ヤフー株式会社の企業概要と沿革

まずは、ヤフーの企業概要について説明していきます。

会社名ヤフー株式会社
本社所在地〒102-8282東京都千代田区紀尾井町1-3 東京ガーデンテラス紀尾井町 紀尾井タワー
設立年月日1996年1月31日
代表取締役社長宮坂 学
上場証券取引所東証一部
事業内容インターネット上の広告事業、イーコマース事業、会員サービス事業など
(ヤフー株式会社ホームページより引用)

ヤフー株式会社の沿革

続いて、以下はヤフーの沿革です。

1996年1月インターネット上の情報検索サービスの提供を行うことを目的として、ヤフー株式会社設立
1996年4月日本語での情報検索サービス(サービス名:Yahoo! JAPAN)の提供を開始
1997年1月'96日本優秀製品・サービス賞の「日経産業新聞優秀賞」を受賞
1997年11月店頭登録銘柄としてヤフーの株式を公開
1998年7月パーソナライズサービス「My Yahoo!」のほか「Yahoo!掲示板」、「Yahoo!ゲーム」、「Yahoo!ページャー」などのコミュニティサービスを開始
1999年7月株式会社住友クレジットサービスと提携し、「Yahoo! JAPAN VISAカード」の募集を開始
1999年9月オンライン・ショッピングサービス「Yahoo!ショッピング」および、オンライン・オークションサービス「Yahoo!オークション」を開始
2000年3月ジオシティーズ株式会社およびブロードキャスト・コム株式会社を合併
2000年4月株式会社日本交通公社、ソフトバンク・イーコマース株式会社と、インターネット上の旅行商品の電子商取引を行う合弁会社「株式会社たびゲーター」を設立
2000年6月iモード対応携帯電話向けサービス「Yahoo!モバイル」を開始
2000年7月1日あたり1億ページビューを突破
2000年8月性別や年齢などユーザーの属性に従いターゲットを絞って広告配信する「デモグラフィック・ターゲティング広告」を開始
2000年9月ピー・アイ・エム株式会社を合併
2000年9月「Yahoo!オークション」にエスクローサービスを導入
2001年2月インターネットドラマ「candy-o(キャンディーオー)」において動画広告を配信
2001年3月ブロードバンド体験スペース「Yahoo! Cafe」を原宿にオープン
2001年5月「Yahoo!オークション」においてユーザーの本人確認(有料化)開始
2001年6月ブロードバンド関連総合サービス「Yahoo! BB」サービス開始を発表
2001年8月1日あたり2億ページビューを突破
2001年9月「Yahoo! BB」商用サービスを開始
2001年9月イー・グループ株式会社を子会社化
2001年12月イー・ショッピング・ブックス株式会社(現 セブンアンドワイ株式会社)を子会社化
2002年2月ブライダルコンシェルジェ株式会社を子会社化
2002年2月ナショナルクライアント獲得を目的とした新商品「Yahoo!ビルボード」の販売を開始
2002年3月有料のサービスやコンテンツ料金の引き落とし先情報を安全に保管するサービス「Yahoo!ウォレット」を本格的に開始
2002年4月「Yahoo!オークション」の出品システム利用料導入
2002年4月ブロードバンド電話サービス「BBフォン」の商用サービス開始
2002年5月1日あたり3億ページビューを突破
2002年5月「Yahoo!オークション」の落札システム利用料導入
2002年8月ユニセプト株式会社を設立
2002年8月株式会社ネットラストを子会社化
2002年10月株式会社インテージ・インタラクティブを設立
2002年11月有料リスティングサービス「スポンサーサイト」を開始
2003年10月株式会社ブライダルネットを子会社化
2003年10月ヤフーの株式を東京証券取引所市場第一部へ上場
2004年2月株式会社インディバルを設立
2004年8月情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の認証を取得
2004年10月1日あたり10億ページビューを突破
2004年11月ファーストサーバ株式会社を子会社化
2005年1月株式会社アルプス社の事業を継承
2005年1月株式会社クレオと業務提携および同社の第三者割当増資を引受け
2005年1月株式会社あおぞら銀行とインターネットバンキング業務に関し基本合意
2005年2月バリューコマース株式会社との資本および事業に関する提携を発表
2005年3月株式会社キュリオシティを子会社化
2005年10月株式会社インフォプラントを子会社化
2006年2月セブンアンドワイ株式会社を持分法適用会社化
2006年2月株式会社あおぞら銀行とインターネットバンキング業務に関し合意解約
2006年3月ソフトバンク株式会社と携帯電話事業に関し合意
2006年3月株式会社ニューズウォッチを子会社化
2006年3月三井住友銀行グループとインターネット金融事業に関し合意
2006年4月携帯電話事業に出資
2006年6月三井住友銀行グループと資本提携を伴う業務提携を発表
2006年9月ジャパンネット銀行との提携により「Yahoo!ネットバンキング」を公開
2006年10月ヤフーのソフトバンク携帯電話向けポータルサイト「Yahoo!ケータイ」を提供開始
2007年2月ヤフーの株式をジャスダック証券取引所に重複上場
2007年2月株式会社インタースコープを子会社化
2007年4月「Yahoo! JAPAN研究所」設立
2007年4月オーバーチュア株式会社の子会社化について、Yahoo! Inc.と覚書を締結
2007年8月オーバーチュア株式会社を子会社化
2007年12月eBay Inc.と業務提携に向け検討を開始
2008年4月株式会社アルプス社を合併
2008年4月株式会社ブレイナーを合併
2009年2月ソフトバンクIDC株式会社およびソフトバンクIDCソリューションズ株式会社を子会社化
2009年3月ソフトバンクIDCソリューションズ株式会社を合併
2009年4月株式会社GyaOを子会社化
2009年10月オーバーチュア株式会社を合併
2010年6月アリババグループとの業務提携により、「Yahoo!チャイナモール」「タオジャパン」の提供を開始
2010年8月株式会社シリウステクノロジーズを子会社化
2012年8月YJキャピタル株式会社を設立
2012年8月株式会社クロコスを子会社化
2012年9月株式会社コミュニティファクトリーを子会社化
2012年10月バリューコマース株式会社を子会社化
2012年12月株式会社カービューを子会社化
2013年1月株式会社サイバーエージェントFXを子会社化
2013年7月東京証券取引所および大阪証券取引所の現物株市場統合に伴い、上場市場を東京証券取引所市場一部に統一
2013年8月オセニック株式会社を子会社化
2014年1月株式会社Qubitalデータサイエンスを設立
2014年10月シナジーマーケティング株式会社を子会社化
2014年11月株式会社クロコスを合併
2014年12月オセニック株式会社を合併
2015年1月株式会社コミュニティファクトリーを合併
2015年1月ワイジェイカード株式会社を子会社化
2015年4月株式会社共同通信デジタルと、ウェブにおけるニュースコンテンツ流通を最適化する合弁事業会社「ノアドット株式会社」を設立
2015年5月スマートフォン版Yahoo! JAPANトップページ、スマートフォン用「Yahoo! JAPAN」アプリを刷新
2015年6月監査等委員会設置会社へ移行
2015年7月Skyscanner Ltd と合弁会社「Skyscanner Japan株式会社」を設立
2015年8月ベトナム現地法人「Techbase VietNam Company Limited」が稼動
2015年8月BuzzFeed社と合弁事業会社「BuzzFeed Japan株式会社」を設立
2015年8月アスクル株式会社を連結子会社化
2016年2月株式会社一休を連結子会社化
2016年4月株式会社博報堂DYメディアパートナーズ、デジタル・アドバタイジング・コンソーシアム株式会社と「株式会社Handy Marketing」を設立
2016年5月エイベックス・ライヴ・クリエイティヴ株式会社と合弁事業会社「パスレボ株式会社」を設立
2016年5月「Yahoo!ウォレット」の決済機能「預金払い」と「Yahoo!マネー」を提供開始
2016年9月株式会社イーブックイニシアティブジャパンを連結子会社化
(ヤフー株式会社ホームページより参照)

■ヤフーの沿革の要点
最初は、1996年1月にインターネット上の情報検索サービスの提供を行うことを目的として、ヤフー株式会社設立したところから始まりました。その後ヤフーは、1996年4月に日本語での情報検索サービス(サービス名:Yahoo! JAPAN)の提供を開始します。そしてヤフーは、2003年10月に東京証券取引所市場第一部へ上場、2007年2月にはジャスダック証券取引所に重複上場し、勢いを増していきます。2016年9月にヤフーは、株式会社イーブックイニシアティブジャパンを連結子会社化し、現在もますます拡大しています。


ヤフー株式会社の連結子会社

さらに、ヤフーは連結子会社と共に様々な事業を展開しています。 現在のヤフーを支える連結子会社は、以下の通りです。

■株式会社IDCフロンティア
ヤフーの連結子会社で、クラウド事業、データセンター事業などを展開しています。

■アスクル株式会社
ヤフーの連結子会社で、オフィス関連商品の販売事業、その他の配送事業などを展開しています。

■株式会社イーブックイニシアティブジャパン
ヤフーの連結子会社で、コンテンツの電子化および配信サービス、電子コンテンツの企画開発および制作、書籍、雑誌の編集および出版などの事業を展開しています。

■株式会社一休
ヤフーの連結子会社で、高級ホテル・旅館/厳選レストランなどのインターネット予約サイト運営事業などを展開しています。

■株式会社カービュー
ヤフーの連結子会社で、自動車およびカーライフに関するイーコマース事業、インターネットメディア事業、ならびにそれらに付随するサービスの提供などの事業を展開しています。

■株式会社GYAO
ヤフーの連結子会社で、インターネットを利用した映像、電子書籍などのデジタルコンテンツ配信、およびエンターテインメントに関わる情報提供サービス業などを展開しています。

■株式会社コマースニジュウイチ
ヤフーの連結子会社で、ECサイト構築ソフトウェア開発・販売、ECサイト構築サービスなどの事業を展開しています。

■シナジーマーケティング株式会社
ヤフーの連結子会社で、クラウドサービス事業、エージェント事業などを展開しています。

■ダイナテック株式会社
ヤフーの連結子会社で、ホテル・旅館向け情報システム開発ならびに販売などの事業を展開しています。

■Techbase VietNam Company Limited
ヤフーの連結子会社で、Yahoo! JAPANサービスの開発、Yahoo! JAPANで使用するシステムのソフトウェア開発などの事業を展開しています。

■TRILL株式会社
ヤフーの連結子会社で、女性をメインターゲットとしたインターネット総合メディアなどの事業を展開しています。

■株式会社ネットラスト
ヤフーの連結子会社で、オンラインでの決済事業などを展開しています。

(ヤフー株式会社ホームページより参照)

このようにして連結子会社を一覧で見てみると、ヤフーがいかに幅広く事業を展開しているかがわかりますね!

情報技術によって人々の生活や社会に貢献してきたヤフー株式会社!

これまで紹介してきたように、ヤフーはインターネットを通じて、人々の疑問を解決し、社会に貢献してきました。この20年でインターネットの技術は格段に向上し、人々の生活になくてはならないものとなってきたとヤフーは捉えています。そのため、ヤフーではインターネットを通じて人々の生活に貢献できるサービスを多数展開してきました。ヤフーは現状に満足することなく、さらなる成長の為に新しい経営計画を立てて業務に取り組んでいます。これからもヤフーの成長は止まることなく続くことでしょう。

人々の生活に欠かせないインターネットを通じて、社会貢献してきたヤフーの今後の活躍に注目ですね!