サンメッセ株式会社の概要と沿革

まず、サンメッセの基本情報は以下の通りです。

【サンメッセの概要】

社名サンメッセ株式会社
本社所在地岐阜県大垣市久瀬川町7丁目5-1
設立年月日1935年(昭和10年)5月10日
代表取締役社長田中 義一
株式公開ジャスダック上場(証券コード:7883)
資本金1,236,114,800円
事業内容一般商業印刷を中心に出版印刷、包装印刷を営む総合印刷会社。企画、デザイン、製版、印刷、製本、製袋等に至る設備を有し一貫生産。チラシ制作支援等のシステム開発、セキュリティ、衛生管理を徹底したサービスを実施。印字、封入、封函を行うDPS(デジタルプリントサービス)やPOD(プリントオンデマンド)を強化。WebサイトやDVDなどのコンテンツ制作等の企画開発。
サンメッセHP:会社概要より引用


サンメッセは岐阜県大垣市に本社を置いています。創業は1935年、同じく岐阜県で個人経営の田中印刷所として誕生しました。その後、田中印刷興業株式会社に名を変え、事業を拡大していきます。1990年に当時、2代目社長であった田中康義氏が各事業で展開していた会社を統合し、新社名をサンメッセに変えました。そして現在の田中義一取締役社長が5代目であり、代を重ねる毎にサンメッセを大きくしてきました。

下にサンメッセの沿革を載せていきます。

【サンメッセの沿革】

1935年田中印刷所として、田中義夫・せき夫妻の個人経営により創業
1947年合資会社田中印刷所に改組
1953年興行部を合併し、田中印刷興行株式会社に改組。資本金527万円
1966年田中印刷興業株式会社と改称
1968年資本金2,000万円。名古屋支店を開設
1969年製造部門を田中工業株式会社と改称。販売部門を独立し、田中印刷興業株式会社を資本金1,500万円で設立
1971年田中工業株式会社の資本金4,000万円
東海地方初の東芝ATF両面8色オフセット輪転機導入
1974年EPC-JAPANに加盟
1975年田中康義2代目社長に就任。西工場第3期工事完成と同時に本社を移し、旧本社を東工場と改称。田中印刷興業株式会社の資本金4,500万円
1980年岐阜支店を開設
1981年田中印刷興業株式会社の資本金6,750万円
1983年西工場を新築(延べ建物面積2,500坪)
旧西工場を本社工場(現・中工場)と改称
1985年東京支店を開設
1986年プラニングハウスタクトを新築し、大型スタジオ、ソフト部門を集結
西工場に自動ラック倉庫完成
1989年本社第1期工事完成にともない、本社機構と本社営業部を移転、さらに両面8色A横全判オフセット輪転機・両面8色B縦半裁判オフセット輪転機を導入し、本社工場を新設。旧本社工場を中工場と改称。敷地内に野球場とテニスコートを新設。大阪支店を開設
日本イベント企画株式会社を県下有力企業の出資を受け設立
1990年田中印刷興業株式会社、田中工業株式会社、株式会社日劇不動産、株式会社スイト会館の4社を統合のうえ、CI導入により新社名をサンメッセ株式会社と改称
資本金54,185,800円
1994年東京支店を新築
1995年株式を店頭公開
資本金1,236,114,800円
日本証券業協会より登録銘柄の株券印刷会社として認められる
本社第二工場建設
両面8色B縦半裁判オフセット輪転機増設
1996年株式分割1対1.1実施
発行済株式数8,912,525株となる
サンメッセ情報館を新築
1998年田中良幸3代目社長に就任
名古屋支店新築移転
1999年新本社・工場を新築
2001年ISO14001認証取得、本社・本社工場・中工場・東工場・西工場
2002年愛岐支店を開設
2003年9月に岡崎支店(現・岡崎営業所)、11月に赤坂支店を開設
個人情報を適切に取り扱う企業に与えられるプライバシーマークの認定を受ける
2004年東工場を閉鎖し、本社工場へ移設
2005年三重支店を開設
2006年田中勝英4代目社長に就任
滋賀支店(現・滋賀営業所)を開設・内部統制推進室設置
2007年京都営業所を開設
2009年田中義一5代目社長に就任
2011年IPS部 設立
三重支店が津市に移転、津営業所に改称
2012年品質保証室(現:総合管理室) 設立
UVパッケージ部 設立
タイに合弁会社 Sun Messe (Thailand) Co., Ltd.を設立
2013年生産管理部 設立
2016年津営業所が四日市市に移転、三重営業所に改称
サンメッセHP:沿革より引用


現在サンメッセは、西日本を中心に4支店・4営業所と、東京に1支店を置いており、個人工場から現在は全国規模での事業を展開するまでに成長しました。そして、岐阜県内に本社工場、中工場、西工場の3工場を持ち、西工場にはフォトスタジオも併設されています。ただの印刷会社ではなく、様々なニーズに応えようとその時々の最新の技術、設備を導入し、新しいことに取り組んでいこうという意識がサンメッセからは伝わってきますね。

サンメッセ株式会社の経営理念

サンメッセの経営理念は以下の通りです。

【経営理念】

サンメッセは、革新・法令順守・環境の3つを経営の柱とし、常にお客様を第一に考え、人・物・情報を集積・発信し、印刷を核に、持続的に発展し、社会に貢献します。

法令順守
サンメッセでは、法令はもちろん各種規則や社会的規範などを守り、常に公正な企業活動を行うことを基本としています。社内には「内部統制推進室」や「コンプライアンス委員会」「リスク委員会」などを設け、コンプライアンスに対する社員の意識向上のための整備を進めています。

技術革新
印刷業界は日進月歩で技術が進化を続けています。サンメッセでも、その波に乗り遅れることなく、常に新しい技術を開発し、または設備を導入し、最先端の技術革新を続けてきました。これからも、最先端の情報に敏感に、常に新しい技術革新に挑戦していきます。

環境保護
サンメッセでは、社会の一翼を担う企業として、「サンメッセ環境宣言」を発して、印刷を核とした環境保全に努めています。数々の環境にやさしい印刷技術を採用してお客様に提供している他、社内でも社員一丸となって環境活動を実施しています。
サンメッセHP:経営理念より引用

サンメッセの経営理念を見てみると、3つの柱によって構成されています。常に公正な企業活動を行うことはもちろんのこと、社内でのコンプライアンス管理、リスク管理などにも徹底しているようです。続いて、技術革新においては、印刷業界は近年目まぐるしい進化を遂げてきました。その中でもサンメッセは常に最新技術を顧客に提供するために、情報には敏感にそして、柔軟に対応してきた結果が今の結果なんだと感じます。そして3つ目の環境保護に関しては、最先端技術の中でもより環境にやさしいものを選んでいき、その結果として環境保護をすることで、社会貢献をしていこうという考えが伝わってきました。

サンメッセ株式会社の製品・サービス

サンメッセの製品・サービスをまとめていきます。

商業印刷商業印刷
カタログ、パンフレット、リーフレット
チラシ、DM、POP
会社案内、社内報、学校案内、入試要項
情報誌、広報誌、PR誌
事業報告書、アニュアルレポート、CSRレポート

出版印刷出版印刷
社史、記念誌
書籍、辞書、自費出版
雑誌、地図
教科書、学習参考書、問題集
電子書籍、電子出版、オンデマンド出版

包装印刷包装印刷
包装紙、ブックカバー、紙袋、手提げ袋
パッケージ、紙器
紙カップ、紙容器
軟包装、ラミネートチューブ、パウチ

フォーム印刷フォーム印刷
伝票、帳票類、長尺伝票
契約書、申込書、金券、チケット
ビジネスフォーム、特殊フォーム、感熱ロール
OCR帳票、タックフォーム
納付書、コンビニ収納
サンメッセHP:製品・サービスより引用

サンメッセは現在、様々なニーズに応えるために多くのサービスを提供しています。基本となる出版印刷はもちろんのこと、販売促進のプレス広告や、カタログ、パンフレットなどの商業印刷に至るまで印刷関係は全てサンメッセだけで出来ることも売りの一つだと思います。ワンストップ対応とサンメッセも仰っていますが、ひとつの場所で全てが出来ることはわたし達ユーザーにとって便利であり、何より楽ですよね。顧客の立場になって考えてくれていることが安心へと繋がります。そして包装紙やブックカバー、パッケージなどの包装関係も充実しており、企業向けには誓約書や伝票などの独自フォームにも対応しており。一個人から企業まで安心してサンメッセに一括してお願いできるサービスの幅には驚かされます。

サンメッセ株式会社では印刷の全てをワンストップ対応で任せられます!

ここまでサンメッセの情報をお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか?現在では家庭用プリンタも普及しており、出版業界も衰退の一途を辿っています。ですが、印刷屋さんにしか出来ないこともあると考え、サンメッセは新しい技術を常に求め、わたし達のような一般の方から、大企業を相手に最先端のサービスを提供してきてくれました。これからもサンメッセには日本の印刷出版業界の最先端を走り続けて欲しいと思います。