クレアホールディングス株式会社の概要と沿革
まず、クレアホールディングスの基本情報は以下の通りです。
【クレアホールディングスの概要】
社名 | クレアホールディングス株式会社 |
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本社所在地 | 東京都港区赤坂8-5-28 |
設立年月日 | 1965年(昭和40年)2月19日 |
代表取締役社長 | 黒田 高史 |
株式公開 | 東証二部上場(証券コード:1757) |
資本金 | 8,867百万円(平成28年3月31日現在) |
事業内容 | 事業持ち株会社 |
クレアホールディングスは現在、クレアグループの持ち株会社の経営管理などをしています。はじまりは、元会社である「高杉建設株式会社」として1965年に創業しました。主に賃貸住宅の販売を目的として設立され、それらの事業は現在クレアホーム株式会社が引き継いで行っています。現在では、クレアホールディングスグループとして住宅販売事業は縮小し、太陽光発電施設の建設や太陽光関連機器の販売に力を入れています。
以下に、クレアホールディングスの沿革を載せていきます。
【クレアホールディングスの沿革】
1965年2月 | 賃貸住宅販売業を目的として、大阪市東淀川区西三国町に「髙杉建設株式会社」を設立 |
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1996年10月 | 商号を「キーイングホーム株式会社」に変更 |
1997年11月 | 大阪証券取引所市場第二部に上場 |
2004年10月 | 商号を「株式会社千年の杜」に変更 |
2005年8月 | 純粋持株会社に移行 |
2009年8月 | 商号を「クレアホールディングス株式会社」に変更 |
クレアホールディングス株式会社の基本理念、事業ビジョン
クレアホールディングスの指針は以下の通りです。
クレアホールディングスの社名の由来であるCreate(時代の変化に適応し、豊かな発想で価値を創造する)、Relationship(信頼関係を第一とする)、Environment(豊かな自然環境の創造と保全に向けた取組を行う)、Active(活力と意欲をもって行動する)を指針として社会貢献に寄与をしてまいります。クレアホールディングス:コーポレートガバナンスより引用
クレアホールディングスの社名の由来である、Create・Relationship・ Environment・ Activeを経営指針としておいています。その時代時代にあった物を発想力を豊かに創造し、信頼関係を持って、自然環境の保護にも力を入れ、活力、意欲を前面に出し行動していこうということのようです。現在では、クレアホールディングスグループは太陽光発電技術に力を入れており、クリーンエネルギーの視点から地球環境についても考えていこうという意思が伝わってきます。
クレアホールディングスグループの事業案内
クレアホールディングスのグループ概要、グループ会社の事業等をまとめていきます。クレアホールディングスグループが運営しているグループ事業会社は下記の通りです。
クレアホーム株式会社
注文住宅の受注・施工など
クレアスタイル株式会社
太陽光発電システム等住宅設備機器の販売、住宅リフォームなど
MILLENNIUM INVESTMENT株式会社
投資事業など
株式会社サニーダ
給水管・排水管の塗装など
クレア株式会社
太陽光発電に関する卸販売およびマネジメント 不動産の販売、仲介およびその管理など
クレアファシリティマネジメント株式会社
不動産販売、賃貸、管理およびその仲介など
上記の6社の持ち株会社として、経営、管理を行っているのがクレアホールディングスです。創業から、住宅販売の事業を展開してきたクレアホールディングスグループですが、現在はクレアホーム(株)がそれらを担っており、こちらは縮小の傾向にあるようです。そして現在、クレアホールディングスグループが力を入れているのが、クレアスタイル(株)、クレア(株)が行っている太陽光発電システムの事業です。近年では、震災の影響からもクリーンエネルギーに目を向ける事業が多い中で、クレアホールディングスグループも太陽光発電事業に目を向けているようです。それらの太陽光発電設備の整った不動産の販売や、設置、リフォームなども一括しておこなっています。
クレアホールディングスは地球環境との共存を目的に今も成長を続けています!
環境破壊による温暖化が問題視されている現在、人工ではなくクリーンエネルギーの発展は著しいものがあります。クレアホールディングスグループはそれらに焦点を合わせ、不動産事業と共に太陽光発電事業も展開しています。
科学が進みすぎることで壊してきてしまった地球環境をまたキレイにしようという試みは素晴らしいと思います。今後増えていくであろう太陽光発電設備と共に、クレアホールディングスグループの太陽光設備事業が発展してくれることを願いたいですね。