明和産業株式会社の会社概要と沿革
まずは、明和産業の会社概要について説明していきます。
商号 | 明和産業株式会社 |
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本店所在地 | 〒100-8311東京都千代田区丸の内三丁目3番1号 |
設立 | 1947年7月25日 |
代表取締役社長 | 大友 伸彦 |
上場証券取引所 | 東京証券取引所(市場第一部) |
資本金 | 40億2,400万円 |
事業内容 | 化学品、機能材料、合成樹脂、建築資材、石油、機械、金属製品、その他各種物品の国内販売ならびに輸出入業 |
明和産業株式会社の沿革
続いて、以下は明和産業の沿革です。
1947年7月 | 明和産業株式会社設立(東京都中央区日本橋呉服橋)。旧三菱商事の本店および大阪・名古屋・八幡の各支店の化工品部門ならびに業務部門49名により設立。大阪・名古屋・八幡に支店を設置 |
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1957年3月 | 年間売上高100億円達成 |
1957年4月 | 第1回広州交易会(中国)に参加 |
1959年7月 | 三商と合併。旧三菱商事の木材部門を中心に設立された三商との合併により事業領域が拡大 |
1962年9月 | 中国から「友好商社」に指定される |
1964年4月 | 明和セールスを設立。久美商会(現 クミ化成)に出資 |
1965年3月 | 年間売上高500億円達成 |
1965年5月 | 本店を現在地へ移転 |
1969年9月 | 千葉グラスロン販売(現 東京グラスロン)の設立に参加 |
1971年4月 | 明和産業労働組合を結成 |
1971年10月 | 本部制発足 |
1972年5月 | 十全に出資 |
1973年3月 | 年間売上高1,000億円達成 |
1973年4月 | 東京証券取引所市場第二部に上場 |
1974年8月 | P.T. Pakarti Riken Indonesiaの設立に参加 |
1975年9月 | 東京証券取引所市場第一部へ昇格 |
1980年8月 | ソーケンを設立 |
1980年12月 | 北京(中国)に駐在員事務所を設置 |
1981年11月 | 鈴裕化学に出資 |
1982年9月 | 上海(中国)に駐在員事務所を設置 |
1989年12月 | ホーチミン(ベトナム)に駐在員事務所設置 |
1991年4月 | 太原に駐在員事務所を設置 |
1995年9月 | 天津日石潤滑油脂有限公司の設立に参加 |
1996年9月 | 明和産業(上海)有限公司を設立 |
1999年6月 | 広東華創石油化工儲運有限公司の設立に参加 |
2002年1月 | 赤萩フランジの設立に参加 |
2002年4月 | 明和産業貿易(大連保税区)有限公司を設立 |
2002年5月 | ISO 14001(国際環境基準)認証を取得 |
2005年5月 | 新日石(広州)潤滑油有限公司の設立に参加。華南地区の潤滑油生産拠点として、新日本石油(現 JX日鉱日石エネルギー)との合弁により設立 |
2010年5月 | 青島菱達化成有限公司の設立に参加。リチウムイオン二次電池用負極材の主原料である球形化黒鉛製造のため、三菱化学・青島泰達天潤炭材料有限公司との合弁により設立 |
2012年5月 | Meiwa Vietnam Co., Ltd. を設立 |
2014年5月 | 中期経営計画(2014~2016)をスタート。「自らの機能の強化と成長への挑戦」によって、顧客により高い価値を提供する |
2014年10月 | ソウルに駐在員事務所を設置 |
2015年3月 | Meiwa (Thailand) Co., Ltd. を設立 |
2015年4月 | Thai Meiwa Trading Co., Ltd. を設立。PT. Meiwa Trading Indonesia を設立
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■明和産業の沿革の要点
最初は、1947年7月に明和産業株式会社を設立したところから始まりました。その後明和産業は、1957年3月に年間売上高100億円を達成し、4月には第1回広州交易会(中国)に参加するなど、事業を拡大していきます。そして明和産業は、1973年3月に年間売上高1,000億円を達成し、4月には東京証券取引所市場第二部に上場するなど、勢いを増していきます。2015年4月に明和産業は、Thai Meiwa Trading Co., Ltd. 、PT. Meiwa Trading Indonesia を設立し、現在もますます拡大しています。
明和産業株式会社の事業案内
明和産業の事業内容は、以下の通りです。
■明和産業の化学品事業
明和産業の化学品事業では、特に高付加価値商品の開発を行ってまいります。また世界的に地球環境の保護・改善が問われる中、明和産業は環境問題にも積極的に取り組んでおります。明和産業は、国内外の先端化学品メーカーとの密接な連携による基礎化学品、活性炭、炭素製品、ファインケミカル関連品、石油化学品及び化工品等の国内外市場ニーズへの展開に取り組んでおります。また中国全土のお取引先様に明和産業(上海)有限公司を通じて各種化学品を安定供給しております。
■明和産業の機能材料事業
明和産業の機能材料事業では、電池材料、レアメタル・レアアース、難燃剤、水処理・環境商材を中心に市場ニーズへの展開に取り組んでおります。明和産業は特に、お取引先様への事業支援や育成に積極的に取り組んでおります。中国におきましては、明和産業と三菱化学株式会社との合弁でリチウムイオン電池の負極材原料を生産しております。ベトナムでは、明和産業と第一稀元素化学工業株式会社との合弁でオキシ塩化ジルコニウムの生産を、矢橋グループと合弁で白色石炭石の採掘生産をしております。また明和産業は、レアアースを含む資源開発も進めております。明和産業の難燃剤取引では日本国内のみならず、中国・東南アジアに広く安定供給しております。
■明和産業の石油製品事業
明和産業の石油製品事業は、国内におきましては、JXエネルギー株式会社(JXE社)、三菱商事株式会社の特約店として、石油製品全般の供給体制を整えております。中国におきましては、明和産業とJXE社と中国石油化工集団公司(SINOPEC社)との合弁で「天津日石潤滑油脂有限公司」、またJXE社との合弁で「JX(広州)潤滑油有限公司」があり、各種潤滑油製品を生産しています。また明和産業とJXE社と中国石油天然気集団公司(CNPC)との合作で、新彊カラマイにて、エアコンコンプレッサー用冷凍機油の生産をしています。そしてこれらの潤滑油製品を「明和産業(上海)有限公司」は、全国30数か所の物流拠点、20ヶ所の営業拠点により、中国全土のお客様にジャストインタイムで安定供給をしております。
■明和産業の合成樹脂事業
明和産業の合成樹脂事業では、お客さまとメーカーの双方の立場から最善の価値を創造できる提案を行います。 合成樹脂が使用されている産業分野は自動車、電気・電子、食品包装、日用雑貨、アミューズなど多岐にわたり、その可能性には限りがありません。明和産業は最終製品の性能・機能に着目し、最適な樹脂・加工条件等について提案してまいります。また明和産業は、国内販売のみならず、海外での現法機能を活かした業務に積極的に参画致しております。さらに明和産業は環境対応商品、リサイクル対応商品など積極的に取り組んでおります。
■明和産業の建材事業
明和産業の建材事業では、快適で豊かな生活環境を実現するため、サプライヤーと協働し、お客さまのニーズに応えた各種建設資材の提供に取り組んでおります。 明和産業は断熱材、遮音材、防水材、及び木材製品を取扱い、近年ではエコ化を推進する断熱材、並びにリニューアル分野をターゲットとした防水材などの販売に注力しております。また明和産業は、環境配慮型商品の提案にも積極的に取り組んでおります。長年に渡り築き上げてきた明和産業のネットワークを活用し、お客さまからの信頼とご評価を得られるよう努めて参ります。
■明和産業の金属製品事業
明和産業の金属製品取引は、配管機材類の輸出販売を出発点として、長い歴史と経験を有してきました。現在では、明和産業は鋳鍛造品・バルブ類・配管機材類・製鉄プラント用ロール・鉄鋼二次製品・特殊鋼二次製品の輸出販売を中心として、中国をはじめ東南アジア・インド、また中近東・中南米等へ、全世界に活躍の場を発展拡大させようとしています。明和産業の国内外のお客様との長年のおつきあい、そして、進取の気性。明和産業が最も大切にしていることです。
このようにして事業内容を一覧で見てみると、明和産業がいかに幅広く事業を展開しているかがわかりますね!
「明光和親」の理念の下、様々な事業を通して社会貢献してきた明和産業株式会社!
これまで紹介してきたように、明和産業は創業以来、様々な事業を展開し、社会の発展に貢献してきました。明和産業は「明光和親」の理念の下、人格の尊重と和やかな交わりを大切にして事業を展開してきました。明和産業の社員は、その理念を常に意識して自己研鑽を続け、会社全体の繋がりを強めております。明和産業はそれを基盤に事業を展開し、これまで社会に貢献してきました。これからも明和産業は理念を貫き、社会貢献を続けていくことでしょう。
「明光和親」の理念の下、人の繋がりを大切に事業を展開してきた明和産業の今後の活躍に注目ですね!