本社は岐阜県大垣市にあります。全国展開の企業本社がある場所としては珍しいですが、大光の扱う商品が食品であるだけに、地域によって異なる食生活に合った事業が展開できたのではないでしょうか。

株式会社大光の沿革

大光の沿革はこちらになります。

昭和23年 6月 学校・工場等への給食食材の卸売を目的として「大光商店」を創業
昭和25年 12月 「株式会社大光商店」を設立、本店所在地を岐阜県大垣市郭町とする
昭和43年 2月 商号を「株式会社大光」に変更、本店所在地を岐阜県大垣市寺内町に移転
昭和59年 5月 岐阜県岐阜市に、岐阜営業所を開設
昭和60年 4月 本店所在地を岐阜県大垣市浅草二丁目66番地に移転
平成4年 12月 業務用食材の小売を行うアミカ事業を開始 アミカ事業1号店アミカ岐阜店を開設(支店併設店舗)
平成9年 6月 愛知県小牧市に、愛知県内アミカ1号店アミカ小牧店を開設(支店併設店舗)
平成10年 11月 滋賀県彦根市に、彦根支店を開設。滋賀県内アミカ1号店アミカ彦根店を開設
12月 愛知県尾張旭市に、アミカ尾張旭店を開設
8月 三重県四日市市に、三重県内アミカ1号店アミカ四日市店を開設
平成14年 10月 滋賀県大津市に、アミカ瀬田店を開設、アミカ店舗10店舗突破
平成15年 6月 静岡県浜松市(現浜松市北区)に、浜松支店を開設 静岡県内アミカ1号店アミカ浜松店を開設(支店併設店舗)
5月 大阪市東淀川区に、大阪営業所を開設
平成17年 11月 愛知県豊橋市に、アミカ豊橋店を開設、アミカ店舗20店舗突破
平成21年 6月 名古屋市中村区に、アミカ中村井深店を開設、アミカ店舗30店舗突破
平成22年 3月 ジャスダック証券取引所(現 東京証券取引所 JASDAQ(スタンダード))に上場
4月 大阪府茨木市に、大阪営業所を移転
6月 東京都中央区に東京支店を開設(青葉営業所を昇格)
8月 アミカネットショップを開設
平成24年 6月 東京支店を分割し、東京支店(東京都中央区) 横浜支店(横浜市青葉区)とする
平成25年 7月 東京証券取引所市場第二部へ市場変更
(以上、株式会社大光HPより引用)

大光創業時は、給食などの食材がメインだったんですね。大光が創業した昭和23年はちょうどベビーブームのころですから、給食食材も飛ぶように売れたことが想像できます。平成時代に入ってから大光は、業務用食品卸事業を始め、特に「アミカ」という業務スーパーでどんどん拡大していき、2016年現在40店舗以上となりました。最近ではこのアミカのネットショップ部門も開業しましたので、大光の商品は全国区となっています。

株式会社大光の経営理念と社訓

株式会社大光の経営理念

大光の経営理念はこちらになります。

人類はその誕生から今日までより快適で、豊かな暮らしを求めて歴史を築いてきました。 「豊かさ」とは何か。 人・地域・時代によりその定義は様々ですが、人が生きるとき、その根源的な「食」への欲求が絶えることはありません。 私たちは「食」「豊かさ」の本質を追究し、お客様、社員の幸福、豊かな社会の実現に貢献します。
株式会社 大光 : 経営理念・社訓

この大光の「食のプロフェッショナル」としての姿勢が、業務用食品の業績を上げてきた理由です。たとえば大光のマヨネーズ一つとっても、約50種類存在し、粘度の違いや卵黄の割合など様々な要素をもとにプロの要望に細かく応じた商品ラインナップを持っています。

株式会社大光の社訓

大光の社是はこちらになります。

一、私は大光の社員です。   お客様と、仕入先と、商品を愛します。 一、私の職業は食品業です。   常に身なり、机、車、倉庫等をきれいにして仕事をします。 一、私は原価です。   私の行動一つによって、会社の原価は、高くも安くもなります。   常に合理化に徹して行動します。 一、私はプロです。   この職業を通じて生計を維持しています。   この仕事に関する限り、どんなに腕の良いシロウトが挑戦しても及ばない自信をもっています。 一、 私はこの仕事を通じて社会に奉仕することを念願し、そうあるべきことを誓います。
株式会社 大光 : 経営理念・社訓

大光ではこのような社訓を掲げ、社員にもプロとしてのあるべき姿を常に説いていますが、社員の満足度も上げていく工夫をしています。たとえば長期休暇制度を導入し、大光入社2年目以上の社員は毎年必ず長期休暇をとるようにしました。

株式会社大光の事業案内

大光の事業内容について詳しく見ていきましょう。

外商事業 業務用食品等の販売
アミカ事業 業務用食品スーパー「アミカ」及び、業務用食品を販売するネットショップを展開
水産品事業 水産品の国内販売、輸出販売

大光の事業割合を見ると、多くを占めているのがやはり創業時からてがけている給食等の食材卸である外商事業です。この大光の外商事業が約6割を占めていて、アミカ事業が約3割となっています。水産品事業はわずか3%ということですから、大光を支えているのは外商事業とアミカ事業の2本柱といってもいいでしょう。

増収が続く食のプロフェッショナル株式会社大光

大光のご紹介はいかがだったでしょうか?

食品を扱う企業は数あれど、給食食材から始まり、しかも岐阜県に本社があってこれまで大きくなった企業というのは大光くらいでしょう。もしかすると、このほかとは違う「給食」と「岐阜」というのが、大光の成長の秘密なのかもしれません。いつの時代も食文化がなくなることはありませんから、これからも大光の快進撃は止まりそうにありません。